最終更新日:2025/3/19

日本高純度化学(株) 【東証プライム市場上場】

  • 正社員
  • 上場企業

業種

  • 化学
  • 薬品
  • 商社(化学・石油・ガス・電気)
  • 半導体・電子・電気機器
  • 繊維

基本情報

本社
東京都
PHOTO
  • 10年目以内
  • 化学系
  • 技術・研究系

ゼロベースの開発に挑戦し未来を変え得る大きな成果に到達する

  • U.K
  • 2013年入社
  • 大学院総合化学研究科総合化学専攻 修了
  • 技術部
  • 貴金属めっき薬品の開発

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 研究をメインにする仕事
  • 高品質・高性能にこだわる仕事
現在の仕事
  • 部署名技術部

  • 仕事内容貴金属めっき薬品の開発

この会社に決めた理由

私が大学院で研究していたテーマは貴金属のナノ粒子でした。当社の主力製品は貴金属めっき用薬品ですが、ナノ粒子で学んだ知識がめっきにも深く関わっている点が入社の一つの決め手となりました。社員数50名に満たない小さな組織だけに、個人個人の役割が大きいことにも共感を覚えました。


現在の仕事内容・成功体験

新しい貴金属を用いた薬液の開発です。当社では使ったことがない貴金属であるうえに、用途が自動車の駆動系に関わる部分という未経験の分野だけに、すべてがゼロからスタートしました。私自身、当初は何回か実験をしていけばめっきが付着する形が見つかるだろうと楽観視していました。しかし、人間の命に関わる自動車の駆動系部品はお客様が求める品質が極めて高く、何度も試作をしては”ノー”という返事を受ける繰り返しで、開発は難航するばかりでした。その後も粘り強く開発に取り組み、現在のテーマを与えられた4年の歳月が経った頃、ついに光明が見えました。どうしても部品と相性が悪くて付着しなかった被膜が、ようやく満足いく形に仕上がりました。ある日突然、劇的な方法を思い浮かんだのではなく、日々の積み重ねのたまものだった。


仕事の今後の展望

お客様の求める企画を丁寧に捉えて、試行錯誤を繰り返した結果、最終的に求めるスペックに辿り着きました。開発に携わって5年が経過した今は、ようやく製品化への土台ができてきています。あと数年で世の中の自動車に搭載されることになりそうです。


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