最終更新日:2024/8/23

(株)大増コンサルタンツ

業種

  • 建設コンサルタント
  • シンクタンク・マーケティング・調査
  • 空間デザイン・ディスプレイ
  • その他メーカー
  • サービス(その他)

基本情報

本社
愛知県

取材情報

学生時代の学び・経験、どう活かせている?

東海三県の社会インフラを支える建設コンサルタント会社です。

  • 土木・建築系学部 専攻の先輩

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「人」を大切にする社風のもと生き生きと活躍!

1961年の設立以来、60年超にわたり愛知・岐阜・三重の公共事業を支え続ける「(株)大増コンサルタンツ」。設計、測量、補償の領域で高い技術力を発揮しています。

今回は、入社2~4年目の若手社員3名にインタビュー。学生時代の学びや経験、入社の動機、現在の仕事内容とやりがい、職場の雰囲気、将来の夢について、たっぷり語っていただきました。

●間瀬 雄紀さん(企画設計部 道路G/2021年入社/工学部建築学科出身)
●中島 脩さん(企画設計部 河川G/2022年入社/工学部建築学科出身)
●坂岡 すず寧さん(空間計測部 用地G/2023年入社/文学部歴史文化学科出身)

「(株)大増コンサルタンツ」の魅力

「経営理念に『社員の生活の充実に努める』を掲げる当社は、土日祝の休みはもちろん実際に残業時間も少なく、有給休暇の取得もしやすい環境が整っていました。」(間瀬さん)
「若手交流会や同好会もあり、さまざまな部署の先輩と交流することができます。同じ部署の先輩にも相談もしやすく、困った時にすぐに頼れる先輩が多くいます。」(中島さん)
「文系出身の私でも、仕事に必要な知識やスキルを一から学べる環境が整っています。若手でも意見を発信しやすく、やりたいことに挑戦できる環境も魅力!」(坂岡さん)

大学で夢中になったCADを使う仕事に、大きなやりがいを感じています。

就職に強いという安易な理由で進学した建築学科でしたが、CADのソフトを使用した授業がとてもおもしろかった!もともと絵を描くのが好きだったこともあり、直感的にソフトを動かして図面を描く作業に時間を忘れて夢中になりました。ほかにも土木環境専攻として道路や測量、建築水理学などを学びましたが、単位を落とすことなく充実したキャンパスライフを送りました。将来も土木関係でCADを使う仕事に就きたいと考え、建設コンサルタント会社に的を絞って就職活動をスタート。当社との出会いは、大学で開催された合同説明会です。その頃土木業界に対して忙しそうだなというイメージを抱いていたため、残業時間や有給取得率、職場の雰囲気などを中心に質問しました。そこで知った当社のホワイトな環境に惹かれ、すぐにエントリー。ほかに入社の決め手となったのは、若手社員の意見を積極的に取り入れてくれる環境と、大学のOBが多く活躍していたことです。

現在は企画設計部 道路グループに所属し、地中に電力線や通信線をまとめて収容する電線共同溝の計画や設計に携わっています。まずは既に地中に埋められている上下水管の位置を確認し、お客さま(電力会社や通信会社)と電力線や通信線を収納するボックスの位置を相談。位置が確定したら、CADを使用して図面に落とし込み、さまざまな条件を満たしているか検討するのが役割です。電線共同溝は大学の授業で少しふれた程度でしたが、CADのスキルは大いに役立っています。

大学で夢中になったCADは、仕事で使用するようになった今も、学生時代と変わらずも楽しく、図面が完成したときには大きな達成感が得られます。さらに工事の発注者や官公庁の審査を合格したときには、何ものにも変え難いよろこびが得られます。今後は働きながら技術士の資格を取得するのが目標。受験費用の補助や合格のお祝い金、資格手当など充実した制度も大きな支えです。
(間瀬 雄紀)

プライベートが充実しているから、仕事も心の底から楽しめます!

小さい頃から生き物が好きで、さまざまな生き物が住むビオトープのような公園を設計するという夢を持っていました。大学は建築学科に進学し、建設業の基礎となる数理学やコンクリートの知識を習得。中でも最も夢中になったのが、CADの授業です。徐々にカタチが現れる図面を前にワクワクし、完成した瞬間は思わず感動!ほかにも「ドローンを使った防災・減災」をテーマに卒論に取り組んだのですが、研究を進めるうちにバッテーリーの持ちや航空法などの壁に直面し苦戦。教授と相談しながら、時間をかけて書き上げたのはいい経験となりました。就職活動では福利厚生と職場の雰囲気を軸に、さまざまな説明会に参加。その中で当社はノー残業デーや最終金曜日のリフレッシュフライデーなど制度が充実していること、先輩社員の人柄に惹かれて入社を希望しました。

現在はBIM/CIMチームに所属し、3次元モデルを作成しています。ほかにも用水路やため池など農林の設計も担当。どれもまだ勉強中ではありますが、CADは即戦力として活躍しています。これも大学で時間をかけてスキルを磨いたおかげです。実際に使用するソフトは異なりますが、基本操作を習得していれば問題ありません。ほかにも大学で建設の基礎学力を習得したおかげで、専門用語が飛び交う先輩たちの会話にもなんとか付いていくことができます。

昨年、施設の老朽化による機能低下防止を目的とした排水路の設計を担当。工事区間が1キロと長距離であるのと、初めて作成する図面であったため、苦労しながらたくさんの図面を作成しました。実際に工事が始まり、図面に描いた構造物が徐々に出来上がる様子を間近にして仕事の醍醐味と大きなやりがいを実感!思わず「私が設計しました」と自慢したくなっちゃいました。このように仕事を楽しめているのも、ワークライフバランスが実現できる環境のおかげです!
(中島 脩)

未経験で飛び込んだ建設業界で、コミュニケーション力を生かして成長中!

昔から日本史が好きだったため、大学も歴史文化学科に進学。縄文時代から幕末まで幅広く学び、民俗学専攻として地域のまつりや冠婚葬祭などの文化を研究しました。実際に現地に足を運び、文化がどのように継承されコロナ禍ではどのような影響を受けているのかを調査。資料だけではわからないことも多く、調査を継続することの大切さを学びました。ほかにも高校では和太鼓、大学では琴の部活に参加。老人ホームやイベントなどで演奏することで、コミュニケーションスキルがアップしたと実感しています。就職活動を始めるにあたり同じ悩みを抱える文系出身者も多いと思いますが、大学の学びを生かせる仕事は多くありません。そのため私は、人生の糧=技術が得られる仕事に就きたいと考えました。合同説明会でさまざまな企業をまわる中、はじめて建設コンサルタントという業種を知り、その業務内容に惹かれました。当社の決め手は文系出身の先輩も活躍していること、職場の雰囲気のよさです。

入社後は当社の各部署を2週間ずつ経験し、役割や仕事の流れを理解しました。現在は希望の配属先であった空間計測部で、主に用地測量に関して実践的に学んでいます。土地の境界線を確定させる際は地権者にも立ち会っていただくのですが、初対面の人とも抵抗なく話せるのは民俗学の調査経験と部活の演奏経験のおかげです。まだ分からないことだらけのため、社内でもコミュニケーションをとってたくさん知識を吸収しています。仕事後のご飯がこんなに美味しいなんて、社会人になってはじめて知りました!

現在は空間計測部の仕事のほかにも、自ら立候補してSNSの運用にも携わっています。職場の雰囲気や社員の人柄など当社のリアルを発信するため、現場で写真を撮影することも。みんなとても協力的で、中にはおちゃめなポーズをとってくれる上司もいます。このチームワークも働きやすさの一つです!
(坂岡 すず寧)

学生の方へメッセージ

建設コンサルタントに興味のある学生のみなさんは、建設コンサルタントだけでなく公務員や設計会社、その他調査会社等も企業研究されることと思います。会社にはさまざまな特色があり、同じ規模でも社風や強みが異なるのが特徴です。当社は測量、設計、補償コンサルティングを中心とした総合建設コンサルタント企業として、東海エリアの街づくりに貢献しています。社員数100名未満の中小企業だからこその良さのひとつに、社長との距離の近さがあります。社長は毎週月曜日の朝礼スピーチに対し必ずフィードバックをくれるほか、若手社員にも積極的に声をかける姿を見かけます。企業研究の際はぜひ会社の規模感にも注目してみてください。

また、8月には2週間のインターンシップを予定しています。ほかにもSNSや動画サイトで社内の様子や働き方改革への取り組み、今後の展望などを発信中です。気持ちを偽らず本音でお話ししたいと思ってますので、インターンシップやSNSではいいところも悪いところも包み隠さずさらけだしています。先輩社員の多くが入社理由に挙げる「社風のよさ」「社員の人柄のよさ」を実感しに来てください。年間休日、残業時間、有給取得率、社員同士の仲など、どんなことでもお応えしたいと思います!当社に限らずインターンシップには積極的に参加して実際に企業で働いている方の話を聞き、企業研究の参考にしてみてください。
(人事担当/山本)

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直近3年に新卒で入社した10名の社員は、離職率0%を実現。インターンシップでは職場の雰囲気を肌で感じるだけでなく、先輩からリアルな声が聞ける。

マイナビ編集部から

名古屋市中川区に拠点を構え、愛知・岐阜・三重の公共事業において豊富な実績をもつ建設コンサルタント会社「(株)大増コンサルタンツ」。間瀬さんと同様、建設コンサルタントに対して仕事が忙しいイメージを持つ学生もいると思うが、同社は独自の制度で働きやすい職場を実現。土日祝の休み、120日以上の年間休日、ノー残業デー、早く帰れるリフレッシュフライデー、入社初日から付与される有給など、あげればキリがない。特に残業時間は年間180時間、月平均15時間を実現。「業界を知る人からは、どうしたら実現できるのか不思議がられます」と山本さんは教えてくれた。

理系出身者はもちろん文系出身者でもスキルアップできる研修制度が整っているのも魅力。ほかにも人事考課表に業務以外の頑張りも記載できる自己評価の項目が追加されているなど、成長をきめ細かに後押ししている。今回のインタビューで印象的だったのが、同社のインターンシップに参加した感想としてみんな生き生きとして、一緒にここで働きたいと感じたという言葉。同社であればワークラフバランスを実現しながら、一生ものの技術を習得できると感じた。

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2023年7月に完成した新社屋は、全社員が参加して図面を作成。壁のないオープンなオフィススペースやガラス張りの会議室など、自慢の空間が広がる。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2025に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2026年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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