最終更新日:2025/3/6

エアバス・ヘリコプターズ・ジャパン(株)

  • 正社員

業種

  • 商社(自動車関連・輸送用機器)
  • 輸送用機器(船舶・航空・宇宙関連など)
  • 空輸
  • 空港サービス
  • 検査・整備・メンテナンス

基本情報

本社
東京都
PHOTO
  • 11年目以上
  • 電気・電子系
  • 技術・研究系

どんな飛行試験も実現して、ヘリでできることを増やしたい

  • 芝田 耕大
  • 2014年入社
  • 36歳
  • 大阪大学 大学院
  • 工学研究科 電気電子情報通信工学専攻 卒業
  • 技術部 機体テスト課
  • 飛行試験の計画、実施。必要となる試験の決定。

就職活動について

選考を受けた主な業界
  • プラント・エンジニアリング・環境
  • 電子・電気・OA機器
  • 総合商社
  • コンサルティング・シンクタンク・調査

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 世界を舞台に活躍する仕事
  • チームワークを活かす仕事
  • 資格・専門能力が身につく仕事
現在の仕事
  • 部署名技術部 機体テスト課

  • 勤務地兵庫県

  • 仕事内容飛行試験の計画、実施。必要となる試験の決定。

これまでの経験

会員限定コンテンツ

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1日のスケジュール
8:45~

子供を保育園に送り届けてから会社に到着。
三宮からバスを利用しています。

9:00~

朝の技術部のミーティングを実施。
飛行試験の専門家として、進行中の各種プロジェクトに対して、進捗状況や技術的な課題について議論します。

10:00~

フライトのある場合は、できるだけ気流の安定した午前中に実施します。
クルーでのブリーフィング、1~2時間のフライトテスト、デブリーフィングを行います。

13:00~

フライトテスト結果を分析担当と相談。
次のフライトを計画通りに進めるか、変更が必要かを検討します。
次のフライトまでに必要な対応をメカニックやパイロット等、チームに共有します。

14:00~

ある機体の飛行試験キャンペーンを実施中でも、ほかのプロジェクトの証明方法の決定や、試験準備を進める必要があります。

飛行試験のないタイミングには、適宜、試験計画やレポートの作成、チームの作成した証明書類のレビューなどを行います。

16:30~

時差の関係で、フランス、ドイツのチームとのミーティングは昼の遅めの時間から始めます。
AHJで実施する改造に対する試験計画を本社のチームに説明し、計画に不十分なところがないか検討します。
本社の知見を得ることができる機会となるため、理解を深めるとてもよい機会となります。

17:30~

定時になると、片付けて業務を終えます。
忙しい時期は残業対応も行いますが、フライトクルーとして確実な業務を行うためには十分な休息は必須なので、無理しないように計画しています。

現在の仕事内容

フライトテストエンジニア及び機体テスト課の課長として、各種試験を取り仕切っています。

そもそもフライトテストエンジニアとは、技術者の観点から試験計画の立案と、安全な飛行試験の実施を司る役割を担うものです。
技術的な知識を要するだけではなく、フライトクルーとしての役割もあることから、特別な訓練が必要とされ、私の場合は、2023年にヨーロッパで1か月、アメリカで半年の訓練を修了しています。

日本での試験をうまく実施するだけではなく、見知らぬ国外での試験準備など、幅の広い業務を担っています。


一番印象に残っている仕事

2024年に実施した中国での飛行試験が一番印象に残っています。
エアバス・ヘリコプターズ・ジャパンのメンバーだけではなく、現地のチーム、お客様となるオペレーター、フランスからのパイロットと協力し、安全に飛行試験を実施することができました。

国や、組織によっていろいろ仕組みが変わるのですが、機体の性能と品質、クルーの能力と準備、許認可を含む適切なプロセスの、本質的に安全な飛行に必要となる三点に注視し、無事試験を完遂することができました。


この会社に決めた理由、会社のいいところ

ヘリコプターという機械に対する単純な好奇心と、日本だけでない活躍の場を期待して興味を持ちました。
ニッチな領域ではありますが、高度で複雑な技術の結晶であるヘリコプターを改造し、その安全性を証明していく過程は、高い専門性が身につく場だと感じています。
日本のお客様、担当官庁の方々、社内外の外国人等、幅広い方々と仕事を進める必要がある環境をは、今後どこでもやっていけるという自信を持てるとてもよい環境です。

あとは、難しいことに挑戦することを推奨する文化があることもいいところだと思います。
問題を起こしてしまった際も、「失敗しない唯一の方法は、何もしないことだ」、と言う言葉をかけてもらったのが印象に残っています。


学生時代の経験で今の仕事につながっているもの

学生時代、1年間スロベニアでインターンシップを行っていました。
振り返ってみて一番役に立っているのは、語学というよりも、異なる背景を持つ人たちと楽しく働いていく経験ができたことのように思います。

また、研究では、ある分野の最適化を課題としていました。
物事をモデルとしてとらえて、本当の問題点を理解していく思考プロセスは、広く活用する機会があります。


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