最終更新日:2025/3/25

興研(株)

  • 正社員
  • 上場企業

業種

  • その他メーカー
  • 医療用機器・医療関連
  • 設備工事・設備設計

基本情報

本社
東京都
PHOTO
  • 10年目以内
  • エネルギー系
  • 技術・研究系

人命を「護(まも)る」を作る

  • M・F
  • 2017年入社
  • 新潟大学大学院
  • 自然科学研究科 材料生産システム専攻 卒業
  • 特需ディビジョン 技術開発セクション
  • 技術職

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 高品質・高性能にこだわる仕事
  • 形の残る仕事
  • 豊富なアイディアを活かす仕事
現在の仕事
  • 部署名特需ディビジョン 技術開発セクション

  • 仕事内容技術職

現在の仕事内容

私は現在、マーケティング本部 特需ディビジョンに所属しています。

当部門では主に官公庁向け製品を取り扱っており、そこで技術職として製品の研究開発業務に従事しています。
業務は主に3DCADを用いた製品の設計業務を行っています。他部門と協力して自らが作製した試作品の評価や量産立ち上げ、発売後製品のフォローやユーザー対応まで、仕事内容は多岐にわたります。
主に防じんマスクや防毒マスクを取り扱っていますが、製品の高性能化に伴い機械や電気、化学などの幅広い知識が求められることが多いため、日々勉強です。

最近では自然災害発生時や新型コロナ感染症拡大の影響で、当社の製品が使用されているところをニュース等で見ることが増えました。
実際に製品が世間の役に立っているところを見るととてもやりがいを感じますし、より良い製品を作ろうというモチベーションにもつながっています。


興研に入社を決めた理由 (志望動機)と入社後の印象やギャップ

大学では有機化学を専攻しており、化学実験の際に防毒・防じんマスクを使用していたため、どんな仕組みなのだろうと興味を抱いていました。
また、警察や消防、自衛隊などの保安系職種にも興味があったため、関連企業を調べているうちに当社を見つけました。

防毒・防じんマスクを普段の生活で目にすることはあまりないかもしれませんが、自動車産業や鉄鋼業、化学産業など、日本を代表する産業分野や医療分野で人々の健康や命を守るために必ず使用されています。
人々の健康や命を守ることに大きな使命を持っているマスクの研究や開発に携わりたいと思い、当社に決めました。

入社後の印象として、若手でも多くのチャレンジをさせてくれる会社だなと感じることが多かったです。
開発業務のみならずマーケティング業務や製造業務など多岐にわたり、実際に入社1年目から展示会での主力製品のPR活動や、国内の製造現場や海外の製造現場(テクノヤード、SIAM KOKEN LTD.)での業務を経験しました。
何事も初めてで不安なこともありましたが、先輩方にしっかりとサポートして頂きました。


入社してからこれまでの歩み

入社してからこれまでに技術本部、製造本部、マーケティング本部を経験しました。
初めに配属されたのは技術本部 開発部でした。開発部は主に新製品の開発を担当する部門です。製品開発について右も左もわからず不安に思うこともありましたが、開発業務を通じて仕事の進め方を先輩方から教えて頂き、製品開発の基礎を身に付けられました。
開発部に2年在籍後、製造本部 所沢テクノヤードへ異動しました。製造側の目線で製品に携わることで、現場の意見や苦労を体感することができました。この経験を活かし、現在の設計業務でも「製造のしやすさ」を考慮した製品開発を心掛けるようにしています。
1年製造現場を経験した後に、現在所属しているマーケティング本部 特需ディビジョンに異動となりました。他の2部門とは異なり、販売企画を担当する部署と協力して業務を行います。製品に対してユーザーから直接意見を頂く機会があるため、自分が気づけなかった製品の良い点や改善点を気づかされることもあります。

短期間で様々な部署を経験することは大変でしたが、その分技術的な知識を得られたり、他部署とのつながりを持てたことは、仕事をする上でプラスな経験でした。


学生時代の専攻分野がどう活きているか

私は学生時代に有機化学を専攻しており、研究の日々を送っていました。現在の仕事内容である設計開発とは全くの畑違いであり、大学の専攻内容とは異なる業務を担当しています。

ただ、製品開発や改良をする上で、必ず「なぜ」という現象が起きます。例えば試験をしたときの想定よりも結果が良かった、悪かった時は必ず考察をして「なぜ」そうなったのか考えます。これは学生時代の研究と同じです。そこから何か新しい発見があって、役に立てたらうれしいですよね。
最初は畑違いで大丈夫かなと思うこともありましたが、研究も製品開発も手法が違うだけで基本的な考え方は同じだと思います。

実際の製品開発には、技術的な内容から製品市場など様々な知識が必要で、一から勉強することもあります。専攻外だからと気おくれせずに、一つでも興味があることがあれば是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。


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