最終更新日:2025/4/21

ナルックス(株)

  • 正社員

業種

  • 機械
  • 精密機器
  • 重電・産業用電気機器
  • 半導体・電子・電気機器
  • 商社(機械・プラント・環境)

基本情報

本社
東京都、大阪府
PHOTO
  • 金属系
  • 技術・研究系

あまりに素晴らしい研究設備に惹かれました

  • 河合伸典
  • 名古屋大学
  • 工学部 金属学科
  • 究極のÅ精度。世界最高の表面滑らかさの基礎研究

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 最先端技術に触れる仕事
  • 研究をメインにする仕事
  • 高収入を得られる仕事
現在の仕事
  • 仕事内容究極のÅ精度。世界最高の表面滑らかさの基礎研究

この会社を選んだ理由。あまりに素晴らし研究設備に惹かれました

私は大学で金属の微細加工を研究していたのですが、私も技術者の端くれとして将来にわたり研究や技術開発を追究していきたいと考えていました。そして技術を追究するには評価測定のプロセスが非常に重要で絶対に不可欠なのです。私は光学業界を第1希望にしていたのですが、企業研究をしているうちにナルックスは業界でも有名な企業だということが分かり、その中で「あそこには研究者の欲しい設備や機械がいくらでもあるらしい」という噂を聞いたのです。そして会社見学に参加し、その設備の凄さに驚き、即入社を決めました。現在、私たち技術陣は自分の欲しい機械を選びに毎年何回も海外に行っています。本当に幸せです。当社の技術と設備は日本一だと思います。


究極のÅ精度。世界最高の表面滑らかさの基礎研究

私の仕事は表面滑らかさの研究です。世界最高性能の超精密研磨加工機やラップ加工装置を使い、研磨工具、治具、走査プログラムの研究開発を行い、世界最高の表面粗さÅ精度の鏡面製品をつくります。研究の結果、現在の鏡面精度はRMS値で数オングストローム(1Åは10分の1ナノメートル)~数10ピコメートル(1pmは1000分の1ナノメートル)の領域に入っており、半導体技術を応用した平面から連続自由曲面までをオングストローム精度で加工出来る世界初の研磨工法の開発にも成功しています。シリコンを使う半導体よりも遥かに難しい技術です。
また私の開発した技術が光エレクトロニクスの専門詰の表紙に紹介されました。この本は業界でも有力な専門誌であり、私自身大変嬉しく名誉なことに思っています。自分の研究成果が華やかな舞台で紹介されるのはやはり嬉しいことです。「特定周波数除去研磨技術」がその技術です。この技術は、ナノメートルの切削痕を解消したり、形状精度のナノメートルの微小な誤差を修正する工法で、法線方向に加重制御可能な6軸NC研磨加工機を用いて行います。フーリエ解析を用いて測定点数・測定範囲から測定ビッチを求めれば


上記の続きです

その成果が見事に表れます。
この技術を使って大容量光通信用光収束用ミラー系光学素子(WDM光学素子:上下左右全て非対称面構成で鏡面粗さ精度はRMS値数オングストローム)やレーザマーキング用光学素子(九州大との産官学共同開発。上下左右全て非対称面で急傾斜角。表面粗さはRa値数オングストローム)他、世界初の画期的な自由曲面光学デバイスの開発に数多く成功しています。さらに現在は形状維持精度でも1オングストロームを狙った研究を行っています。


皆さんへの就職活動のアドバイス

就職は日頃の生活から関係していると思います。まずは向き不向きが分かるまで一つのことをやり通せるかどうかだと思います。日頃から何かを極めるような生活をしてください。どんな道が来るかはわかりませんが、それは必ず就職(就職活動)にもつながり役立つはずです。


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