最終更新日:2025/4/11

(株)オオゼキ

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • スーパーマーケット
  • 給食・デリカ・フードビジネス

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

【座談会】精肉、青果、鮮魚。「食」のスペシャリストを目指す先輩社員たち

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「食」がわかれば世界が広がる!オオゼキならではの魅力と成長

●汐田 景/精肉部チーフ(15年目)
●長谷川 隼人/青果部サブチーフ(9年目)
●市原 稚菜/鮮魚部(7年目)

「個店主義」を掲げるオオゼキでは、どのような働き方やキャリアが実現できるのだろうか。自ら希望した精肉、青果、鮮魚の各生鮮3部門へ所属し、日々オオゼキの店頭に立つ先輩社員たちに、それぞれの入社理由や仕事内容、オオゼキで働く魅力などについて語り合ってもらった。

この仕事の「おもしろさ」は?

「同じ種類のお肉でも、パックするサイズなどによって、売れ行きが大きく異なることです。時間帯や客層ごとの最適な売り方を常に模索しています」(汐田さん)
「青果は傷みやすい食品。そのため、常に売り場に出ている商品には気を配り、新鮮な状態でお客様に提供することを心がけています」(長谷川さん)
「接客を通じてニーズを汲み取れることです。お客様の声から人気商品が生まれることもあるので、接客中は『お客様は何を求めているのか』に気を配っています」(市原さん)

「専門的な技術を持った大人ってかっこいいな」と思ったのが入社のきっかけ

【汐田】まずは「なぜオオゼキに入社したのか」を聞きたいんだけど、市原さんはこの中では一番の若手だよね。入社理由は何だったの?

【市原】私はもともと食べることが好きで、飲食業界を中心に就職活動をしていたんですが、ある合同企業説明会でオオゼキのことを知って「スーパーもありだな」と方向転換しました。オオゼキは個店主義で、現場の人たちが仕入れや商品づくりをするから、より食の専門性が高められると思いました。

【汐田】それは僕も同じだな。僕は学生時代、居酒屋のキッチンでアルバイトをしていたんだけど、上司が牛スジ肉を綺麗にさばいている姿を見て「専門的な技術を持った大人ってかっこいいな」と思ったんだよね。だからスーパーの精肉部で働きたいと思ったし、なかでもオオゼキは希望部署に必ず配属されるから、迷わず入社を決めたよ。

【長谷川】自分は学生時代を通して、ずっとサッカーをやっていたので、「体を動かす仕事がしたい」と思ってオオゼキの青果部を希望しました。学生時代に住んでいたマンションの最寄りのスーパーがオオゼキで、頻繁に利用していたんですが、スタッフが店頭に出て接客や陳列をしているイキイキと働く姿を見て、「ここなら充実して働くことができる」と思いました。

【汐田】オオゼキの生鮮3部門は社員が積極的に接客するし、「厨房にこもったまま」にならないのが良いよね。長谷川くんは、今どんな仕事を担当しているの?

【長谷川】店頭や店内の売り場づくりや仕入れ、品出しなどを担当しています。早くチーフに昇格して、管理の仕事もしてみたいです。

【汐田】チーフになると仕事の自由度が広がって、もっと仕事が楽しくなるよ。僕の場合は、精肉の商品作りや仕入れのほかに、商品の値段を決めたり、精肉部門の売上や利益の管理をしたりしているよ。やっぱり、自分のアイデアでお店の売上が上がると、やりがいも大きいよね。市原さんは、もう売り場の担当をしているの?

【市原】はい。鮮魚の切り身のコーナーを一人で担当しています。オオゼキは仕入れる魚の種類が多くて、常時20種類ぐらいの鮮魚が売り場に出ているので、入社当時は魚の名前を覚えたり、さばき方を身に付けたりが大変だったんですが、今ではどんな魚がきても、すぐに切り身にできます!

スーパーの商品に詳しくなることは、毎日の生活を楽しくすること

【汐田】7年目で、その腕前はすごいね!

【市原】ありがとうございます!入社するときに、鮮魚部門を選んだ理由も「包丁さばきや調理のスペシャリストになりたい!」と思ったからなので、業務のなかでスキルを磨けているのは嬉しいです。今後は、この経験を生かして、調理師免許も取得しようと思っています。

【汐田】精肉部・鮮魚部で働く魅力は「手に職を付けられること」だよね。「食」に関する専門的な知見は幅広い業界で求められるし、世間的にも価値の高いスキルだと思うよ。今は変化の激しい時代だし、今後の先行きに不安があるなら、身に付けておいて損はないよね。

【長谷川】それに、この仕事をしていると、世の中の動きにも敏感になって、社会人としても成長できると思います。

【市原】たしかに。私もそれは感じます。テレビのニュースで「今年のサンマは高い」と報道された日には、お客様からサンマに関する質問が相次いで、「スーパーの仕事って、世の中の動きと密接に関わってるんだな」と実感しました。

【汐田】そうだね。だから、世の中の動きにアンテナを張って、トレンドを先取りした商品展開をすることが大事なんだよね。

【長谷川】自分が所属している店舗では、最近、人参・玉ねぎ・じゃがいもがパックになった「カレーセット」や、野菜やキノコがパックになった「鍋物セット」を展開しています。これは新型コロナウイルスの問題を受けて、「買い物をする時間をできるだけ短くしたい」というお客様が多かったことから、考案されたアイデアでした。

【汐田】それはいいアイデアだね。そうした世の中の動きを先読みする力がつくと、仕事でも成果を出すことができるし、生活者としても得をするよね。商品が安くなったり、高くなったりするタイミングが把握できるから、自然と「賢い買い物」ができる人になれるよね。

【市原】私もオオゼキで働きはじめて、世界が広がって、普段の生活が違った見え方をするようになりました。生活に根付いた商品に詳しくなることは、毎日を楽しくすることでもあるんですよね。

自分の「ファン」を作れる仕事、それがオオゼキの魅力

【汐田】ところで、オオゼキはスーパーのなかでも、接客を通じたお客様との触れ合いが多い会社だと思うんだけど、二人は接客にまつわるエピソードはあるかな?

【市原】「今日は何を買えばいい?」とよく聞かれます。鮮魚は季節や天候の変化によって仕入れる種類が変わってくるので、その日にオススメの商品を適した調理法を添えてご提案すると、とても喜んでいただけるので、仕事のやりがいになっています。

【汐田】自分の専門性でお客様に喜んでもらえるというのは嬉しいことだよね。僕も、以前70代くらいのお客様が「孫においしいお肉を食べさせてあげたい」とおっしゃっていたから、いろいろなお肉とそれに適した調理法をご紹介したら、とても感謝されたことがあったよ。

【長谷川】青果部門だと、お客様に「あなたが選んで!」と野菜選びを頼まれることがよくあります。以前、あるお客様にアボカドを選んで差し上げたら、それ以来、アボカドをお求めになるたびに「アボカドのお兄さん!どれがいいかしら?」って声をかけてくださるようになって、とても嬉しかったです。

【汐田】「アボカド担当」になったんだ(笑)。

【長谷川】はい。それ以外にも、デコポン選びをお手伝いしたお客様にはバレンタインのチョコレートをいただきました(笑)。

【汐田】オオゼキはそうやって社員の「ファン」になってくださるお客様が多いよね。僕の部下の二人も、それぞれ親しくしてくださっているお客様がいるよ。そうした接客を通じて、オオゼキに愛着を持っていただけるのが、もしかしたらこの仕事の一番のやりがいかもしれないね。

【長谷川】はい。自分もお客様の喜ぶ姿を見るのが一番のモチベーションです。青果部門では、仕入れが上手くいった日には、青果の価格を下げることがあるんですが、表示している価格を下げた瞬間に、商品にお客様の注目が集まり、売れ行きが良くなると、「やった!」と嬉しくなりますね。

【汐田】目の前でお客様が喜んでいる姿を見れる仕事って、意外に少ないからね。お客様との距離が近くて、その反応が伺いやすのもオオゼキの魅力のひとつだよね。

学生の方へのメッセージ

【市原】入社したら、自分のやりたいことをどんどんアピールした方がいいと思います。オオゼキは柔軟に希望を受け止めてくれる会社なので、尻込みしているのはもったいないと思います。実際に、私はいまでも色々な希望をチーフに伝えています。

【長谷川】オオゼキの良いところを知るために、説明会やインターンシップに参加してみることをオススメします。オオゼキは仕事の面白さだけでなく、福利厚生や教育環境が充実しているなど、様々な魅力が詰まっている会社です。なので、できるだけ多くの機会でその魅力に触れてほしいですね。

【汐田】学生の皆さんには、オオゼキに入社するかどうかに関わらず、「やってみたいこと」を選んでほしいと思います。就職活動の基準は会社の規模や福利厚生など様々ですが、私自身、社会人を10年やってきて掛け値なしに思うのは、やってみたいことを仕事にするのが一番だということです。どんな仕事にも辛いことや、苦しい時期はありますが、やりたいことを仕事にすれば、自然に努力できますし、日常的な業務のなかにも面白味を見出すことができます。それが結果的に、社会人生活を楽しく過ごすことにつながるのではないかと思っています。

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精肉、鮮魚、青果、それぞれの分野でプロフェッショナルを目指す先輩たち。正社員が多いため、比較的年齢の近い先輩や上司も多いので、助け合える職場環境です。

マイナビ編集部から

68年以上の歴史を持つスーパーマーケット・オオゼキ。東京周辺に居住する方なら、一度は目にしたことがある、馴染み深いスーパーだ。

その特徴は、仕入れから販売までを各店舗の裁量で行う「個店主義」と「生鮮食品の新鮮さ・種類の豊富さ」。本社の方針ではなく、顧客目線を最も重視し、来店客のニーズへの細やかな対応を実現するために、各店舗の権限を最大限確保している。

そのため、その店舗で働く社員の裁量も、一般的なスーパーに比べて大きくなる。なかでも、今回取材した生鮮部門は、商品の切り方や食べ方の提案など、様々なアイデアを仕事のなかに盛り込むことができる、非常に自由度の高い環境だ。自らのアイデアを店舗に反映できる、やりがいに満ちた仕事である。

さらに、それが年数や経験を重ねてからではなく、入社間もなくの若手社員でも実践できるのは、大きな魅力ではないだろうか。

「若い頃から、自らのアイデアを発信して、活躍したい」。そう考える方にとって、オオゼキは格好の舞台を用意してくれる。スーパーマーケットという業種・業態をこれまで視野に入れていなかった学生も、オオゼキの特別な職場環境や働き方に、ぜひ触れてみてはいかがだろうか。

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首都圏を中心に展開するオオゼキ。都市に暮らす人々の生活に寄り添い、地域を支える、まさに人々のライフラインともいえる場所だ。

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