最終更新日:2025/5/2

(株)愛誠会【アイセイ薬局グループ】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 福祉サービス
  • 給食・デリカ・フードビジネス
  • ホテル・旅館
  • イベント・興行
  • 医療機関

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

利用者さまと同じように、社員一人ひとりが輝ける職場だから、働きやすさは抜群!

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グループホームで活躍する若手&中堅インタビュー!

認知症の高齢者の自立した生活を支えるグループホームを中心に、多彩な介護施設を展開している
「愛誠会」。その最前線で活躍する若手・中堅社員、施設長の3名に、日々の仕事内容や今後の目標について伺いました。

★「はなまるホーム東浦和」サブリーダー
 菅原 拓海さん(写真左)
 2020年新卒入社

★「はなまるホーム前野町」介護福祉士
 土屋 満由季さん(写真中央)
 2019年新卒入社

★「はなまるホーム草加松原」施設長
 有村 雄祐さん(写真右)
 2014年キャリア入社

先輩社員の横顔

役職者として責任を持って指示を出せるよう、今後も介護知識を強化したいと語る菅原さん。休日は十分に取れており、自分の時間が足りないと感じたことは一度もないそうだ。
仕事と勉強を両立しながら、4年目で介護福祉士の資格を取得した土屋さん。次はケアマネジャーの資格取得を目指し、さらなるスキルアップに励んでいるところだ。
スピーディにキャリアアップを遂げ、30代で施設長として活躍中の有村さん。理想とする施設づくりを実現し、利用者さまやスタッフに貢献できることにやりがいを感じている。

想像以上にやりがいに満ちた仕事。頑張りを認めてくれる会社だから、士気高く励める!

同じ学校出身の先輩が当社で勤務していて、先生に勧めてもらったことが応募のきっかけ。利用者さまを大切にしている様子に魅力を感じ、入社を決めました。知識ゼロからのため新人時代は指示をこなすので精一杯でしたが、2年目になり、後輩からの質問に答えられない自分に気づいて目が覚めました。以降は必死に勉強するようになり、4年目の春には介護福祉士の試験に合格。介護技術も先輩の様子を真剣に見て学ぼう、という姿勢に変えることができました。

こうした変化を施設長や本社の人々が見ていてくださったのか、入社5年目でサブリーダーに昇格。施設の広報誌「はなまる通信」を作成したり、金銭管理をしたり、ご家族の対応や施設内ミーティングの取りまとめをしたりと幅広い業務を担っています。苦手なPC作業にも奮闘していますが、この役割を担うことには期待感があり、今まで以上に明るくオープンな施設づくりに貢献していくことが目標です。直近ではクリスマス会を企画。イベント回数も増やして盛り上げていきたいです。

総勢13名のスタッフは皆、年上なので敬意を持って接することを心がけていますが、最近は頼ってもらえる機会も増えてきました。長年チームスポーツをやってきたので、全体の中で果たすべき役割は意識しています。できる仕事は積極的に行って施設長を支えたいという気持ちもありますし、後輩の成長は自分の責任だと思っており、伝えるべきと思うことがあれば、真剣に話し合う機会も設けています。

ケアで体力を使うゆえの日々の疲労感はありますが、それ以上にやりがいに満ちた仕事だと感じています。利用者さまは認知症を患っているので、何度もはじめましての挨拶をすることが珍しくありません。そのような中で、ある利用者さまが「仕事慣れてきた?」と聞いてくださったときには「覚えてくれているのだな」と感動して涙が溢れました。なりたくて認知症になる人はいませんし、意思疎通がうまくいかないときも、ご病気なのだという前提に立って接しています。

利用者さまと密に関わり、一日に何度も「ありがとう」の言葉をいただけるこの仕事を長く続けていきたいと思っており、将来はケアマネジャーの資格取得も考えています。福利厚生としてはグループ会社のアイセイ薬局の処方薬代を一部負担してくれる「お薬代サポート」などの充実した制度もあり、健康意識も高く働ける職場です。

〈菅原 拓海さん〉

会社のサポートや同じ目標を目指す同期のおかげで、一発で介護福祉士の試験に合格!

大学で福祉について学び、当初は社会福祉士を目指していました。しかし、現場で多くの利用者さまと関われる仕事に就きたいと思うようになり、会社選びでは介護施設を志望。いろいろなタイプの施設があるなか、利用者さまとじっくり向き合える点にひかれて、グループホームを運営している当社に入社しました。

グループホームは、家庭的な雰囲気のなかで利用者さまの自立を支援する施設です。食事やトイレ、入浴の介助のほか、一緒に調理を行ったり、散歩や買い物などの外出をサポートしたりしています。利用者さまのなかには、認知症の影響でコミュニケーションが取りにくい方も。そういった方と接する際には、“文章”ではなく“単語”で伝えるとわかってもらえるようになります。

この仕事の醍醐味は、利用者さまお一人おひとりのやりたいことを実現していけることです。生け花を嗜んでいたという方と一緒に楽しんだり、アウトドアが好きだった方といろいろなところに外出することもあります。認知症になっても、好きだったことや得意だったことは覚えているもの。元料理人だった方に包丁研ぎをお願いしたら、見違えるほどキレイになって驚きました。

3年間の実務経験を経て、4年目に介護福祉士の資格を取得しました。仕事と勉強を両立させるポイントは、片道30~40分の通勤時間の活用。小さめの参考書を購入して、毎日コツコツ勉強を継続するようにしました。まとまった時間が取れる休日は、集中するためにネットカフェで勉強。一問一答のテキストを、繰り返し解いていきました。

その結果、1回目の挑戦で無事に合格。けれどもそれは、自分だけの力ではありませんでした。勉強スケジュールのアドバイスをくれたり、提携スクールの教室が利用できたり、会社の手厚いサポートがあってこそ。同じ目標に向かって頑張る同期の存在も、とても心強かったです。

当社の魅力は、人間関係が良好なところ。特に、現場の要望を積極的に吸い上げてくれる社風で、どんな意見でも伝えることが出来ます。だからこそ、高いモチベーションで仕事に取り組むことができています。今後の目標は、ケアマネジャーの資格を取得すること。また、当社はさまざまな介護施設を展開しているので、ゆくゆくは介護付き有料老人ホームやデイサービスでも働いてみたいと思っています。

〈土屋 満由季さん〉

施設長として大切にしているのは、自分と関わる方々とWin-Winの関係を築くこと

障がい者施設や介護の複合施設を経て、当社へ入社。決め手となったのは、新規施設の立ち上げに注力していたから。施設ができるたびに新たなポストが生まれるので、スピーディにキャリアアップできそうだと思ったのです。面接の際に、「早く管理者を目指してほしい」と言われたことも、最後の一押しとなりました。

2年目でリーダーを任され、5年目で管理者である施設長へ。想像以上のスピードでキャリアアップできました。施設長を目指すうえで心がけていたのは、スタッフから信頼され、周囲に好影響を与えられる人材になること。そうでなければ、スタッフがついてこないと思ったからです。私が実践していたのは、掃除など基本的なことを率先して頑張ること。また、仕事と両立しながら資格の取得にも積極的に挑戦し、1回の挑戦で介護福祉士とケアマネジャーの資格を取りました。

施設の“ヒト・モノ・カネ”の管理に携わるのが施設長の仕事ですが、一番力を入れているのは、自分と関わる方々とWin-Winの関係を築くことです。以前、入居者さまとピアノの先生をされている娘さまの親子演奏会を開催。お二人にとっての一生モノの想い出づくりをプロデュースし、喜んでいただくことができました。その様子を見て、他の利用者さまやスタッフ、私も感動。施設全体が、幸せな気持ちで満たされました。

スタッフに対しては、誰もが遠慮なく意見できる環境づくりに注力。会議の席では全員が発言できるようにするほか、人前で話すのが苦手な人もいるので、事前に書面で意思表示できる場を設けるなど工夫しています。また、スタッフがやりたいことの実現を全力でサポート。そうすることで主体性や帰属意識が高まり、一人ひとりがやりがいを持って働けると考えています。

私たち介護職の使命は、入居者さまの自立した生活を支援すること。立位をキープ、一歩足を踏み出す、1m歩く、3m歩く、階段の上り下りをするなど、プログラムを組んで少しずつ実践することで、車イスを手放すことができた利用者さまもいらっしゃいました。

施設長というのは自分の理想を具現化していける仕事。それによって、利用者さまやそのご家族、スタッフを幸せにできるのがやりがいです。今後はコンサルティングのような仕事に挑戦してみたいです。運営に苦労している施設を、関わる皆さまと共に、更により良い環境になるようお手伝いしたいです。

〈有村 雄祐さん〉

学生の方へメッセージ

希望する職種でなくても、実際に会社を訪れて話を聞いてみると、興味を持てる仕事が見つかるかもしれません。ですから、最初のうちは視野を広げて、幅広い業界に目を向けることをおすすめします。例えば、「人と接する仕事」という軸で探していくなかで、利用者さまの暮らしに根ざして深くお付き合いができる、グループホームの介護職の魅力に気づくこともあるかもしれません。

企業を絞り込んでいく際に大切なのは、職場の雰囲気が自分に合うかどうかをチェックすること。できるだけ多くの社員と接して、相性を見極めるようにしてください。

最終的には、「自分がやりたい仕事」+「職場の雰囲気」+「就業条件(給与・福利厚生・通勤時間など)」を3で割ったときの総合点で企業を比較しましょう。一部分だけで判断するのではなく、複合的に評価を行うことで、理想の1社が選びやすくなると思います。

介護業界の企業研究をする際は、施設の形態や規模感をチェックすることが大事です。特別養護老人ホームなどと違い、当社が主に展開しているグループホームは小規模な施設。たくさんの方と向き合うのではなく、利用者さまお一人おひとりにしっかり寄り添いたい方に、とてもフィットすると思います。

〈人事部/青山 美咲さん〉

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「福祉系学部の出身者は2割ほど。多くの先輩が、知識ゼロからキャリアをスタートしています。教育制度も充実しているので、安心してください」と青山さん。

マイナビ編集部から

関東エリアを中心に、グループホームや介護付き有料老人ホーム、デイサービス、小規模多機能居宅介護、都市型経費老人ホームなど、多彩な介護施設を展開している同社。自立支援介護に力を注いでおり、利用者さまが自分でできることは見守り、できないことをサポートするという介護を実践している。利用者さまの身体の衰えを防ぎ、脳の活性化を促し、いつまでも自分らしい人生が送れるよう支援していることが大きな特徴だ。

同社で働く魅力は、幅広い施設で介護の仕事を経験できること。アイセイ薬局グループの企業でもあり、利用者さまの薬はアイセイ薬局の薬剤師が担当。服薬や薬について困ったことがあれば薬剤師に相談できるため、薬に関する知識を深められるのもメリットだと言える。

利用者さまだけでなく、スタッフが自分らしさを大切にしながら働ける職場づくりに注力しているのもポイント。しかも今回の取材を通じて、社員一人ひとりのことを大切にし、キャリアアップや資格の取得を全力で応援してくれる会社であることがよくわかった。

手厚い福利厚生が用意されているのも、同社の大きな魅力だ。アイセイ薬局を利用すれば、費用の一部を会社が負担してくれるという。ケガや病気で働けなくなった場合の収入減をサポートする、GLTD制度も用意。また、結婚時に5日間の休暇を取得できる特別休暇制度もある。同社の企業研究をする際は、ぜひ働きやすさにも注目してみよう。

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関東エリアを中心に、24年9月の時点で36の高齢者施設を運営。アイセイ薬局グループとしての安定性と社会的ニーズの高い事業展開によって、盤石の経営基盤を確立している。

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