本社郵便番号 |
470-2308 |
本社所在地 |
愛知県知多郡武豊町字二ツ峯380 |
本社電話番号 |
0569-73-6341 |
設立 |
平成3年(1991年) |
資本金 |
2,000万円 |
従業員 |
51名 |
売上高 |
24億5,000万円(2024年4月期) |
売上高推移 |
17億7,000万円(2023年4月期) 14億3,000万円(2022年4月期) 14億1,600万円(2021年4月期) 11億9,900万円(2020年4月期) 10億3,000万円(2019年4月期) 9億2,000万円(2018年4月期) |
事業所 |
●本社/愛知県知多郡武豊町字二ツ峯380 ※新鮮な卵を少しでも早くお届けするために、 消費地に近い場所で鶏を飼育する都市近郊型養鶏を展開しています。
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主な取引先 |
JA全農たまご(株) 愛知県経済連
【スーパーマーケット】 ユニー系列のスーパーマーケット ヤマナカ コノミヤ 西友 アオキスーパー ロピア その他、東海地区のスーパーマーケット
【飲食レストラン・テイクアウト等】 吉野家 ブロンコビリー 牛角 ほっかほっか亭
【加工食品製造】 三州食品(株) キユーピー(株)
【ドラッグストア】 ドン・キホーテ スギ薬局 ドラッグストア コスモス |
関連会社 |
(有)ピーファーム |
平均年齢 |
社員の平均年齢は27.2歳! |
プライベート商品 |
卵は食卓に欠かせない商品ですから、スーパーの目玉商品になることもしばしば。また、他店と差別化を図るために、最近はビタミンなどを強化したプレミアム卵を販売するスーパーが増えています。
そこで、全農やスーパーマーケットとのコラボレーションで、プライベートブランドの卵を作りました。東海エリアのスーパーチェーンには、当社で生産した卵がプライベート商品として納入されています。
また、プライベートブランド商品の「愛知の白たまご」は、ヤマナカで販売されています。今後も、消費者ニーズに応える卵を考えて、全農やスーパーに提案していきたいと考えています。 |
業務用販売も手掛けます |
JAやスーパーマーケットを通して、当社の卵を消費者に販売していますが、2010年から地元のレストランやラーメン店向けの業務用販売を始め、2012年には、名古屋鉄道系の商業施設内のレストランとの取引を始めています。さらには、知多地域のスーパーとも新たに取引を始めるなど、直接取引が増えています。
飲食店の中には、「地元の食材」にこだわるお客様がいらっしゃいますので、「知多半島のお店で知多エッグの卵を使いたい」というニーズに応えています。今後も、業務用の販売ルートを開拓し、より強固な事業の柱に育てていきたいと考えています。 |
加工食品にも使われる |
当社が生産している卵は、生の状態のままスーパーの店頭に並ぶものがほとんどですが、食品加工メーカーに納入するものもあります。食品加工メーカーでは、ゆで卵や冷やし中華用の錦糸卵、卵スープ、ケーキなど、様々な食品に使われています。この分野を、今後さらに増やしていきたいと考えています。
また、コンビニエンスストアで販売されている親子丼やロコモコ丼の半熟卵、煮卵や味付け卵などにも、当社で生産された卵が使われています。ですから、東海地区で暮らしている人なら、知らない間に当社で生産した卵を食べているかもしれませんね。 |
自社で食品加工も |
これまで、生の卵を出荷していましたが、付加価値を高めるために自社での卵の加工商品にも挑戦し、製品化しています。2018年から温泉卵の加工をスタート。販売量の拡大を図るとともに、加工施設を持っていない生産者の卵を当社で引き受けて、事業を拡大していきます。
生産力を増やすだけでなく、事業の幅を広げることで成長をさらに加速させていく計画です。 |
鶏糞を肥料に商品化 |
養鶏過程で出る鶏糞は、園芸などに使える肥料「完全発酵鶏糞」へ加工しています。
また最近では、完全にサラサラの状態になる「完全発酵鶏糞」に対して、砂利ほどの大きさの「粒状鶏糞」のニーズが高まり、その加工にも乗り出しました。専用の鶏糞処理施設を本社近くに新設し、さらに2018年に新築した鶏糞処理施設により処理能力を増やしました。
生産数が増えたことにより、海外(韓国など)への輸出も検討しています。 このように、アイデア次第でグローバルな展開も可能になってきます。 |
直営店も運営 |
本社横には直売所があり、毎日、周辺の一般のお客様でにぎわっています。現在は、卵の販売を行うスペースですが、今後は、この直売所のリニューアルも検討しています。意欲やアイデアのある人なら、直営店での販売や商品企画でも活躍できるかもしれません。 |
畜産クラスター事業 |
農林水産省では、畜産・酪農業を強化・整備するために、畜産クラスター事業を進めています。 当社がある知多エリアでも、JA全農たまご(株)と愛知県経済連、知多地域の養鶏場・飼料米を作っている農家が参加して、知多の地域活性化や雇用拡大に向けた取り組みを進めています。
当社もこの畜産クラスター事業に積極的に参加し、新しい鶏舎の建設や、新GPセンターの建設を通して地域の発展と、知多エッグのさらなる成長につなげていきます。 |
農場HACCPを取得 |
“食の安心・安全”に対する消費者の目が厳しくなっており、農林水産省が、家畜の生産段階における飼養衛生管理を行う「農場HACCP」の取り組みを推進しています。
当社も、こうした動きにいち早く対応し、鶏を育成する鶏舎の衛生管理に取り組みました。社員全員が一丸となって、「より良い環境は自分たちで作ろう!」と環境整備を進めてきた結果、2016年末に農場HACCPの認定を取得しました。
2022年には食の安全基準である「JFS-B」を取得し、衛生管理や品質管理にいっそう力を入れ、さらに上のレベルを目指していきます。 |
ブランド化 |
“知多エッグ”のブランディングにも力を入れています。 常滑市内の大型ショッピングセンター内の専門店で販売したり様々な場所で知多エッグブランドの商品を販売するためにも、ブランディングが重要になってきます。
従業員からブランド名やキャラクターなどを公募し、デザインを制作。晴れてオリジナルパッケージでの商品販売もスタートしました。知多エッグブランドのゆるキャラも作ったり、名刺にキャラクターのイラストを入れたり……と次々と想いが形になりつつあります。 |
新鶏舎や新GPセンター |
2018年、多くのお客様のニーズに応えるかたちで卵のパック詰めなどを行う「GPセンター」を新築しました。また、2018年と2020年には、2階建てで8万羽を飼育可能な鶏舎をそれぞれ新築増設し、卵の生産力を飛躍的にアップさせています。
現状、最大43万羽の飼育と、卵生産が可能になっており、多くの方々へ安心・安全な卵の提供を通して地域に貢献していきます。 |
営業部門を立上げ |
近年は、営業部門の立上げを行いました。既存の取引先への営業強化はもちろん、知多半島エリアを中心とした新規開拓により新たな顧客獲得を行い、知多エッグブランドの卵や卵製品の販売を拡大しています。
一次産業の生産品は、JAを通した販売拡充のイメージが強いかもしれませんが、一般企業への販路を開拓してきた結果、小売企業との直取引や食品の原料としての鶏卵の納入が、全体の60%ほどに拡大してきています。
2022年は、関東のスーパーマーケット「ロピア」との取引が決まり、東海エリアの店舗で販売される卵の全てを知多エッグで納入。ロピアの東海エリア進出を機に、知多エッグの卵の販売拡大も勢いを増しています。
生産面や製品には自信を持っております。地元に密着して、新たな販売先やお客様との出会いを広げる営業スタッフは、社内でも期待されるポジションです。 |
農業の近代化にも |
食の安全に対する取り組みとして「農場HACCPの認定」を取得し、地域発展の貢献にもつながる「畜産クラスター事業」にも積極的に参加しています。地域や、食の安全に対して、知多エッグの影響力は強まっているとも言えるでしょう。
また、需要の高い卵の安定供給を守っていくため、現在さらなる農場建設の計画が進んでいる最中です。 近年は農業にもカメラやAI・ロボットによる省力化やスマート化が進んでおり、鶏へのエサ・水の供給はすでに自動化されています。人の役割は設備が異常なく動作し、鶏が健康に飼育されているかをチェックすることがメインとなっています。すべてが手作業であった一昔前とは違うイメージです。
私たち知多エッグは、設備投資を通して生産面での強化でまた一段と養鶏事業者としての規模拡大をしていきます。また、プライベートブランド商品を任される品質面でも、自社ブランド開発による商品のオリジナリティでも、企業組織として着実に力をつけてきている状況です。
この先も食の原点を担う企業として、成長を続けていく当社で地域に、人々の生活に貢献していきませんか。 |