最終更新日:2025/4/21

三菱商事フィナンシャルサービス(株)

  • 正社員

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業種

  • 各種ビジネスサービス・BPO
  • その他金融
  • 専門コンサルティング

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

三菱商事グループにおける「財務・経理・審査のプロフェッショナル」

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3名の社員が語る、専門性を磨くやりがいと成長の手応え!

三菱商事グループの財務・経理・審査を専門的に担うMCFJ。その最前線では社員たちが存在感を発揮し、同グループの成長を支えている。そんな3名の先輩たちが入社後の歩みと成長、やりがいを語ってくれた。

■Hさん(左)
(財務グループ/2018年入社)
■Sさん(中央)
(アカウンティンググループ/2018年入社)
■Mさん(右)
(審査・総務支援グループ/2018年入社)

3名の社員が語る今後の目標

「英語をツールに財務や会計の舞台で活躍したい」と語るHさん
「ビジネスの土台である財務・経理でキャリアを築きたい」と語るSさん
「目標を持って課題に取り組み成長したい」と語るMさん

【Hさん】コミュニケーションの大切さを実感、仕事はチームワーク

はじめは英語を使うことを軸に就職活動を進めていました。しかし、単に「英語が使える」という視点でホテルや旅行会社などのサービス業を中心に回っているうちに、自分は“何がしたいのか”を深く考えるようになり、英語はツールにすぎないことに気づきました。結局、英語を使って何をやるのが自分にとって一番良いのかを考えたときに、たどり着いたのが財務や経理といった専門性のある仕事でした。まったく未知の分野でしたが、そこからは財務や経理の仕事を中心に就職活動を行いました。
最終的にMCFJを選んだのは、座談会で複数の先輩社員と話をした際に、会社や仕事について丁寧にお話してくださる姿が素敵に思えたからです。専門性のある仕事をしながら英語を使う機会もあると聞き、MCFJで働いてみたいと思いました。

現在は三菱商事が保有する有価証券に関する業務を幅広く行っている部署に所属しています。私が主に担当しているのは、株式や債券などの有価証券に関する取引の記帳や株券などの現物管理です。
記帳業務は、有価証券の取引伝票を受け取り、帳簿に反映させるというのが基本的な仕事の流れになりますが、取引伝票の作成には税金や会計の専門的な知識が必要となるため、問い合わせを受けることも多いです。
現物管理では、例えば株式を売買する際に現物の株券が必要になった際、預け入れている証券会社から引き取る手続きを行っています。期日までに株券を用意しないと取引が成立しなくなるので、スケジュール管理は特に責任を持って行うようにしています。
この仕事の魅力はスケールの大きいビジネスに関われることです。新聞に載るほど影響力のある株式の売買もあり、その大きさを実感します。

どの業務でも重要なのはコミュニケーションです。学生時代には、『経理』というと黙々とパソコンに向き合う地味な仕事だと思っていましたが、実際には営業部や証券会社とコミュニケーションを取ることはもちろんのこと、部署内での情報共有も不可欠です。
「共有は多いくらいが丁度いい」という上司のアドバイスを受けて意識的に取り組むようにしています。新入社員のうちはどんな些細なことでもとにかく共有していましたが、徐々に業務の優先順位がわかってきて、情報共有するべきものの取捨選択ができるようになり、自身の成長を感じています。

【Sさん】さまざまな企業のお金の動きからビジネスを見る面白さ

学生時代は経営学専攻でしたが、会計の授業を受けていたこともあり、「ビジネスは正確な経理処理や資金決済の上に成り立っている」という印象を持っていました。就職活動では金融機関や財務・経理といった職種を軸に企業を探す中でMCFJと出会いました。

最終的にMCFJを選んだ理由は2つあります。1つは社員のみなさんが気さくに接してくださったことです。面接の際も笑顔が絶えず、サークルで取り組んでいたダンスの話をしたときも、熱心に耳を傾けてくれました。もう一つの理由は、先輩社員と話をして、将来のキャリアを具体的にイメージできたからです。女性が多い会社なので、「男性である自分がどんなキャリアを歩めるのだろう?」という疑問もあったのですが、実際に専門性を深めて活躍している先輩の話を聞いて、不安も払拭できました。

入社後は、三菱商事のグループ企業の出納業務を受託している部署に配属になりました。具体的な業務としては、取引に伴う支払/入金の管理や国内外への送金手続きなどを行っています。入社して半年が過ぎた頃からは、取引に伴う会計処理や決算などの経理業務を受託している部署も兼務するようになりました。
私は複数のグループ企業を担当していますが、企業ごとに会計処理方針が異なるため、慣れるまでが大変でした。ただ、1年目のときには先輩がインストラクターとしてマンツーマンで指導してくれたので、わからないことがあっても気軽に質問できる雰囲気がありました。先輩には今でもいろいろと相談に乗ってもらっており、心強い存在です。

複数の企業の入出金管理や決算を行っているため、どのように仕事を管理していくか工夫するようにしています。決算期は業務が集中してしまうので、ここは今でも課題です。繁忙期は会社ごとの決算スケジュールを「見える化」して、計画的に進められるようにしています。
私は三菱商事のグループ企業の経理を担当しているため、各社の毎日の入出金管理から帳簿の作成、決算まで、会社のビジネスを「お金の動き」という視点からを知ることができます。しかも、業界も事業内容も違う複数の会社を担当するので、非常に幅広い知識を養うことができます。日々、ステップアップしていく実感を得られることがやりがいになっています。

【Mさん】取引先の信用力を管理することで取引の安全性を担保する

大学では、例えば知的財産の管理など、法的な紛争の回避あるいは紛争の際の損害を軽減させることを目的とした「予防法務」を学んでいました。企業の発展のために守りを固めるのが予防法務ですが、財務・経理・審査の業務を通して三菱商事を支えるMCFJも、担っている役割は似ているのではないかと思い、就職活動の際に興味を持ちました。
会社説明会では先輩たちが積極的に研修に参加してスキルを磨き、好奇心を持ってチャレンジしている姿が印象的でした。「私もこの人たちのように、現状に満足することなく、常に高い目標を持って仕事に取り組んでいきたい」と思ったのがMCFJを志望した理由です。

私が所属している部署は、取引先の財務情報を一括管理し、信用力を格付けするシステムの運用を行う役割を担っています。格付システムは営業部が「いくらまでなら安全に取引できるか」などを判断するのに利用されています。
日々の業務では、取引先の決算書を信用力の分析・比較が容易になるような形に変換して、システムに反映させています。営業部から受けたシステムの見方などについての質問に答えたり、また三菱商事の海外の子会社も担当しているため、海外の会社の決算書を読み込んだり、英語を使ってメールのやり取りをするなど、業務は多岐に亘っています。

もともと英語が得意というわけではなかったので、英文メールの作成は苦戦しています。先輩のメールを参照しつつ、英会話教室に通って語学スキルを磨いているところです。また、取引先の信用力を正確に分析するために必要な、決算書を読み込むスキルを向上させていくことも課題です。
各社の決算書を読み込み、適切な勘定科目に統一するなど、分析に使えるデータを作っていますが、この業務ができるのは、私たちだけだと感じています。
また、格付システムに表示される『Q&A』を見やすく修正した際に、「使いやすくなった」という意見もいただけた時は嬉しかったです。取引のリスクマネジメントである審査は、まさに学生時代に学んだ予防法務につながるところがあり、自身が担う業務の大切さを実感しています。

学生の方へメッセージ

単刀直入に、MCFJが求めている人材像からお話しします。それは、「自ら考え、自ら行動する人材」です。私たちは、三菱商事の財務機能、経理機能、審査機能を切り出して、集中的かつ専門的にそれらを取り扱う業務を行っています。目指しているもの、そして求められているものは「財務・経理・審査のプロフェッショナル」としての実力と矜持。MCFJの専門性によって三菱商事グループの企業価値をさらに高める。それは日本を代表する商社を支えるという意味では、日本の経済の土台を支えていく仕事でもあります。
このように目指している目標やビジョンは大きいですが、それに一人ひとりの 社員が挑戦できる環境もMCFJは整えています。福利厚生の充実・育児休業からの復職率の高さ・手厚い教育研修制度など、多くの社員にとって成長できる環境だと思います。
(人事部 部長/菅野 奈津子さん)

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人事部長の菅野さん。「財務・経理・審査など硬いイメージがあるかもしれませんが、MCFJは朗らかで明るい社員が多いです。自発的な考えや積極性を重視しています」

マイナビ編集部から

2001年に三菱商事の財務・経理・審査の機能を切り出し、誕生した三菱商事フィナンシャルサービス(MCFJ)。社内では今回お話を伺った3名のように社員たちがのびのびと会社をけん引している。
3名の学生時代の専攻は三者三様で、いずれも就職活動中にMFCJの存在を知ったという。入社の決め手もそれぞれだが、共通していたのは「人の魅力」。「面接で私の話を丁寧に引き出してくれて、“こんな人たちと一緒に働きたい”と強く思えたんです」という方をはじめ、人に対して安心感を覚えたことが大きかったと語ってくれた。そうした人に対する温かさは教育・研修制度の手厚さにも表れており、インストラクター役の先輩がマンツーマンで付くOJTに加え、チーム単位で自発的な勉強会も随時開催するなど、和やかな雰囲気の中で疑問を解決できる場が設けられている。学生時代に経理・簿記を学んでこなかった社員たちが多数活躍していることも、教育・研修が充実している証拠だ。
その背景には、「財務・経理・審査のプロフェッショナル」として専門性を磨き上げ、仕事を任せられる人材になってほしいという同社の思いがある。三菱商事グループの事業は幅広くてダイナミック。経理・財務を通じてその根幹を支え、強い専門性を身に付けられる同社で、一歩ずつ貴重な経験を重ね、成長とやりがいを体感していってほしい。

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東京駅を見渡せるとても明るいコミュニケーションスペースを持つ同社。社内のオフィス環境も清潔で、ハード・ソフトの両面から働きやすい職場づくりを 目指している。

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