最終更新日:2025/4/26

(株)シンコー

  • 正社員

業種

  • 機械
  • 機械設計
  • 輸送用機器(船舶・航空・宇宙関連など)

基本情報

本社
広島県
PHOTO
  • 11年目以上
  • 機械系
  • 技術・研究系

与えられたチャンスを活かし、得られる達成感は一入。

  • S.Y
  • 2012年
  • 広島大学 大学院
  • 工学研究科 機械システム工学専攻
  • 技術本部 設計二部 タービン設計二課
  • 蒸気タービンの設計

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 形の残る仕事
  • 世界を舞台に活躍する仕事
  • 社会インフラを支える仕事
現在の仕事
  • 部署名技術本部 設計二部 タービン設計二課

  • 仕事内容蒸気タービンの設計

現在の仕事内容を教えて下さい

舶用機器業界や地元広島では「ポンプのシンコー」として知らている弊社ですが、実は蒸気タービンの製造も手掛けています。主力製品は、弊社製カーゴオイルポンプ駆動用蒸気タービンであり、世界の原油輸送を支えています。近年は国内の再生可能エネルギーの固定価格買取制度や環境対策に対する意識の高まりの影響もあり、バイオマス発電用やごみ焼却施設の排熱発電用の蒸気タービンの受注が増えています。
そのような状況の中で、現在の私が行っている主な仕事は発電用蒸気タービンの詳細設計です。詳細設計の仕事は、お客様が望まれる仕様の製品を製作するために、各種計算、部品形状や寸法の決定、機器レイアウト計画、配管計画、部品手配指示、図面作成など多岐にわたり、下流工程(部品調達、製造)の人やモノの動きを司っています。要求される仕様は様々なため、毎回新鮮な気持ちで仕事に臨むことができます。与える影響が大きいだけに責任重大ですが、たいへんやりがいを感じられる仕事です。


仕事の成功体験をお聞かせ下さい

高効率蒸気タービンの開発を助成事業を行う団体のサポートの下、2年間かけて行いました。
この蒸気タービンのポイントは、主要部品をこれまでとは違う方法で加工し性能向上に繋げることでした。その加工方法は弊社にとっては新しく取り入れる技術であり思い通りに進まないこともありました。また、新しいことを始めるときには特に重要な、他部署・協力会社への情報伝達や説明にも苦労しました。その結果、試作による検討を経て、最終的に蒸気タービンを形にすることができました。この事業は、私が設計に携わった蒸気タービンについて、初めて社外の方から直接的に評価を受ける機会となりました。団体とのやり取りを繰り返し、最後に報告書が認めらたときはとても安堵したことを覚えています。
私は、与えられたチャンスを「できるかできないか」を最初に判断するのではなく、まずは始めてみることが大切だと思っています。そのように考えるのは、前述した成功体験によって達成感を得られたからです。


シンコーに入社を決めた理由を教えてください

最終製品を形にできる製造業に就職したいという希望を学生時代から持っていました。
こんな私の希望にマッチしたのが、ポンプやタービンの開発・設計から生産までを一貫して社内で行っているシンコーの体制だったのです。
そして、私の生まれ育った地元広島から世界を相手に事業を展開しているという仕事のスケールの大きさが最後の決め手でした。


仕事においてチャレンジしてみたいことや今後の目標

私自身の思想を設計に盛り込んだ新規タービンの開発にチャレンジしてみたいです。
蒸気タービン開発への参加は、先輩社員の助けを借りてで実現しましたが、知識や経験不足のため主要部分の設計をすることができず、悔しい思いをしました。次回こそは主担当を担い、主体的に設計を手掛けたいと考えています。そのために、日々の設計業務から知識と経験を積み重ねて、周りから頼られる存在になれるよう勉強しているところです。
若手にもいろんなチャンスが与えられる会社です。蒸気タービンの開発に限らず、チャンスを活かしてどんどんチャレンジしていきたいです。


どんな人に入社して欲しいですか。

自ら考え、自分の意見を持つことができる人に入社して欲しいです。
世界シェアNo.1の製品を製造する企業としての地位を先人が築いてくれました。また、人間関係、教育、待遇、福利厚生など働きやすさの面においても、とても恵まれた環境が整っています。しかし、私たちの仕事はお客様あってのものです。現状に満足することなく、豊かな暮らしの実現を目指す技術者としてお客様に新たなモノを提案し続けなければなりません。そのためには、いろんなことに好奇心を持って私たちと一緒に考え、行動してくれる人が必要です。
みなさん、シンコーでチャレンジしてみませんか?!
最後にもう一つ。機械技術者にとって知識は重要です。就職活動において、自信を持って「勉強しました」と言えるよう、機械系科目の勉強しておきましょう。


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