最終更新日:2025/4/2

日揮触媒化成(株)

  • 正社員

業種

  • 化学
  • 石油
  • 環境・リサイクル
  • 化粧品
  • 半導体・電子・電気機器

基本情報

本社
神奈川県
PHOTO
  • 5年目以内
  • 化学系
  • 技術・研究系

化粧品を特徴付けるキーマテリアル開発を!

  • T・S
  • 2019年入社
  • 九州大学 大学院
  • 総合理工学府 物質理工学専攻
  • ファイン研究所A&I第一研究グループ
  • 化粧品用材料の研究・開発

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 研究をメインにする仕事
  • 環境・エコロジーに携わる仕事
  • 美と健康を追求する仕事
現在の仕事
  • 部署名ファイン研究所A&I第一研究グループ

  • 仕事内容化粧品用材料の研究・開発

入社から現在までの仕事内容を教えてください

私は入社後、約3カ月の新入社員研修を経てファイン研究所A&I第一研究グループに配属となり、以降化粧品用途を中心とした材料の研究・開発、および評価業務を行っています。
まず、化粧品材料の研究・開発についてですが、具体的には中空粒子の造粒法開発や、生分解性のある植物由来粒子の開発を担当しています。入社一年目から当社の将来を担うような材料開発に携わる機会に恵まれ、試行錯誤を繰り返す毎日ではありますが、その中で多くの刺激とやりがいを感じています。
次に、評価業務についてですが、化粧品材料評価を行うにあたって重要なファクターとなるのが「感触」です。官能評価と呼ばれるこの評価法では、実際にサンプルに触れ複数の評価軸で感触を点数化し、それら評価を数人の評価者で議論していきます。初めは感触を点数にする、言葉にするということに慣れず戸惑うばかりでしたが、先輩方の丁寧な指導もあり、今では感触を議論し材料の特徴を捉える面白さを感じています。まだまだ評価に迷うこともあるので、一つ一つのサンプルにしっかりと向き合い、客観的な評価ができるように成長していきたいです。


当社に入社を決めた理由は何ですか?

入社の最終的な決め手となったのは、就職活動中にお会いした社員の方々の人柄でした。
私は大学で無機化学、触媒化学を専攻していたので、無機材料を扱うメーカーを中心に就職活動をしていました。大学で開催された説明会でOB・OGから会社概要や働き方を伺い、当社の製品分野が自身の研究分野や関心のある分野とマッチしたことや、OGが子育てと仕事を両立されている姿から当社に関心を抱くようになりました。
そして、当社に応募し選考が進んだところで印象に残ったのは、面接をしてくださった社員の方々の話を聞いてくださる姿勢でした。緊張が解けるような雰囲気を作ってくださり、私の考えや人柄を真に理解しようと向き合ってくださったことを覚えています。面接時にお会いした全ての方がそのように接してくださったため、きっと社風が表れているのだろうな…、ここなら自分らしく働けるだろうな…、と思い入社を決心しました。
実際に入社して、面接時に感じたことは間違ってなかったと思います。当社の社員となった今、人と誠実に対等に接する先輩方の姿勢をしっかりと受け継いでいきたいと感じています。


当社のここがすごい! と自慢できるところは何ですか?

若手研究者の意見にも真摯に向き合ってくれる上司や先輩が多く、有意義なものは「やってみよう!」と取り入れてくれる点は当社のすごいところの一つです。
当社の経営方針の中に「三自の精神(自主・自立・自発)」という言葉がありますが、自ら物事について考え発信する人を尊重し、共に考える環境が整っているように感じます。新しいアイデアを提案し、それを取り入れた実験が上手くいった際には周りの皆さんも喜んでくれますし、更に良いものにしようと沢山のアドバイスをくださいます。このような環境だからこそ「まだ若手だから…」と上司の指示に受け身になるのではなく、いいモノづくりのためのアイデアや方針を積極的に伝え、議論ができるのだと感じています。
もちろん新たなアイデアが全てではなく、これまでに諸先輩方が培ってこられた技術や知見には新たなモノづくりへのヒントがたくさん隠されています。当社にはそれらの技術や知見を体系的に学べる「モノづくり大学」があり、先輩方が様々な経験談(失敗談も…)を交えながら伝授してくださる環境が整っている点も当社の自慢です。


今後、当社で実現したいことを教えてください。

化粧品を特徴付け、トレンドを生み出すようなキーマテリアルを開発したいです。
当社はコスメユーザーの手元に届く最終製品を作っているわけではありませんが、化粧品の感触や光学的な機能を大きく左右する材料を提供しています。そのことから当社製品は化粧品の魅力の一端を担っていると言え、その特徴が最終製品としての化粧品の代表的な特徴になることさえあります。
私はまだ入社年度も浅いので、コスメユーザーの手元まで届くような材料に関わったことがありませんが、いつか「(自身の開発した)この材料があったからこそ、この化粧品は特徴的で人気がでた!リピート率が高い!」と言っていただけるような材料を開発したいです。
そのためにも常にアンテナを張ってトレンドやニーズをキャッチし、それを材料設計に落とし込めるような技術力を身につけていきたいです。


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