最終更新日:2025/4/25

(株)ハマネツ

  • 正社員

業種

  • その他メーカー
  • インテリア・住宅関連
  • 建材・エクステリア
  • 建設

基本情報

本社
東京都、静岡県
PHOTO
  • 5年目以内
  • 農学系
  • 技術・研究系

「これが欲しかった」と言われた時は充実感がありました

  • K・Y
  • 2020年入社(新卒)
  • 東京農工大学大学院
  • 農学府環境資源物質科学科
  • 開発部 製品開発2グループ ※2023年取材当時
  • 屋外ユニットのうち、樹脂製品の開発に携わっています。

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 形の残る仕事
現在の仕事
  • 部署名開発部 製品開発2グループ ※2023年取材当時

  • 仕事内容屋外ユニットのうち、樹脂製品の開発に携わっています。

ハマネツへ入社を決めた理由を教えてください。

1つ目の理由は、インターンシップで訪れた際に社内の空気が穏やかで、社員の方々が親しみやすかったためです。私は、自然体で働くことができる会社を探していました。インターンシップでの社員の方々のコミュニケーションから、互いに尊重し合っていることが分かり、またそれぞれの個性が伸び伸びと発揮されていることも見て取れました。そして、当時学生であった私に対しても同等に接してくださったことから、この会社なら頑張ることができそうと思いました。
2つ目の理由は、「屋外ユニット」というニッチな分野が面白いと思ったためです。皆さんもご存じの仮設トイレの他、車載トイレや屋外風呂シャワーユニット等、ハマネツと出会わなければ知らなかった屋外ユニットが多くあります。更に、それらが使用されるシチュエーションも、イベントだけでなく建設現場等のこれまで全く知ることのなかった環境で、世界が広がり新鮮です。そして、そういった環境がまだまだ快適とは言えないことも、この3年間で学びました。そのため、今ある商品がどういった想いで開発されたのか、考えてみるとより屋外ユニットの奥深さに気づくことができて面白いです。


ハマネツはどんな雰囲気の会社ですか?

風通しの良い会社だと思います。入社を決めた理由でもありましたが、1人1人が尊重されていると感じるためです。最低限のルールの中、自分のやり方で業務に取り組むことができます。しかし、その反面、自分で考え行動していく自己管理能力が重要となるため、決まった流れの中で働く事の方が好きな人にとってはやりづらいかもしれません。
もう1つの理由は、上司や先輩との距離が近いことです。単純に、中小企業ならではの社員数の少なさもありますが、穏やかで友好的な社員が多いと感じます。また、私の所属する開発部は平均年齢が低く、比較的年齢が近い先輩・上司が多いことも親しみやすさの一因であると思います。そのため、仕事が行き詰った際には気軽に周りに相談することができ、私のような若手社員も安心して働くことができています。更には、他部署の方々も同様であり、開発部以外の目線の意見が欲しい時などによく頼らせていただいています。
これらは、ハマネツの行動指針の1つである「Flexible」内で謳われている「誠実・校正で風通しの良い、人が活き活きとする企業文化」を体現できていると思います。


現在の仕事内容について具体的に教えてください。

私は、屋外ユニットの中でも樹脂を使用した製品の開発に携わっています。代表例としては、皆さんが最もイメージする「仮設トイレ」です。周囲の人からは、仮設トイレなんてどれも変わらないとよく言われますが、ハマネツはBtoB企業のため、エンドユーザーだけでなく、製品を実際に購入していただくお客様を満足させることも重要です。
 仮設物はその使用方法から主にレンタル運用されており、レンタル業界のお客様が主なターゲットとなります。そのため、トイレとしての機能だけでなく、メンテナンスや管理の面でも使いやすい商品である必要があります。仮設トイレを倉庫に出し入れしたり、清掃したりすることをイメージしてみると、「大変そう」と感じられるポイントがいくつか思い浮かぶのではないでしょうか。このように、様々な視点から挙げられた声によって新規製品開発や既存製品のモデルチェンジの企画が上がり、それを形にして発売まで持っていくことが開発の仕事です。設計、製図、試作、試験といった業務の他、仕入先や社内の各部署とのやり取りも大事な業務です。形に残る達成感のある仕事ですが、会社全体を巻き込む非常に責任のある仕事でもあります。


これまで関わった仕事の中で一番印象に残っていることを教えてください。

展示会で自分が携わった商品が展示された事です。当時、初めて担当した商品であったため、開発中も発売後も不安でいっぱいでした。しかし、展示会の自社ブースに堂々と設置されているのを見た時に、1商品として認められたような気持ちになりました。更には、普段あまり接する事のできないお客様の声を生で聞く事ができ、「これが欲しかった」と言われた時は充実感がありました。その一方で、お客様から製品についての質疑応答を受ける中で、まだまだお悩みやご要望があることも知りました。それらは私の想像できていなかったことばかりで、自分の視野の狭さを実感しました。そのため、1商品で満足せず、次はそれ以上の品質を目指してよりお客様に満足していただけるように頑張ろうと思えた機会でもありました。


どんな学生さんに入社してほしいですか?

開発業務に関しては、モノを作ったり分解したりすること・試行錯誤することが好きな人が向いていると思います。ハマネツ製品はアセンブリ品であるため、部品1つ1つをどういった構造で・どうやって締結して・どのような機能を持たせるのか、そしてアセンブリ品としてどういった仕様にするのかが設計のメインです。そしてその中で、コスト等の様々な制約の壁を乗り越える必要があります。更に次の段階として、品質のチェックのために試験を実施しますが、不合格であったり予期せぬ結果が出たりすると、またその壁を越えていかなければいけません。このように、1つの製品開発の中で何度も問題解決を繰り返していくため、試行錯誤する粘り強さが必要です。
もう1点加えるとすれば、コミュニケーション能力も大切だと思います。開発業務で必要と言われると意外かもしれませんが、製品を開発するという事は会社全体に関わる事です。開発完了から発売・生産にかけてはもちろんのこと、その前の設計段階においても営業部門・生産部門との意思疎通が重要です。このように、チームプレイの側面もあるため、周りとのコミュニケーションを円滑にできるとより良いと思います。


トップへ

  1. トップ
  2. (株)ハマネツの先輩情報