最終更新日:2024/7/29

(株)小田急ハウジング

業種

  • 住宅
  • 建設
  • 住宅(リフォーム)
  • 不動産(管理)

基本情報

本社
東京都

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

小田急ブランドだから実現できる「豊かな住まいづくり」を目指しています

  • 土木・建築系学部 専攻の先輩

PHOTO

先輩社員が語る“仕事の魅力と難しさ”

リフォーム事業とマンションの設備工事で活躍している3人の先輩社員。その仕事内容ややりがいには、小田急ブランド独自の特徴が表れている。会社選択のヒントにしてほしい。

青木 翔空さん(写真左)
マンション管理事業部 設備工事グループ
2017年入社/専門学校建築デザイン科卒

浅沼 汐音さん(写真右)
リフォーム事業部 町田店
2020年入社/経済学部経済学科卒

徳重 聡さん(写真中)
リフォーム事業部 経堂店
2022年入社/理工学部建築学科卒

ここが小田急ハウジングの魅力です!

「所属部署は雰囲気がとてもアットホームで居心地がいいです。年次差がある先輩社員も多く居ますが、世代間ギャップを感じることはありません」(青木さん)
「増えてきたとはいえまだ数が少ないので、若手社員は大切に育ててもらえます。1つ質問すると100のボリュームで答えが返ってきますから」(浅沼さん)
「年次や部署の垣根を超えた風通しの良い社風は当社の大きな魅力。自分が話し好きなこともありますが、初対面の先輩たちとも気軽に話すことができます」(徳重さん)

設備工事を通じて、マンションの安心・安全と資産価値向上を目指す

職人の世界に憧れがあり、入社前から施工管理職を目指していました。入社のきっかけはインターンシップ。住まいが小田急線沿線だったので、当社には最初から親しみを感じており、是非ここで働けたらと考えていました。

最初の配属先は管理事業部(当時)です。ここでビルの工事管理を1年半、ビルの設備管理を2年経験し、その後は小田急系列のビルマネジメント会社に1年半出向。2021年の秋に当社へ戻り、今は現在の部署でマンションの設備工事を行っています。異動はありましたが、基本的には設備管理の業務が中心。現在に至るまで多くの実務経験を積むことができました。

分譲マンションの設備工事は、管理物件の建物、設備に関する技術的なサポートが主な役割。エレベーター、自動ドア、給水ポンプ、感知器などの法定点検を行うほか、植栽の管理も行っています。点検の作業自体は協力会社に依頼していますが、日程の調整、現場確認、異常時の対応など、業務は多岐にわたります。また、私たち自身も月に1回は物件を定期巡回しています。

当社が管理している分譲マンションは約150棟あり、それを社員10人で管理しています。専任の担当者が作業日程を組み、私たちは異常があったときの修理や交換工事の見積書作成やお客さまへの提案、工事の立ち合いなどを担当。お客さまはマンションの管理組合、つまり居住者の方々です。

仕事上で注意している点は、プロとしてのアドバイスです。誰にでもわかりやすいように工事の必要性や内容を説明し、管理組合の皆さんに納得していただかなければなりません。逆に、お客さまから学ぶことも多いですね。安心・安全と建物の資産価値向上が目的であることは同じですが、世代やお仕事、価値観がさまざまですから、設備への視点もそれぞれ異なります。「こういう見方もあるのか」と驚かされることも珍しくありません。

入社後日の浅い時期は自分が原因ではないクレームに対しては、正直戸惑う気持ちを持つこともありましたが、今は自分事としてうけとめ、しっかり対応できるようになりました。工事を通じてお客さまに満足していただけることが嬉しいですし、経験を重ね、責任もより重くなってきたと感じています。
現在の私は後輩も増え、若手のリーダー的な立ち位置になりました。学んできたことを教えつつ自分も成長していきたいと思っています。
(青木さん)

規模の大きなリフォーム案件を無事に完了。営業としての自信がつきました

祖父が不動産関係の会社を経営していることもあり、住宅業界にはもともとなじみがありました。複数の内定をいただいた結果、当社を選択。理由は、インターンシップに参加したときの印象がとても良かったから。リフォーム提案をロールプレイングで教えてくれた先輩がとても丁寧で、「この会社に入ってこの人と一緒に働きたい」と思ったのです。

入社後は町田店でリフォーム営業の仕事に携わっています。まずは、リフォームをご検討のお客さまのニーズやお困りごとをお伺いし、細部までヒアリングすることにより暮らし方をイメージ、理想の住まいを描きます。提案内容が決まったら、見積もりを作成してお客さまにご提案。工事が決まったら、基本的には自分たちで工事現場を管理し、職人さんに直接指示を出します。1人の担当者が提案から工事、さらにはアフターフォローまで一貫して担当するのが当社の特徴。仕事の面白さも難しさもこの点にあると実感しています。

忘れられないのは2021年の冬、マンションにお住まいのお客さまからいただいた案件です。システムキッチンの交換にはじまり、壁、床の改修、建具の交換など、工事内容はダイニング全体に及びました。通常なら施工管理の専任担当者が工事を管理するケースですが、専任担当者のサポートのもと、私が工事も担当させていただくこととなりました。

難しかったのは、お客さまが仮住まいを選ばれず、住まいながらのリフォームとなったこと。工事中の騒音とホコリには特に気を使いました。無事に完了し、お客さまから「きれいになったわ。本当にありがとう」と感謝された時は感無量でした。ほぼ1年がかりの大型案件をひとりでやり遂げられたことがうれしかったですし、文系出身ながら入社から頑張ってきたことにより、「ここまでやれる」という自信がつきました。

当社の大きな魅力は、出身学科を問わず誰もが活躍できる環境があること。私のように文系出身の社員でも仕事内容に差はありませんし、水まわりの設計や生活動線など、細かなことに気がつく視点は同じように重視されます。期待されているので仕事のモチベーションも上がりますね。

今では、私も後輩を育てる立場となりました。今後は新入社員に「浅沼さんのようになりたいです」と思われるくらいの先輩になりたいです。
(浅沼さん)

得意のトーク力でステップアップ! 成約時の大きな達成感がやりがいに

私の就職活動には地域密着型のハウスメーカーであることと、強みであるコミュニケーション能力を生かせることという2つの軸がありました。お客さまと近い距離で営業の仕事をしたかったので、小田急線沿線という地域性を持つ当社にはとても魅力を感じていました。鉄道系列のハウスメーカーの中でも、地域に根付いているというイメージが最も強かったのです。

新入社員研修は入社後約1カ月半。社会人としてのマナーや業務内容などの基礎研修のほかに、新築住宅の建築現場見学、外部機関による技術研修もありました。ここではパソコンやCADスキルのほかに施工実習も体験。クロスの貼り替えは苦戦しましたが、とても勉強になりました。集合研修後は念願のリフォーム事業部へ配属となり、配属後も週に2回リフォーム業務の専門性を高める研修を受けました。

当社では入社後の2年間はOJT期間とされ、それぞれの新入社員に育成担当の先輩がつきます。私の育成担当は10歳上の先輩社員。最初から全てを教えるのではなく、「まずは考える機会をつくる」という教育方針です。最初はわからないことばかりで苦労しましたが、先輩の現場に同行するうち、育成の意図が理解できるようになりました。

リフォーム工事はお客さまと綿密な打ち合わせを行っても、実際の現場で想定外のことが起こる例はよくあります。どのように対応するかをその場で決めなければ現場がストップしてしまうため、臨機応変な対応が求められます。人に頼らず自分で考え、自分で判断を下さなければなりません。考えさせる育成法は、そのための訓練だったのです。

入社1年目を振り返ると最初は網戸の張り替えのような小さな案件が中心でしたが、3カ月経った頃には難易度の高いキッチンの交換にもチャレンジ。育成担当の先輩だけでなく、職場全体のサポートにより、順調にステップアップできた時期だったと感じます。成長実感に加え、契約をいただいたときの達成感と工事が終わったときの充実感は、何度経験しても嬉しいものです。

同時に、自分の課題も見えてきました。お客さまからのニーズに対し、今の私は一つの案しか出せないのです。複数の提案を出せる先輩は説得力が違うので、お客さまの信頼も厚い。そのためには知識と提案力を身に付けることが重要だと思っています。それを実現するためにも、努力を惜しまず、更なる成長を目指します。
(徳重さん)

企業研究のポイント

当社の強みは“小田急ブランド”が持つ信頼感にあります。お客さまはお住まいのエリアに対する愛着が強く、小田急グループの不動産会社で住宅を購入された方も多い。そのため、新人の営業担当者でもお客さまに受け入れてもらいやすいのです。

私の店舗にも3人の新卒若手社員が在籍中。皆、4月に入社後、秋には独り立ちして多くのリフォーム案件を受注しています。彼らに共通しているのは、真面目で人の話をよく聞くということ。報告を怠らないし、先輩に相談するときもあらかじめ自分なりの答えを持っている。社会人としての基礎力が身についていると感じます。

当社は社員の中間層が薄いので、若手社員には大きな期待を寄せています。仕事内容に対し、向き不向きを意識する必要はありません。私自身は会社にさまざまなタイプの人がいる方がいいと思っています。優等生ばかりでなく、少々枠からはみ出すくらいの人にも興味を持ってもらいたいですね。

長いキャリアを考えたとき、無駄な仕事は一つもありません。どの会社でもそうだと思いますが、希望どおりの部署へ配属されないこともあるでしょう。しかし、そこで大切なのは自分の将来像がきちんとあることだと思います。そのためにも、企業研究の期間から、様々な企業での働き方を知り、自分の将来像を想像してみることで、社会人になってからもキャリアの可能性を広げることが出来ると思いますよ。

PHOTO
新百合ヶ丘店で11年の営業経験を積んできた宮崎店長。「小田急ブランドのメリットを生かしつつ、お客さまにはそれを超えた価値を提供してほしい」と語る。

マイナビ編集部から

沿線を中心としたエリアで事業を展開している小田急ハウジング。同社の強みは、50年の歴史で培ってきたお客さまからの厚い信頼にある。顧客がリフォームを検討して複数の会社に見積もりを依頼した場合も、「最初から最後まで仕事が丁寧」「安心して任せられる」という理由で最終的に同社を選ぶケースが多いのだという。宮崎店長が語っていたように、小田急というブランドに対するこの大きな信頼感は、応募を検討している学生の皆さんにとって大きなプラス要因になるはずだ。

同社の仕事内容や社風は、取材に応じてくれた先輩の話から十分に伝わってくるだろう。強調しておきたいのは、次の50年にむけて更に会社として成長・変化をするために、20代の若手社員に大きな期待が寄せられていること。早いうちから責任ある仕事を任せられるが、それは成長のチャンスが多いということでもある。

新卒採用において同社が重視しているのはミスマッチを防ぐこと。住まいに関する様々な事業を展開している同社では、入社後の活躍の場は配属先により分野が異なる。
自分がチャレンジしたい仕事をイメージしつつも、幅広く可能性を考えキャリアを積むことを是非意識してほしい。
また、入社後は社会人としての基本を身に付けるためにも、まずは配属部署で仕事の基礎スキルを学ぶことが大切だ。小田急ハウジングという舞台で社会人としての一歩を踏み出し、未来へ向かって大きく羽ばたいてほしい。

PHOTO
「仕事を通じて小田急線沿線のお客さまの生活を豊かにしたい」。─所属部署や店舗は異なるが、地域貢献への思いは3人に共通している。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2025に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2026年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

トップへ

  1. トップ
  2. (株)小田急ハウジングの取材情報