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最終更新日:2025/3/6
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部署名業務本部技術部設計課
勤務地兵庫県
仕事内容ヘリコプターの装備品の設計
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会社の通勤専用バスで通勤。9時に始業しメールの確認や返信を実施。
顧客の要求の仕様を基に3D CADソフトを用いて3Dモデルを作成。
12時から13時頃までが休憩時間のため、会社のカフェテリアで同僚と食事(会社で注文したお弁当)。
午前中に作成した3Dモデルを基にして、3D CADソフトを用いて部品の製作・組立や取付のための図面を作成。
自分が担当した設計に関する問い合わせが製造部門からあり、製造部門の方と製品を見ながら確認。
技術書類を点検・承認する役割も担っているため、同じチームのエンジニアが作成した書類や図面を点検・承認。
終業。会社の前から主要な駅まで路線バスが出ているため、その路線バスに乗って帰宅。
エンジニアとして、ヘリコプターへの装備品取り付けに関する構造設計の業務を担当しております。具体的には、3D CADを用いた3Dモデルや図面作成、強度解析、航空機の安全基準やレギュレーションへの適合性を証明するための書類作成、装備品の適切な整備・運用を支援するためのマニュアル作成や、装備品の製造・取り付けを行う現場への作業指示書作成などを行っております。また、Technical Verification EngineerとCompliance Verification Engineerという役割も担っており、技術的な観点やコンプライアンスの観点で他のエンジニアの作成した図面や書類を点検・承認もしております。
ヘリコプターに消防防災用の装備品を取付ける規模の大きなプロジェクトがあり、構造設計の主担当として携わることがありました。プロジェクトは規模が大きなこともあり、納期の順守や航空機の安全基準やレギュレーションの取得に関することなどでクリアしないといけない課題が多くあり、身体的にも精神的にもきつい仕事となりました。しかし、その消防防災ヘリコプターが災害の救助作業に貢献しているニュースを見て、もちろん、それは現地で活動する隊員の方々の活躍があってのことではありますが、自分の仕事が人命救助という形で社会に貢献できていることを実感し、エンジニアとして安全性や信頼性の高い製品を設計することの責任の重さや、仕事のやりがいを感じました。
私がこの会社を選んだ理由は、親会社のエアバス・ヘリコプターズやそのグループ会社のエアバスは航空機製造業界のリーディングカンパニーであり、この会社で働くことにより業界の最先端の技術やノウハウに触れることができ、エンジニアとして成長することができると考えたためです。会社のいいところとしましては、まずワークライフバランスへの配慮が挙げられます。昨年末に第一子(長女)が誕生した際、私は3ヶ月間の育児休業を取得させていただきました。周囲にも育児休業を取得する男性社員も多く、上司や周りの方々の理解やサポートが非常に得られやすい環境だと感じました。また、多様な国籍の社員が在籍しており、業務においても海外関連のプロジェクトが多いことから、様々なバックグラウンドを持つ方々と協働できることは、私にとって大変貴重な経験となっております。
学生時代は工学を専攻しており、そこで培った3D CADや材料力学の知識は、現在の業務における重要な基盤となっていると思います。学業に加えて、学生時代にはドラッグストア店員、土木作業員、リゾート施設スタッフといった多様なアルバイトも経験しました。これらのアルバイト経験は、一見すると現在の業務と直接の関係はないですが、立場や状況の異なる人々と協働するためのコミュニケーション能力やチームワーク、現場で発生する課題に対応する問題解決能力など、社会で働く上での実践的なスキルを身につける貴重な機会となり、それらが現在の仕事の仕方などにも繋がっていると感じます。 また、様々な業界の現場に触れたことで視野が広がり、それが現在の仕事を進める上での柔軟な価値観や多角的な視点の形成に繋がっていると思います。
入社8年目にヘリコプターの実機の確認と本社のエンジニアとの調整を目的として3日間フランス本社に初めて出張する機会がありました。3日間という短い期間ではありますが、複数のミーティングなどに参加し本社のエンジニアと議論をする機会がありましたが、私自身の英語のコミュニケーション能力の未熟さを痛感する場面が多く、特に技術的な用語が多い議論では意図を正確に伝えたり、相手のニュアンスを掴んだりするのに苦労しました。加えて、私一人での出張でしたので、限られた時間の中で、一人ですべてに対応しなければならなかったため、プレッシャーも大きかったです。片言の英語でも積極的に議論に参加し、本社のエンジニアと対話できた経験は、技術的な理解を深める上で非常に有意であったし、また人間としても成長できる経験であったと思います。