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最終更新日:2025/6/30
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大手証券会社の新商品取り扱い開始に伴うシステム開発のプロジェクトに参画しています。自分にとってはこれが初めてのプロジェクトになります。要件定義から携わっており、勝手が分からず大変な面もありますが、開発の流れを大まかに把握することができています。現在は設計を担当しており、この後に続く実装に向けて、お客様と検討した内容を設計書に落とし込む作業を行っています。実装工程では、自分の書いた設計書を元に他の方が実装するというパターンも多いため、第三者が読んでも分かるような客観的な記述を心がけています。
既存プログラムの不具合を見つけた際に、お客様への経緯の説明やそれに向けた資料作成、解消方法の提案等を上長から任されたことです。それまではお客様とのやり取りも上長が中心で、自分が矢面に立って何かを進めることはほとんどありませんでした。今思えば、私のステップアップのためというより上長の作業が逼迫していたためだったのだと思いますが、これを機会にお客様とやり取りすることのハードルがぐっと下がりました。これ以降、お客様との相談にも主体的に動くことが増え、「このプロジェクトには自分が責任を持って関わるんだ」という意識も持つようになりました。元々話すことは得意ではないのですが、このような経験を経て、順序立てて説明するスキルは配属されたばかりの頃より身についたのではないかと思います。
漠然としていて恐縮ですが、「情報」というもの一般に興味があった、というのが大きいです。現代社会では、普段生活していても意識しないほど身近にIT技術が利用されています。それがどんなものか自分の目で確かめてみたかったのと、できるならその一端を担いたいと思った、というのが主な動機になります。また私は文系学部出身ですが、情報の講義を取る機会があったことも一因でした。「文系だからといってIT企業への就職を視野に入れないのはもったいない」と当時の教授がおっしゃっていたので、「選択肢に入れてもいいかも」と考え始めました。この仕事を始めてみて、「自分に向いている!」と思っているわけではないですが、好奇心が必要である点は自分に合っていたかなと思っています。また実際に社会を動かしているシステムの裏側を覗くことで、今まで自分が意識してこなかった社会基盤に対する見る目が変わったのも、この業界に入ってよかったと思う理由の一つです。
就活は正解がなく不安が大きいかと思います。私が就活をしていた時は、どこまで自分を信じるべきか、周りの意見はどのくらい取り入れればいいか等、迷うことも少なくありませんでした。ただ、誰しも譲れない価値観というのがそれなりにあるのではないかと思います。ただ、就活の時点でそれがまだ定まりきっていないこともあるし、時間を経てアップデートされることもあると思っています。ですので暫定的でも何でも、その時々での自分の価値観を指針にするしかないかなと思います。最初から合う場所に行けなくてもいくらでもやりようはあるので、肩の力を抜きつつ、就活生の皆さん一人一人が後悔のないような選択ができることを願っています。