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最終更新日:2025/5/2
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部署名運転管理部 部長
勤務地長野県
仕事内容国内有数の観光地にある浄化センターの維持管理責任者
【下水処理場へ出発】40km離れた観光地にある下水処理場に同僚を乗せて出発します車中で今日の作業打合せや、その作業にどんな危険があるのかをお互いに確認します。
【工事作業立ち合い】大きな故障や劣化は自治体から委託された専門業者が担当します。処理場全体が機能停止しないよう打合せ、設備停止の段取りに加え、監督的立場を代理することもあります。普段見ない内部構造や工具など勉強になることも多いです。【薬品搬入立ち合い】液体薬品の搬入に際し、配管接続、搬入・発注量、空き容量などを確認し投入を許可します。投入中も安全に問題がないか点検します。
【処理状況の確認】水質担当から報告されたデータの確認と水処理装置の設定調整を指示します。水処理状態が悪いと、何が悪いのか、どうしたらよくなるか様々なデータを検証します。また、担当処理場は土日の観光客増加や雨の影響を受けやすく流入水の質も日々変化しますので、その日の水質結果だけでなく、翌日以降の状況を予測しながら調整量を検討します。
【昼休み】
【試運転動作確認】午前中に作業が完了した設備の動作点検を実施します。不良個所が正常に動作するか、漏水は無いか、電気的に問題は無いかなど、自動運転再開後に症状が再発してしまうと双方に手間がかかるので、手動運転と自動運転を駆使して動作の正常を確認します。
【管理業務・事務処理】委託した水質検査結果を確認し、データをまとめます。また、備品の在庫確認、発注などの事務作業を行います。月初は毎月提出する報告書を作成します。【最終動作確認】スイッチの戻し忘れや異常が無いか場内を一巡します。お客様から管理を委託されている以上、人為的ミスが原因のトラブルには最大限注意しています。また、作業後の整理整頓も安全の基本として確認します。
【拠点に向けて出発】1時間の移動時間で所員からの質問に答えています。作業での疑問点、普段の悩みや相談なども聞き、働きやすい職場づくりの参考にしています。業務に関する質問が高度になるほど成長を感じて嬉しく感じることもあります。【到着し次第退勤】17:00に拠点に到着したら、今日の作業も無事終了。安全の第一歩は規則正しい生活からをモットーに管理者であっても率先して定時退社を心がけています。
令和6年に一般市民対象の下水道フェアを主催しました。初めてのイベントでしたが、それぞれに与えられた役割を自分で考え積極的に行動することで、来場者に喜んでいただき、無事に終了しました。準備段階では責任者のイメージと違うこともありますが、お互いにコミュニケーションをとり、より良くするためにアイディアを出し合うことが出来る人、主体的に率先して行動できる社員が多い印象です。また、開催は土曜日でしたが、部署を超えて大勢の社員に協力いただけたところも横のつながりを感じるところです。
下水処理の仕事は微生物が主役です。熱帯魚の水槽をイメージしてもらうとわかりやすいですが、熱帯魚を飼育するには、エアポンプと水中ポンプ、毎日のエサやりなど維持するために管理しなければなりません。下水処理も同様に置き換えることができ、熱帯魚=微生物、エアポンプ=曝気装置、餌=流入下水などです。微生物を上手に飼育することで下水もきれいになります。そのため、それらの機械が壊れないようメンテナンスして、日々の状態から様々な調整を行います。機械相手のように見えて、実は生き物を飼育する楽しさが隠れているところに魅力があると思います。
私たちの職場は生活に欠かせない水道に係わる仕事です。利用される市民の安全と安心に責任を持ち、委託される自治体から信頼される行動をしなければなりません。異常が発生した際には水道が止まることの無いよう、様々な関係者と協力しながら迅速な復旧に努めています。これらは日頃から疑問点を解消し理解向上に努め、周囲とのコミュニケーションが欠かせません。初めから何でも知っている人はいません。わからないこと理解するように努力する人、困難な事態に遭遇したときも自分に限界を設けず、責任を持って協力しながら想像力を働かせて挑戦できる人と一緒に働きたいと思います。
24時間365日、休まず水インフラは稼働を続けています。規模の大きな現場は夜間交代制もあり、小さな現場は夜間機械監視で異常があれば通報装置に呼び出されます。異常も様々でリセットボタンを押すだけで済むものから、応援を呼んで対応しなければならないものまであります。インフラを守るということは責任に加えて技術や知識も必要となります。また、設備だけでなく水質管理にも気を使います。毎日の測定結果から小さな変化をとらえ、今後の予測を踏まえた設定に変更します。AIや自動化が進んでも生物処理の分野ではまだまだ人の感覚や経験が必要になります。観光地にある処理場を担当していることもあり処理水質には気を使いますが、毎年130万人以上が来訪する国内有数の魅力ある環境に貢献している自負がやりがいに繋がっています。
最初に結論を言うと、原則定時出退勤だからと思っています。水処理の現場は基本的に製造工場と同じで、原料である下水を使って汚れを除去した水を連続して製造するため、設備は自動化されています。そのため、突発的なトラブルが無ければ基本的に時間外勤務はありません。また、現状に甘んじず、どうしたら改善できるか、提案がしやすい環境にあります。今はDXをすすめることで品質(技術力・育成等)や安全、効率を向上できないか試行しているところです。仕事でやりたいことができ、プライベートとも両立できる職場に魅力を感じています。