最終更新日:2025/4/21

東京都国民健康保険団体連合会

  • 正社員
  • 既卒可

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  • 財団・社団・その他団体

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東京都

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仕事・キャリアパスについて伝えたい

都民の豊かで健康的な暮らしを支えるために

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国民皆保険制度を担う仕事の責任とやりがい

診療報酬などの審査支払事業をはじめ、質の高いサービスを提供している国保連合会。今回は入職3年目、4年目の若手職員に、それぞれの仕事の内容や仕事で得たやりがい、職場の雰囲気などを訊いた。

写真左から                                                                 【H.M.さん/介護福祉部介護保険課(2022年入職)】                                  【I.K.さん/企画事業部保健事業課(2021年入職)】                                  【T.Y.さん/保険者支援部共同処理システム課(2022年入職)】

先輩職員の1日

「午前は郵便で届いた請求書等の確認と取り込み。午後は不備のあったCDやエラーが出た事業所への電話連絡等。基本は定時で退社。」(H.M.さん)
「保険者に提供するデータの作成と、データのアップロードに関するベンターとの打ち合わせ、会議の出席など。問合せには、その都度対応しています。」(T.Y.さん)
「朝礼でその日の業務と進捗状況の確認をし、メールをチェック。保険者への研修や保険者に提供する帳票類の内容なども確認します。」(I.K.さん)

社会保障を通して、多くの人々を支えたい【H.M.さん】

就職活動に臨む際、メインで考えていたのが公共性の高い職種であることや、社会貢献できる仕事であることでした。そうして調べる中で、国民健康保険を扱っている本会のことを知り、社会保障制度を通して、多くの人々を支える仕事に携われると思い応募しました。

現在、私が所属している部署は介護保険課で、介護給付費請求書の審査と支払業務に携わっています。具体的には、介護事業所から受け付けた明細書の記載もれ等の確認や、正当に請求されているかどうかの審査を行い、支払いまでを担当しています。請求日から支払日までは月ごとに決まっているため、これを1カ月のルーティーンとして行っています。受け付けた請求書等のデータを全てシステムに取り込み、一律に審査をかけます。エラー件数の多い事業所の場合、入金額が少なくなり、運営に支障が出てしまうと事業所にも利用者にも不利益が生じる可能性があります。その場合は事業所に直接連絡して、修正と再提出をお願いしています。

介護保険業務に携わっていますが、社会情勢の変化とともに変わっていく制度の中で、絶えず知識を吸収できる環境で働けていることに、一番やりがいを感じています。介護保険は報酬改定というかたちで、3年に1度、見直されることが定められています。それがちょうど2024年度。報酬改定や制度変更の渦中に身を置くことで、普通に生活していたら知り得ない知識や情報を吸収することができ、自らの成長を実感できます。

業務は部署全体で分担して対応しているため、職員同士の進捗確認は頻繁に行っています。「報連相」を忘れずに行うとともに、業務を抱え込み過ぎないこと、歩調を揃え、チームワーク良く対応することを意識しています。

また介護保険課は、相談し合える環境が整っています。分からないことや困ったことがあった場合、基本は同じ係の先輩に訊くのですが、不在の場合は別の係の先輩に相談することもでき、1年目の新人職員だけでなく、異動してきた職員にとっても安心できる職場環境だと思います。

周囲のサポートを受けながら、積極的に働ける職場です【T.Y.さん】

大学で公共政策に関する勉強をしていたので、それを活かせることを軸に就職活動を進めていて、国保連合会のことを知りました。1つの団体として国民健康保険という制度に特化し、そのプロとして携わっているということに惹かれ、入会を志望しました。

入職後は保険者支援部共同処理システム課に配属。国保連合会と保険者(区市町村等)が共同で使用している国保総合システムに関する問合せや質問への対応のほか、システムを運用しているベンダーとの打ち合わせなどが主な業務です。

現在、入職して3年目になりますが、入職当時は国保の制度はもちろん、システムのことなど、何も分からない状態でした。そこから少しずつ制度のことやシステムのことを学んでいると問合せの内容が理解でき、質問にすぐに答えられることが多くなりました。学んできたことが着実に仕事に活きていることを実感でき、自分自身の成長を感じるところが今の仕事のやりがいになっています。自分で分からないことを調べたり、先輩に訊いたりしていくうちに徐々に身に付いているのが分かり、できていなかったことができるようになることで自信もつきました。

私はコミュニケーションに関して、決して得意な方ではありませんでした。それを克服し、仕事に慣れるためには、数をこなすことが大切と考え、電話が鳴ったらすぐに取るということをしていました。過去の問合せを基にした回答のテンプレートや「よくある質問」はあるのですが、どんな問合せや質問がくるか、事前に分かるはずもなく、とにかく電話に出て積極的に多くの問合せを受け、分からなければその都度、周りの先輩たちに確認し、1つずつ解決するということを続けました。それも先輩たちのサポートが受けられる安心感があってのことだと思います。

これまで先輩たちには多くのことを教えていただきました。知識が豊富で何を訊いてもすぐ答えていただける尊敬できる方ばかりです。新人だから、経験が浅いからといって遠慮することなく、積極性を持って働ける職場だと思います。年齢層は20代前半から大ベテランまでと幅広いですが、世代間の壁も感じることなく、チームワーク良く仕事に取り組んでいます。

昇任を果たし、より責任感強く、仕事に臨みたい【I.K.さん】

多くの人の役に立ちたいという思いを持っていました。就職活動では非営利で人々のために働ける所を探していたところ、国保連合会の存在を知りました。日本の国民皆保険制度を支えている重要な役割を担っている組織であり、かつ人々のサポートをしているというところに魅力を感じました。

入職後の3年間は審査に携わる部署に勤務し、今年度から企画事業部保健事業課の配属に。保健事業に係る部署で、私が携わっているのは、健診・医療・介護等の情報を利活用し、様々な統計データを保険者に提供し、保健事業の実施をサポートする業務です。保険者に向けて統計データの帳票等を作成、提供をしています。

実際にデータを活用いただくために、自治体に務めている保健師の方や保健事業を担当している職員の方にお越しいただいて、データの活用方法に関する研修も実施しています。研修の後、受講者から感謝の言葉をいただいたり、好評だったとの声を聞いたりすると、やりがいを感じます。

どんな仕事でも自分一人で成立するものはありません。私が携わっている仕事は、多くの自治体の方など、外部の方も関わっているため円滑なコミュニケーションが重要となります。分からないことや疑問に思うことがあったら、その都度確認するほか、進捗状況をこまめに報告し、お互いの状況を把握しながら取り組んでいます。

現在の業務では、専門的な知識が求められますが、質問すれば丁寧に教えてくれる職場です。前の部署でもそうでしたが、すぐに何でも訊いて確認できる環境なので、未経験の方でも不安を感じることなく、仕事に取り組めると思います。仕事の話だけでなく、雑談も気軽にできるなど、普段からコミュニケーションが円滑に取れているため、話しやすく、良い雰囲気がつくられているのだと思います。

現在、主事という役職に就いていますが、入職5年目になると主任の昇任試験を受けられます。そのため直近の目標は昇任試験に合格すること。さらに経験を積み、より責任感を持って仕事に臨みたいと考えています。

学生の方へメッセージ

■学べる環境です
本会は、社会保障制度の根幹を支えている組織でもあり、専門性も公共性も高い、多岐にわたる事業を行っています。約3年ごとに部署の異動がありますが、様々なことに興味を持って、異動した先々でずっと学んでいける環境というのは、私にとっての一番の魅力です。福利厚生も充実していて、私は映画の割引を頻繁に利用しています。その他、休みも取りやすく、ワークライフバランスも良好です。
[H.M.さん]

■待遇面も充実
国保や社会保障制度に関する研修が充実しているのはもちろんですが、システムなどの研修も受けられます。そのため未経験でも入職してから十分に学べますし、先輩も優しく丁寧に分かりやすく教えてくれるので心配はいりません。就業に関しては、基本的に東京23区の職員と同じ。福利厚生も充実しているので、働きやすいと思います。また、職員の互助会があって、娯楽施設などを割引で利用できます。
[T.Y.さん]

■多くの経験ができます
本会では審査支払事業を中心に、様々な事業を行っていて、ジョブローテーションによって多くの事業に携わることができます。成長したい方や、経験を増やしたいという方に適した職場環境だと思います。医療や福祉に関するより専門的な知識を学ぶことも可能。未経験からでも研修が充実しており、サポート体制も整っているので安心してチャレンジしてください。
[I.K.さん]

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組織として有給休暇の取得を促進しているなど、休みを取りやすく、仕事とプライベートも両立できます。映画館やレジャー施設も割引で利用できるのも魅力の1つです。

マイナビ編集部から

東京都国民健康保険団体連合会という名称から、多くの人がお堅いイメージを抱くと思われます。今回インタビューしたH.M.さんも、入職前は同様の感想を持たれたそうですが、実際に入ると「きっちりしているというのはその通りでしたが、真面目な職員が多いので、安心して相談できる環境」だと分かり、「かなり柔軟で、働きやすい」と感じたと言います。この働きやすさに関しては、取材対象の全員が口を揃えています。3人とも表情は柔和で、人当たりがソフトな印象。質問に対しても、しっかりと受け止め、ちゃんと伝わるよう言葉を選びながら話していただき、真面目さや誠実さが伝わってきました。それは持って生まれたパーソナリティでもあると思いますが、3人が言う通り、分からないことや疑問に思うことがあったら、誰にでも気軽に質問でき、丁寧に教えてくれるといった、職場の雰囲気が良好であることも大いに関係しているのではないかと感じます。

また、同会は特定の行政目的を達成するために設立された公法人に分類されます。そのため待遇や諸制度、休日休暇、福利厚生などは、特別区(東京23区)に準拠しています。
多くの人の役に立ちたい、公益性の高い仕事に就きたい方は、ぜひ選択肢の1つに入れて欲しい組織です。

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本会は国民健康保険の診療報酬の審査支払をはじめ、介護事業や障害福祉事業など、幅広い事業などを通して都民の暮らしをサポートしています。

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