日鉄テクノロジー(株)【日本製鉄グループ】

現在は実習を通して規格を理解し、規格に則った試験をするため、JISで定められた鉄鋼関係の湿式化学分析の試験を一通り体験しています。

実習を通して、大学で学んだ反応を実際に目の当たりにしながら、なぜ、この方法が有効なのかを深く考えられるところが、今の業務のやりがいと感じています。

どの仕事を選ぶかを考える上で、大学の研究室生活を振り返った際に、何か造ることよりも、人の作ったサンプルを測ることが向いていると感じました。
そこで、測定業務の会社、特に金属材料を扱う会社という視点で探し、当社の存在を知りました。
数多くの会社の説明を聞いていく中で、社員の方々の人柄、特に上の立場の方の人柄が見えたことも入社の決め手になりました。

今はまだ、実習中で、現場の方々の培ってきた技術を教えていただいている段階です。
しかし、その経験は、実際に触れているからこそわかる貴重なものです。
これからも業務を通じて、現場の方々からその知識を余すところなく吸収し、より効率よく、高精度な分析方法の確立に繋げていくことが私の目標です。

視野を狭めずに、いろいろな業界を見ることをお勧めします。
大学でやってきたことはどの会社にも少なからず関係してきます。
初めのうちはできるだけ多くの業界を話だけでもいいので、知ろうとすることが大事だと思います。
その業界が自分に合ってそうか、そうでないかが分かるだけでも、自ずと自分の進みたい道が決まってくると思います。