最終更新日:2025/4/25

(株)アグレックス【TISインテックグループ】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 情報処理
  • ソフトウエア
  • 各種ビジネスサービス・BPO
  • インターネット関連
  • 専門コンサルティング

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

技術力と提案力をミックスし、ビジネスの新しい波を創造する

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若手&中堅社員の仕事の中身に迫る

システムエンジニアとして最前線で活躍している3名の先輩たちは、顧客の課題解決のために試行錯誤しながら目の前の業務に挑んでいる。それぞれの仕事内容や将来の目標などに迫ってみた。

O・Kさん
DXインテグレーション部
総合情報学部総合情報学科卒
2020年入社

H・Kさん
西日本クラウドソリューション部
経営学部経営学科卒
2017年入社

M・Sさん
デジタルトランスフォーメーションパートナー第2部 主任
大学院電気電子工学専攻修了
2016年入社

※取材時

会社の雰囲気は?

人柄の良さでアグレックスを選んだO・Kさん。仕事中、わからないことがあれば親身になって教えてくれる先輩がそろっているから、前を向いて働きつづけることができている。
入社以来、H・Kさんは西日本の拠点に所属している。社員の声をもとに良いものはどんどん取り入れる風土があり、若手も自分自身も意見をしっかりと発信できるという。
M・Sさんは現在、ほぼ100%テレワークで働いている。部署や案件によっては出社する社員もいるなど、同じ社内でも多様なワークスタイルが共存しているという。

【O・Kさん】RPAの専門家として、着実に階段を昇りつづける

大学時代は文理融合系の学部で主にメディアについて学んだのですが、少しだけITについて触れる講義もあることから、先輩の就職先は情報系がかなりの数を占めていました。私はIT業界にそれほど詳しかったわけではないものの、成長が期待できる業界だという認識はあり、まずは先輩に倣ってIT系企業を探していくことに。東京オペラシティというお洒落な場所に本社がある点に興味を持って、当社の説明を受けてみました。その際、会話の中で人事担当者の人柄の良さがにじみ出ていて、「ここに入りたい」と直感したのが入社の決め手となりました。

ITに関しては未経験も同然でしたが、内定後や入社後の研修で基礎的な部分を教えてもらえたおかげで、土台となる部分はしっかりと作れたと思います。配属後は業務自動化のRPAを扱うチームに所属。RPAツールを駆使しながら、さまざまな企業のルーティンとなっている業務の自動化に挑んでいます。

最初は先輩に付いていくつかの案件を担当しましたが、ツールの使い方がよくわからず、苦戦することが多くありました。それでも業務に対して真っすぐ臨んで、ひたすらシステムを触り、わからないことは先輩に質問をするという繰り返しの中で、一つひとつ習得してきました。先輩も丁寧に指導してくれましたし、研修なども適宜、社内で開かれていたので、学べるチャンスが整っているのは安心でしたね。

2年目の終わりからの半年間は、クレジットカード業界のお客さま先に常駐。ここでお客さまの要望にダイレクトに応えていくことで経験を積みながら、「RPA技術者検定 エキスパート」試験にも合格しました。自信がつきましたし、これをきっかけに先輩からの期待値も変わってきたように思います。実際、先輩から作り方などを相談されるようになり、自分が少し成長した手応えも得ています。

お客さまに近い場所にいるため、私が作ったシステムによって業務が楽になっている様子が見て取れるのが何よりのやりがいです。頑張って良かったと思うと同時に、もっといいモノを作れるようになりたい、と気持ちを新たにする瞬間でもあります。今後は先輩に頼ることなく、一人で案件を担当できるように自分を高めていこうと思っています。

【H・Kさん】お客さまの近くで開発するからこそ、得られるやりがいがある

企業研究を始めた頃は不動産や住宅メーカーの営業職を考えていました。しかし、幅を広げて見てみようとIT業界も応募するようになった頃に当社と出会いました。面接を通して温和な社風が伝わり、自分にマッチしていると感じ、次第に志望度が上がっていきました。IT業界に飛び込むことには不安があったものの、性格上、突き詰めて考えることが好きだったので、思考力が求められるSEとしてもやっていけるだろうと思い切って入社を決意しました。

以来、顧客管理や営業支援、マーケティングなどの機能を網羅したクラウド型システムに関する開発・保守を一貫して手掛けてきました。1~2年目の頃は導入済みのシステムの保守メンテナンスをしつつ、追加機能の開発などを手掛けました。技術的な壁に突き当たることもありましたが、先輩とのやり取りを経て基礎を身に付け、3年目にはゼネコンの営業向けシステムの開発に初期段階から参加。一人で黙々と作業することが多かった保守時代とは違い、開発ではチームとしての行動が主体となります。自分がチームの中でどのように動くのか、チームのメンバーと目の前の作業を何のためにするのか認識を合わせないとチームがうまく機能しません。チームでプロジェクトを進めるための基礎を学べたのは、自分にとって大きな収穫でした。

その後、IT系企業への新規導入案件を担当するチームへ異動。お客さまに要件をヒアリングし、プロジェクトそのものの進め方を考えていく部分にも、深く携わりました。そこで提案の仕方も磨いた後、同じIT企業の次のステップにおける開発で、私が主担当として仕事をするようになりました。さまざまな物事を判断するのが私の役割であるのですが、独断で進めてはいいシステムはできあがりません。お客さまや上長、ほかのメンバーらと密にコミュニケーションを取って判断材料を増やすとともに、事前に入念な準備を欠かさないようにしています。進むべき方向を予測しておく努力が、円滑なプロジェクト運営につながると実感する日々です。

お客さまに近い場所で開発しているだけに、システム導入後に「使いやすくなった!」といった喜びの声をいただけるのはとても嬉しいです。今後リーダーとして多くのメンバーを率いるマネジメント力も必要となるでしょう。先輩の仕事を見ていいところを“盗む”とともに、技術面が疎かにならないように、最新のITの動向もいち早く掴んでいきます。

【M・Sさん】マネジメント力を磨いて、さらなる高みを目指したい

電気電子工学の中でも情報系を中心とした研究に携わってきた私は、システムエンジニアを目指して会社探しをしていました。規模もそれなりに大きく、社会的評価も高い点に魅かれたのが、アグレックスを選んだ理由。入社してからは約3年にわたり、証券会社のエンドユーザー向けシステムの保守・運用を行いつつ、新機能の開発などにも関わってきました。

大学院でプログラミングをしていたので、システム開発に関してはそれなりに自信があったつもりでした。しかし、周囲の先輩たちの高いレベルの知識や技術に触れ、最初は自分の至らないところを痛感させられてばかりでしたね。まずは先輩の真似をして、わからないことは質問をする。がむしゃらになって学びを重ねていきました。

2年目になると保守が主体となったこともあり、プロジェクトの規模が縮小。参画メンバーが減った結果、お客さまとのやり取りや機能追加に関して、私も前面に出ることになりました。入社前は、SEはPCの前で作業するというイメージでしたが、実際に仕事をしてみると、人と人とのコミュニケーションなしには到底成り立たないことがわかりました。

現在はクレジットカード会社のクラウドサービスのシステムに関して、構築と運用面を担っています。直近ではカード営業の担当者が客先で使うシステムを開発したほか、Web上でエンドユーザーが新規発行手続きをするシステムも担当しました。コロナ禍での新規会員獲得の機会向上など、ビジネスチャンスの拡大にも貢献できていると思います。また、トラブルが発生した際に誠意をもって対応したおかげでお客さまからの信頼も高まり、現在はマネジメント面も一部担うプロジェクトリーダーに昇格。お客さまとのやり取りは当然のこと、10名ほどのメンバーのタスク管理にも携わっています。

入社した頃は開発者志向だった私も、お客さまとの多くのやり取りを経て、マネジメント力を磨いていきたいという思いが強くなっています。人と会話をしたり後輩の面倒を見たりするのは性に合っていると思いますから、これからもプロジェクト運営を究めていきたいですね。

学生の方へメッセージ

■企業研究の時期ほど、多様な企業の内側に入れる機会はありません。いろいろな企業に出向いて、いろいろな人との出会いを重ね、そのうえで自分に合った企業を見つけてください。私が求めるのは、人と関わるのが好きな人。ITといってもPCの前で黙々と作業するだけではなく、多くの人とコミュニケーションをとりながら仕事をしていくということは忘れないでください。
<O・Kさん>

■仕事でもそうですが、会社探しでも大事になってくるのは事前準備だと思います。企業を調べるのは当然のことながら、自分自身がどんな人間であり、今後、どうなりたいのかを見つめ直す時間を取ることが、悔いのない会社探しにつながっていくのかもしれません。当社の場合、教育研修面が整っているだけに文系出身でも問題ないです。多くの学生に興味を持ってもらいたいですね。
<H・Kさん>

■私の同級生に物凄く優秀な人がいたのですが、コミュニケーション面で壁にあたり、会社探しに苦戦していました。普段から人と話をする機会をたくさん持って自分を磨いておけば、会社探しで社会人と話をするなかでも活きてくると思います。入社前に実践的な技術力を身に付けるのは難しいですが、コミュニケーションならば研鑽できる場は多々あるものです。学生時代は人と接する機会を増やすのを心掛けましょう。
<M・Sさん>

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取材に応じてくれた3人の若手・中堅社員たち。まったく別の部署で働いているが、全員がコミュニケーションを大切にし、近くの先輩を目標に頑張っている姿が印象的だった。

マイナビ編集部から

独立系の大手総合IT企業、TISインテックグループの一員でもあるアグレックス。
同社はBPOとSIをかけ合わせたサービスの提供を通して、ビジネス課題を根底から解決するソリューションの提案に勤しんでいる。

一般的にITスキル、顧客の課題解決力、ともに高いレベルでのスキルを求められるのがIT業界だが、文系・理系は一切不問で採用しているそうだ。入社後に開催する3カ月間にわたる基礎研修、OJTを通したバックアップ制度が整っているから、学ぶ意志さえあれば着実に成長を遂げられるという。

一方、ITの素養がある人材ならば、一歩も二歩も早くスタートダッシュを決めることができるだろう。取材に応じてくれた3人の先輩の仕事内容からも想像できるように、若手にもどんどんチャンスを与えてくれる会社だからだ。AIやRPAなどの最新技術にも果敢に取り込んでいるため、挑戦しがいのある領域が広がっていると感じた。

ただし、同社の場合、やみくもに技術を導入するのではなく、顧客に近い立ち位置で課題解決をするという点に重きを置いている。技術とビジネスを融合させた視点で働きたいという人には最適な環境の会社だともいえる。

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採用担当の皆さん。「全ての社員が安心して働けるように、テレワークや多様な社員の活躍推進、残業時間の削減といった取り組みも進めています」

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