最終更新日:2025/5/13

住化ロジスティクス(株)【住友化学グループ】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 物流・倉庫
  • 陸運(貨物・バス・タクシー)
  • 専門コンサルティング
  • 化学
  • 情報処理

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

知識ゼロからキャリアをスタートさせた先輩社員の働き方をご紹介します!

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様々なキャリアパス

住友化学グループの安定した基盤のもと、化学品物流のプロフェッショナルとして、高品質な物流サービスを提供する住化ロジスティクス(株)。ここではキャリアパスの異なる3名の先輩社員から、お話を聞きました。

平田 勇貴さん/経営企画室/2020年入社/経済学部卒(写真・左)
(全社横断的に物流課題の解決を支援するプロフェッショナル)

齋藤 颯真さん/西日本事業本部 愛媛業務管理部/2019年入社/経済学部卒(写真・右)
(化学製品の生産に必要な原材料の調達にかかる物流のプロフェッショナル)

岡川 璃咲さん/東日本事業本部 千葉業務管理部/2021年入社/経済学部卒(写真・中央)
(効率的で最適な物流体制の立案・構築に取り組むプロフェッショナル)

休日の過ごし方は?

「趣味は飲食店巡り。週末は人通りの少ないビジネス街を散歩しながら、気になったお店をチェックしています。社内の懇親会でお店を提案することも!」(平田さん)
「月に一度の頻度で、広島や岡山に音楽ライブを観に行っています。色々なアーティストの音楽に触れるのが楽しく、リフレッシュにもなっています」(齋藤さん)
「書店や美術館巡りのほか、旅行や好きなアーティストのコンサートに出かけるなど、週末もアクティブに過ごしています」(岡川さん)

生産(工場内)物流の管理からキャリアをスタートし経営企画へ。物流最適化を支援する(平田さん)

■“提案型の仕事“を志望し、物流業界へ!
学生時代に、大学の学生向けサービスを企画・運営する団体に所属し、企画立案に携わっていました。当初は保険代理店を志望していましたが、とある企業イベントで“最適なモノを最適なタイミングで輸送する”という言葉を聞き、物流業界であれば学生時代に培った企画提案力が活かせるのではないかと感じ、興味を持ちました。当社を選んだ理由の一つに、会社名の頭文字と一緒の「Sensibility(感受性)」「Learning(学習)」「Challenge(挑戦)」を重視する考え方が、自身の価値観と合致・共感したこともあります。

■物流の現場に近い部署での業務を経て、経営企画の分野へ
愛媛業務管理部や、物流の現場に近い部署での経験を経て、現在は経営企画室に所属しています。以前の部署では、液体製品の出荷手配やコンテナの在庫管理、また容器に貼り付けるラベルデザインに関する各種調整業務などを担当していました。それまでは物流の現場に近い環境でキャリアを積み上げてきていたので、経営企画室への辞令を受けた当時は驚きましたが、今では新たな挑戦を楽しんでいます。

経営企画室では、経営層と共に会社の目指す姿やそこまでの道筋を検討し、目標達成に向けて、各部署とコミュニケーションを図りながら課題解決を支援する役割を担っています。具体的には、全社を挙げて取り組んでいるデジタル化プロジェクトや、ワークライフバランスの実現に向けた改善活動を推進するプロジェクトにおいて、進捗の把握・課題解決の支援を行うことで、会社の目標達成に貢献しています。これらのプロジェクトには、様々な部署の方が参画しているため、物流の現場を間近で見てきた経験が、実態の把握や改善の提案に役立っています。

■頑張りや成果が認めてもらえる環境でモチベーションアップ
当社の人事制度では、業務成果はもちろん、成果を上げるための過程も評価対象となるため、常に新たな業務へ挑戦する姿勢を心がけています。経営企画室は定型業務が少ないため、課題解決に向けた方法を自ら考え、積極的に上司に提案しています。社員のデジタルリテラシーを向上させる研修において、自ら提案したカリキュラムが採用されたことや、定型業務を自動化するために開発したロボット(RPA)が評価されたことは、自身のモチベーションアップに繋がっています。

DX(デジタルトランスフォーメーション)化が進む物流は、これからますます面白くなる(齋藤さん)

■ブランド力と充実した福利厚生が魅力
学生時代は経済学専攻だったため、企業研究の初期は地元の金融機関を志望していましたが、物流業界で働く方から話を聞いたことがきっかけで、この業界に興味を持ちました。地元である愛媛県には住友化学グループの企業が多く、馴染みがあった点や、福利厚生が充実している点にも魅力を感じて入社を決めました。

■化学製品の生産に必要な原材料の調達にかかる物流や、製品の在庫管理に携わる
入社当初はトラックによる化学製品の少量輸送を担当し、運送会社などの業務委託先の管理やトラブル対応に携わりながら、物流の現場に関する経験を積みました。その後の業務ローテーションを経て、現在は原材料や化学製品の入出荷業務を担当しており、原材料の日々の使用量の確認や在庫管理、業務委託先との調整などを行っています。

日々の業務においては、常に改善の余地を探しながら、より効率的な物流について考えています。例えば、輸送の流れの見直しによるコスト削減や、トラブル発生時の再発防止策の検討・実施などを通じて、問題解決に至ったときには大きな達成感が得られます。

■真摯に業務に取り組み、働きやすい環境
私のいる職場では、限られた時間の中で集中して成果を出すタイプの方が多く、担当業務の性質によって多少の差はあると思いますが、残業することは少ないです。また、有給休暇も取得しやすい環境で、プライベートも充実させている方が多い印象ですね。

■これからもっと面白くなる業界
物流の「2024年問題」が注目される中、物流業界は大きな変革期を迎えています。在庫管理もデジタル管理が主流となるほか、自動運転技術が導入されるなど、様々な新しい技術が投入されつつあります。省力化が進み、より働きやすい環境になっていくものと感じています。

工場内における物流管理に加えて、効率的で最適な物流体制の 立案・構築にも挑戦中

■日本のモノづくりの”縁の下の力持ち”
学生時代に国際経済を学んでいたことから、当初は貿易関係の仕事を志望していましたが、日本のモノづくりを支える”縁の下の力持ち”として、人々の暮らしや経済に必要不可欠な存在である点は物流業界も一緒だと感じて、入社しました。また、住友化学グループとしての安定性や、ワークライフバランスの取りやすい環境にも惹かれました。

■工場内における物流管理を経て、物流企画や物流最適化を担当
現在は、住友化学千葉工場で生産されるポリエチレンやポリプロピレンなどの合成樹脂に関する物流の管理を担当しており、工場での製品の充填依頼から発送・輸送手配など、物流の川上から川下まで幅広く携わっています。

最近は、輸配送に関する新規案件の検討のほか、他化学メーカーも含めた共同物流や、物流最適化などの企画業務にも参画しています。こうした経験を通じて、身につけた多角的な視点で業務を進めることで、日々成長を感じています。

■フレンドリーな方が多く、馴染みやすい環境
私の職場はフレンドリーで優しい方が多いです。私は就職を機に関東に引っ越したため、当初は環境に馴染めるのか心配でしたが、とてもあたたかく迎えてもらえました。新規案件の獲得時は、先輩や上司が「この案件やってみる?」と声をかけてくれて、チャレンジを促す配慮をしてくれるのもありがたいです。

■資格取得を含めたスキルアップを目指す
今後も変化の激しい物流業界に対応するためには、資格取得も含めて常に知識をアップデートし続けることが重要だと考えています。徐々に任せてもらえる業務の幅も広がってきたので、さらなる成長のため、物流に関する知見をより深めていきたいと考えています。最終的には、荷主の物流課題を解決するエキスパート人材として、キャリアを積み上げていきたいです。

学生の方へメッセージ

企業研究では、自身の興味や価値観に合った会社を見つけるために、自分なりの軸を持つことが大切だと思います。私は提案型の仕事に興味があり、それを軸に企業を研究していました。自分の軸と、事業内容や企業理念、福利厚生を照らし合わせてみるなど、様々な角度から検討してみてください。(平田さん)

企業研究は漫然と情報収集するだけではなく、計画性を持って効率的に進めることをおすすめします。「業界研究を通じて興味のある分野を絞り込む」「自分のキャリアプランと企業の将来性を重ねてみる」など、具体的な目標を設定すると、企業研究の質を高めることができると思います。(齋藤さん)

企業のパンフレットやホームページ、新聞記事、インターンシップなど、いろいろな媒体・手段を活用して情報収集を行うのが良いと思います。また、両親や親戚、先生など、社会人経験が長い方に話を聞いたり、相談したりするのもおすすめです。大学のキャリアセンターや図書館にある業界関連書籍でのリサーチも有効だと思います。(岡川さん)

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豊かな生活を支える製品の原料となる、化学品のサプライチェーンを担っています。知識ゼロからスタートした多くの先輩がプロフェッショナルとして活躍中です!

マイナビ編集部から

今回、取材に応じていただいた皆さんが、実際の業務を経験することを通じて「物流業界に対する認識が大きく変化した」と語っていたのが印象的だった。学生時代は、“物流”と聞いて宅配便やトラック輸送といったイメージしか持っていなかったものが、モーダルシフトなどの物流最適化を提案するなど、多種多様な業務があることを知ったそうだ。社員の皆さんの経験談も踏まえて、企業研究では視野を広げて様々な業界を俯瞰してみることを提案したい。

また、今回取材した岡川さんが、業務を通じて「学ぶことの面白さを発見できた」と話していたのも印象的だった。「気になったことがあればすぐに調べたり、実際に足を運んだりするフットワークの軽いタイプなのですが、仕事でも『これを実現するためにはどうしたら良いのだろう』と思ったときには、知識が豊富な先輩に教わったり、現場に足を運んで直接聞いたりしています。そこで得た気づきや学びを、実践に活かすことができる面白さを感じています。もし当社に入社していなければ、知り得なかったものです」と語っていた。興味・関心や知的好奇心に加えて行動が伴えば、知識ゼロからでも専門職として活躍できる、そんな可能性を感じた取材だった。

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住友化学グループの物流機能を担う会社として、半世紀以上にわたり実績を積み重ねてきた。化学品の”物流を最適化すること”を通じて社会に貢献している。
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