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最終更新日:2025/3/1
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部署名開発研究所 有機合成グループ
仕事内容将来有望なニーズの調査から半導体の材料の研究開発など
大学院での研究では、先輩や後輩とのディスカッションを通じて、いろんな人の意見を聞くことで多くの気づきを得ました。そのため、有機合成化学の知見を活かせることを軸に、多様な分野および人と関わり研究をしたいと考えて就職活動しました。住友精化については、研究室にガスボンベが置かれていたので「ガスをつくっている会社?」と思っていましたが、有機合成に加え、ガスおよび高分子と広い技術領域を有していることを知り、意外性を感じるとともに興味が湧きましたね。また、大学で携わった有機硫黄化学に関する技術を持っていることも不思議な縁を感じました。決め手は、多様な事業領域に関わり、自己成長できると思ったことです。
有機合成グループでは、自分たちで将来有望なニーズや技術を調査して、半導体の基になる材料の研究開発を主に行っています。例えば、半導体業界では微細化に伴う薄膜形成技術がテーマの一つになっていますが、有機合成の知見を軸に技術向上と製品づくりに取り組み、顧客ニーズに「機能」で応えています。機能創出は失敗の連続であり、高度な技術による高い訴求力の実現、そして日々の課題解決におけるスピードの両立が問われる仕事です。そのため、目的に対して迅速に効果的なアプローチを考え出すことが大切であると感じています。日々の業務は試行錯誤の連続ですが、稀に自分の成長を結果から感じられることが密かな楽しみです。
自らのアイデアを基に試行錯誤できるところです。印象に残っているのは、ある研究テーマにおいて、その進退に関わる大きな課題に直面したときのこと。有望と予想した手法がうまくいかず、もうすべてやり尽くした状態。私たちのチームは行き詰まりかけていました。そのとき、当初、不適当と考えていた解決策について、可能性はゼロではないので試してみた結果、成功となったことは感慨深いものに。月並みですが、諦めずに試行することの大切さを実感した良い経験となりました。その一方で、早く取り組めたら早期解決につながったことも否めません。以来、考えて実行するスピードを高めるように心がけています。
自分のアイデアを研究テーマに、ひいては製品につなげることです。そのためには市場動向を把握して、研究の方向性を的確に定めること。さらに最新技術にもアンテナを張り、情報収集することが大切です。アイデアの質を高め、実現するには自己研鑽と周囲の助けが不可欠と考えています。自己研鑽については、本質を見抜く深い思考力とスピーディに対策を立案できる能力を養うこと。加えて、特に製品に到達するには、多岐に渡る部署の協力が必要です。専門性を高めるだけでなく、他部署の業務に関しても多様な知識を身につける。様々なバックグラウンドを持つ人たちとの交流により、目標の実現に向けて一歩ずつ進んでいきたいです。
今は社会が目まぐるしく変化する、驚くべき時代です。そんな環境下において、就職に意味を見つけられない人、やりたいことに踏み出せずに悩んでいる人もいるのではないでしょうか。20代前半はとても短く、あっという間に過ぎてしまいます。私個人の考えですが、バイタリティのあるうちに真の望みへと挑戦してほしいですね。若いうちは失敗してもやり直しがきく一方で、安定してしまうと大きな一歩は踏み出しにくくなるからです。将来も大切ですが、今も同じくらい大切です。何が自分の人生を面白くしてくれるのか、一度じっくり考えてみてください。多くの未知が出現し、変容し続ける素晴らしき時代を、よく学び、よく遊んで謳歌しましょう!