和歌山トヨタグループ[グループ募集]

家族の事情で就活が遅れ、大学4年の春にようやくスタート。なるべく早く内定を取りたいと焦っていました。ただ、妥協するつもりはなく、第一志望は当社だったんです。クルマが好きでその中でもトヨタが一番でした。世界的なブランドだし、クルマ業界に行くならトヨタしかないと思っていました。それがダメなら化粧品業界。好きなものを扱いたいと思っていたんですよね。

和歌山トヨタ自動車は「応募から2週間で内定」とあり、受けてみたら本当に2週間で決定。卒論は英語、授業も英語で受けていたので、「英語で自己紹介をして」と面接で言われ、緊張しました。でも、ドラマで見るような硬い面接では全然なかったですよ。とてもやわらかな空間で、自己紹介から好きなミュージシャンのことに話が広がりました。

入社3年目の1年間は、記憶に残る年でした。JAFのスマホアプリ普及キャンペーンがあり、各店舗の女性スタッフのうち、誰か1人が100件ダウンロードをするという企画です。

キャンペーンには私が参加することになりましたが、1年間で100件なら無理な数ではありません。でも、ずるずる長く続けるのはいやで「早く終わらせたい！」と思った私は、100件の目標を1か月で終わらせました。会社は驚いて「行けるとこまで行って和歌山で1位になれ！」と(笑)。当時、私はショールームには出ず、事務をメインにしていたのですが、ダウンロード数を増やすためにお店に出てはお客さまにお勧めしました。高齢のお客さまには、孫の気分でお手伝いして、アプリをダウンロードしていただきました。「スマホの機種を変更したので、また教えて」と来てくださるようになって、うれしかったです。

最終的には年間で177件のダウンロードを達成し、和歌山県で堂々一位。JAFの感謝の会でスピーチもさせていただきました。どうせならJAFの入会件数でも表彰してもらいたいと思って頑張り、1位は無理でしたが県6位。ダブルで表彰してもらいたいという願いが叶いました。

私は負けず嫌いで、「やらなければ」と思うと、一気に勝負をかけます。JAFのスマホアプリのようなキャンペーンが好きで、1位を取りたくて頑張るタイプ。そのおかげで達成感を得て、社内でも表彰していただきました。もうこの先、こんなに褒められることはないだろうなというくらい(笑)

入社1年目、新入社員研修が終わった後すぐに先輩から事務を引き継ぐことになったときも同じ状況でした。お金のことなど、わからないことがたくさんありましたが、引き継ぎ期間は1週間だけ。先輩が残してくれたノートを見て、ひたすら覚えて、当時の店長にも助けてもらいながらなんとかやり遂げました。

やるしかなかったから頑張ったわけですが、その頑張りをサービスのリーダーであるフロントの先輩が見てくれていました。そして「1週間ですべてやってくれて助かった。ありがとう」と声をかけてくださったんです。ふだんは無口な先輩がわざわざ声をかけてくれて、めちゃくちゃうれしかったです。

社員旅行など福利厚生が充実している当社。頑張りをきちんと形にしてくれる制度も整っています。コンシェルジュ用のチェックシートがあり、それをクリアしていくことで点数が重なり、給料やボーナスに反映してくれるんです。上司と面談の上で決めていくので、納得できますよ。

後輩も増えてくるので、これからは先輩らしい先輩にならなければと思っています。私の新人時代は必要に迫られて1人で覚えたので、先輩に段階を踏んで教えていただいた経験がないんですよね。だから、どのように教えたらいいのかがわからないことも多い。知っていることは教えられるけど、伝わっていないこともあるのかなと思います。どのように言えば？と試行錯誤の毎日。教えるって難しいけど、教え方についてもスキルアップしていきたいと思っています。