平川建設(株)

学生の頃から建設業界で仕事したいと考えており、それも東京や神奈川といった都心部で、建物の建設に関わっていきたいという想いで就職活動を進めていきました。私の出身は静岡県伊豆の国市で、自然と施設に恵まれた素晴らしい場所ですが、都市部でのキャリアを積みたいという想いが強くありましたね。

その中で平川建設に入社を決めたのは、やはり手掛けている物件が大規模であること。それに何といっても、会社の雰囲気の良さを感じたからです。選考時、会社見学会では先輩社員の方々が、自分自身の就職活動の経験、仕事に対する想いなどを沢山話してくれました。

工事部の施工管理として、幅広い業務を学びながら、入社して半年で約10件の現場に携わりました。各現場では、施工現場の足場となる部分の組み立てや解体、コンクリート打設など重要な仕事に取り組ませてもらっています。工程に応じて求められる仕事も変わるため、毎日が非常に刺激的です。

現場では、当社の社員だけではなく、施工業者さんや職人さんなど、多くの方が仕事に取り組んでいます。私よりも年齢が上の方が多いため、最初はお話しするのに戸惑いましたが、実際に交流してみると、気さくな方ばかりで、良い意味でギャップを感じましたね。時折、食事に誘っていただくこともあり、本当にお世話になっています。

現場で大勢と一緒に作業をし、徐々に建物ができあがっていくのを実感できた時ですね。ビルやマンションがかたちになっていくと、近くを通行する方々も注目してくださるし、話題にもしてくださるので、そのたびに「規模の大きい仕事ができている」ことを実感します。

また、現場作業を繰り返してきたおかげで、体力もつき、それも自信につながっています。入社当時は筋力にも自信ありませんでしたが、セメントなど重い物を運ぶ作業を続けてきたおかげで、だいぶ鍛えることができました。仕事には知識やノウハウももちろん大切ですが、やはり健康面も大事ですから、体力づくりにもつながる仕事内容に満足しながら取り組んでいます。

いろいろな仕事を覚えて自分自身のキャリアの幅を広げていきたいです。まだまだ見習いの立場ですが、いずれは私が中心となって、仕事をリードしていける施工管理職を目指していきたいです。上司の方々を見ていると、いつも的確な指示を出し、現場を統括しています。周囲から信頼されている、まさに憧れの存在ですね。

入社前の現場見学では、保育園が併設されたマンションという、まさに時代のニーズに見合う建物の施工を訪れることができました。そういった、貢献度の高い仕事をしている会社に入社できたことが誇りですし、私自身も、大勢に喜ばれるような建築物を手掛けていきたいと思っています。

同期や先輩方の経歴はさまざまで、私のような理系出身の方だけではなく、文系出身者でも活躍している社員が数多くいます。私も、実際の仕事に関する知識はほとんどなく、まさに未経験からのスタートでした。それでも頑張り続けることができているのは、先輩方の親身なサポートのおかげです。

先輩方から話しかけてくれるような恵まれた環境ですが、自分から質問したりと、能動的な行動をとることが、成長への一番の近道だと私は考えています。現場には仕事経験豊富な職人さんもいて、会話を重ねていくことで、仕事のこともいろいろと教えてくださります。大切なのは、まず自分から動くこと。それがチャンスにつながります。