日本紙通商(株)【日本製紙グループ】

私が扱っている光学フィルムを使った光学製品の分野は、常に技術革新が行われている最先端の分野です。たとえば普段みなさんが使っているスマートフォンやタブレット、パソコン、テレビなどに光学フィルムは使用されています。時代のニーズをとらえ、この先必要となる技術は何か、お客様と情報交換を行いながら、まだ世の中に知られていない技術・製品の開発に携わることができるのがこの仕事の醍醐味です。

また光学フィルムを使った製品以外にも、医療関係や放送関係など幅広い分野の商品開発にも私たちは関わっています。興味があればどんな分野にも関わり挑戦することができる。そんな環境だからこそ、最先端の技術や様々な業界の方々と触れ合うことができ、刺激的な仕事に関わることができています。

入社4年目の時、医療系会社からの要望を受け、フィルムメーカーと共同でイチから新製品の開発に携わることになりました。目標とする品質を実現するため、何度も試作を繰り返し、約2年をかけて目標とする品質を実現する製品が完成。現在では部の主力取引先のひとつになり、別の製品の開発にも取り組んでいます。

今まで取引のなかった企業ということもあり、信頼関係の構築には苦労しましたが、この開発の成功で培った信頼関係と経験が、現在の新製品の開発につながり、自分の大きなノウハウとして様々な業務に役立っています。

また、この開発した商品は様々な医療の現場で活躍し、人々の生活を豊かにしています。私が携わった製品が誰かの役に立ち、各業界の技術の向上に繋がっている。そんな社会に貢献できるこの仕事に誇りを感じています。

当社は”商社”という業態です。製造メーカーとは違い自社の製品はありませんが、その分多種多様なメーカーやそれらの製品を加工する会社とも取引をする機会があります。日本紙通商という名前の示す通り「紙」という生活に欠かすことにできない素材を扱うと同時に、それを超えた様々な人との出会いが入社を決めた一番の理由です。

また、選考の際の人事の対応がよく、先輩社員のお話を伺った際も、おおらかで気遣いのある雰囲気に好感を持ちました。その他、海外企業と取引する機会もあり、入社年度が浅くても活躍できる下地があることも魅力のひとつでした。実際、私が1年目の時から海外の取引先と接点を持つことができ、今でも様々な業界と取引を重ねながら人脈や知見を広げることができています。