最終更新日:2025/4/28

鳳工業(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 設備工事・設備設計
  • 建設
  • 建築設計
  • 住宅

基本情報

本社
大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

近畿圏のインフラを支える鳳工業の最前線で活躍!若手社員の仕事への思いとは

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人の役に立てるという実感が一番のモチベーション

ガス、空調、給排水衛生設備等、暮らしのインフラを支える鳳工業。その一員として、新人ながら最前線で活躍する3名の先輩に話を聞きました。仕事への心構えややりがいなど、先輩たちの仕事への思いに迫ります!

■東 晃平さん/2020年入社/工学部 環境工学科卒(写真左)
導管事業部 南部導管事業所

■齊藤 貴広さん/2020年入社/工学部 建築・設備工学科卒(写真右)
設備事業部 設備3課

■中村 瞭花さん/2019年入社/総合社会学部 総合社会学科卒(写真中央)
ガス設備事業部 見積設計課

わたしの企業研究の軸

「インフラの仕事ができる企業」を軸に、企業研究を進めた東さん。いろいろな企業を訪問しましたが、説明会で感じたアットホームな雰囲気が入社の決め手に。
現場監督として関西で働きたいと考えていた齊藤さん。地域に根差した鳳工業でなら頑張れると志望しました。インターンシップで会社の雰囲気を知れたのも良かったそう。
企業研究を始めた頃は、志望業種がなかった中村さん。人間関係を大切にしたいから、「規模が大き過ぎないこと」「土・日休みの関西の会社」を軸に企業研究をしました。

暮らしを見えないところで支える、やりがいのある仕事。住民からの感謝の言葉が原動力!

大学で土木関係のことを学んでいるうちに、暮らしを支えるインフラに関わる仕事に興味を持つようになりました。また、地元で働きたいという思いがありましたので、関西で展開している鳳工業へ入社を決めました。

入社したばかりの頃は緊張しましたが、社会人マナーの基礎から学べる充実した研修制度のおかげもあり、不安を感じることなく仕事に取り組めたと思います。
なかでも主要部署を経験できるジョブローテーションでは、配属先の導管事業部をはじめ、敷地内のガス管を取り扱うガス設備事業部や、建物の中の空調・給排水衛生設備を扱う設備事業部、ガス配管工事後に道路を復旧する部署などを経験。自分が携わる仕事の全体像が見えただけでなく、会社が行っている事業のことを深く知ることができ、貴重な体験になりました。

現在、導管事業部で道路面に埋設しているガス管の工事を行っています。老朽化したガス管を新しくする工事や、新築住宅が建つ際に新しくガス管を供給する工事などを、協力会社の職人とチームを組んで取り組んでいます。
現場監督として、任された工事を安全かつ円滑に進めるのが私の仕事。職人をはじめ、工事で関わる他業者とコミュニケーションを取りながら、期日までに工事が終わるよう指揮します。

仕事で心がけていることはたくさんありますが、特に意識しているのが住民の方への対応です。工事前には事前案内に回ったり、工事後に道路が汚れたままにならないよう注意を払ったりと、毎日走り回っています。
こうした努力が報われる瞬間が、住民の方からの温かい言葉をいただいたとき。「ガス管を新しくしてくれてありがとう」といった、感謝の言葉が仕事の原動力です。

責任のある立場のため現場では常に緊張していますが、会社へ戻るといつもホッとします。「今日どうだった?」など声をかけてくださったり、相談にのっていただくこともしばしば。会社全体で新人を育ててくれる社風も魅力の一つです。

5年目を迎え、少しずつ自信がついてきました。これからは、もっと積極的にいろいろな仕事にチャレンジして、一人前の現場監督になれるよう頑張っていきたいです。そして、私が先輩方にしていただいたように、後輩にとって頼れる存在になるのが目標です。(東さん)

多種多様な業者が関わる大型建設現場で、常にアンテナを張って迅速な指揮を取る

現場監督になりたいと考え、学生時代は建築設備を学びました。いろいろな企業を訪問した中で、インターンシップで感じた鳳工業のフレンドリーな雰囲気に惹かれ、入社を決めました。

入社後は約1週間の新入社員教育があり、特にビジネスマナー研修はとても役立ちました。仕事ではたくさんの人と関わるので、コミュニケーションを取る際に欠かせないスキルを身に付けられました。その後、3事業部を経験するジョブローテーションを経て、設備事業部へ本配属されました。ジョブローテーションのおかげで、配属先では「齊藤君か、久しぶり」と先輩が声をかけてくださるなど、すぐに馴染むことができたのもよかったですね。

私が所属する設備事業部では、建物内に水を循環させる給排水衛生設備工事等を行っています。42階建ての高層マンションをはじめ、学校や病院、商業施設など幅広い分野の大型物件を多く手掛けられるのは、鳳工業ならではの魅力です。
建物には電気やガス、水道などさまざまな管が通っていて、多種多様な業者が関わります。そこで、「ここに配管を通すので他のものは通さないでください」と図面に明示したり、配管を通す際に障害となる鉄筋を移動する指示を出すのが私の仕事です。配管が通ったら、次は通した配管に不備や漏れがないか、指示通りに施工されているかのチェックを行います。破損は目に見えないことが多いので、試験的に水を流して細かなチェックを行います。一部屋一部屋行うので、とても大変な作業ですが安心・安全な暮らしを守るため、決して気を抜かずに取り組んでいます。

仕事では関わる業者や人が多いので、常にアンテナを張って周りの声を聞くことを意識しています。他業者の様子を見て情報を収集することで、現場全体の流れを把握することができ、仕事の段取りもスムーズに行うことができるようになりました。
先輩の働く姿を見ていると、他業種の作業のことや材料のことなど、直接関係のないことまでよく理解して仕事をしていることが分かります。私も他業種の作業の理解を深め、自分の仕事に活かせるよう、もっとアンテナを張って取り組みたいです。(齊藤さん)

将来の女性管理職を目指して、知識と経験を磨きぐんぐん成長中!

ガスという暮らしに欠かせないインフラを支える仕事へのやりがいと、会社の安定性に魅力を感じて入社を志望しました。現在はガス設備事業部の見積設計課に所属し、CADを使って設計図を作図しています。入社するまでCADという言葉も知りませんでしたが、研修やOJTで使い方や図面の描き方、見方を教えてもらい今では学校など大きな物件の設計も任されています。

私が所属する見積設計課は、営業が受注した物件の配管設計を行い、工事費の見積を出すのが仕事です。物件は戸建住宅からマンション、学校や商業施設などさまざまあります。担当営業がお客様と事前に打ち合わせした情報をもとに、設計図を作図していくのですが、指示通り作図するだけではなく、ガス量が安全値を越えないように計算したり、配管ルートが間違っていないかチェックしたり、自分で考慮しながら配管していきます。
たまに、現場調査へ同行することもあります。スケールを使って高さを測ったり、段差や障害物の有無を見て配管位置を決定し設計していきます。現場を見る機会はあまりないので、これも貴重な経験です。

設計図が完成したら材料費などを見積もって、工事費の見積金額を担当営業に返却します。幅広い知識が求められるので覚えることがたくさんあり、大変なことも多いです。しかし、間接的にでもたくさんの人の暮らしを支える業務の一端を担えていることは、私にとって一番のやりがいになっています。

入社前はこういった業界は男性社会なのかなと思っていましたが、鳳工業は女性も働きやすい職場環境づくりに力を入れています。その一環として、女性社員が集まって働くうえで感じる疑問や改善点を話し合うチームが結成されたこともあります。
さらに、会社全体ではオフィスカジュアルの導入もあり、より働きやすい環境へと進んでいます。管理職として活躍している女性社員の姿を間近で見ていると刺激を受けます。
今はまだ教えていただくことの方が多いですが、私も将来は同じような立場になれるように、頑張っていきたいと思っています。(中村さん)

学生の方へメッセージ

WEBでの面接や説明会などが急速に進んだことで、学生の皆さんにとって参加しやすくなった一方で、企業の社風やそこで働く人の雰囲気を肌で感じたり、自分の目で見る機会が減ってしまっているように感じています。オンラインでは分からないことがたくさんありますので、対面での会社説明会やインターンシップに参加して、直接経験して自分の肌で感じることが企業研究では大切だと思っています。
鳳工業では会社説明会とインターンシップをWEBと対面の両方で行っているのですが、どちらも参加者との対話を重視。WEBの場合でも気軽に質問していただける時間を設けるなどしています。また、インターンシップでは、本社でのグループワーク参加後、興味を持っていただいた方は現場体験へと進むこともできます。当社の事業内容だけでなく、働く社員や社内の雰囲気など内側に触れていただくことで、より理解を深められる内容です。
そしてもう一点、企業研究を進めるうえでポイントとなるのが、自分が働くうえで譲れない軸を持っておくこと。軸は「会社の雰囲気」や「ワークライフバランス」など、どんなことでもかまいません。まだ見つかっていない人は、会社説明会やインターンシップに参加して人事担当者や先輩社員に相談するのも方法です。企業との出会いはマッチング。良いご縁を結ぶためにも、自分の軸を大切にしてください。(人事担当一同)

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「会社説明会やインターンシップでは対話を大切にしています。当社のことだけでなく企業研究の進め方に関する質問も大歓迎。いろいろなお話しをしましょう!」人事担当一同

マイナビ編集部から

土木関係等の理系学科出身が多く活躍する同社。ただ、文系出身の優秀な社員もたくさんいる。その背景にあるのが充実した教育と研修制度だ。入社後は社会人マナーなどを学ぶ新入社員教育からはじまり、その後主要な部署をジョブローテーションで回る。業界ならではの専門用語や基礎知識の講義を集中的に受けた後に、本配属になるから安心して取り組めたと取材対象者も話してくれた。
また、階級別教育があり1年目・2年目、4年目・5年目など経験やスキルに応じたステップアップが可能。さらに、業務で必要な資格取得の支援制度があり、受験費用の負担や合格祝金制度等があり、社員の成長をしっかりと後押してくれる。暮らしのインフラを支えるやりがいと、自身の成長を実感しながら取り組めるのは、働く環境として大きな魅力なのではないだろうか。
働く環境と言えば、「和」を大切にする会社の雰囲気も気持ちが良いと感じた。イレギュラーなことが起こる工事現場では、常にチームワークが大切。困っていることがあれば先輩や上司から声をかけ、サポートする環境が自然とできているという。1人で抱え込んでしまうことがないから、どんどん挑戦できると今回の3名も話してくれた。「土木や建設の知識が無くてもスタートラインは一緒」少しでも興味が出たら、まずは会社説明会やインターンシップに参加して、「和」を大切にする会社の雰囲気を肌で感じて欲しい。

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「和」を大切にする鳳工業。仲間が困っていれば必ず助けてくれるから、大きな仕事にもチャレンジできる。
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