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最終更新日:2025/4/14
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部署名設計開発部 オプト課
仕事内容光学設計
私は光が何よりも好きで、光学設計の本を読むなど勉強が趣味です。自分中心でできる中小企業を探していて、ナルックスを見つけ、この会社いいな、と思いました。それもかなり良かったです。会社内のどこに行っても雰囲気が良く、それでいて実力があって、仕事がしやすい。「そら新しい技術が出てくるわなー」という会社です。自分の研究室の後輩たちにも薦めています。
私の主な仕事は光学設計です。光学設計はまず顧客と要求の整合を行うところから始まります。月に何度も大手等のユーザーに出向いて検討と打ち合わせを繰り返し、要求仕様が固まった後、実際に光学設計ソフトを使用してレンズの面形状を設計していきます。レンズの面形状を設計する際は、後行程の製品設計、金型設計、加工、評価の社内担当者と相談をしながら、ものづくりが出来る条件で顧客の要求に応える設計を仕上げていきます。光学設計が仕上がった後は、後工程の人たちと協力して製品を作っていくことになります。実際に出来上がったものの評価結果と、自身の設計結果の妥当性を責任を持って確認し、最終的に顧客に製品を納品し、顧客の評価を伺うところまでが仕事です。光学設計はモデルからのシミュレーションが難しく、新しい計算手法を開発し、シミュレーションの高速化や、今まで全くできなかったことができるソフトウェアを開発したいと考えています。光学原理を深く理解する為に光物理、波動光学、量子光学も勉強し、このような研究も行っています。基礎研究から、そしてものづくりの初めから最後まで見属けられる大変面白い仕事だと思います。
光学設計はコンピュータ上で計算を行うことがメインで、実際に製品を作るのは私だけでは出来ません。光学設計者として、やはり自分の設計したものが実際に手に取ることの出来る形で出来上がることが一番うれしく思います。そして、光学設計通りの性能レンズが出来上がればなお嬉しいです。初めて自分の設計した製品が形になり、設計結果とほぼ同じ性能のレンズに仕上がっていた時は本当にうれしかったです。入社10か月位の時に今所属している部署に配属されたのですが、すぐに次世代内視鏡用の超小径レンズユニットの設計を行いました。これは特定の顧客のいる案件ではなく、今現在も社内で開発中の先行案件になります。これまで社内で作っていたレンズユニットに比べて格段に小さい、たった1ミリの超広角レンズ・ユニットですが、40数センチ離れた所に50センチもの大きな画角を生み出すことができます。このようなレンズは今までありません。製品設計の担当者に何度も話を聞きに行き、なんとか成形、組み立ての出来る程度の光学設計をすることができ、
実際に物もできています。ばっと見では、どこにあるか分からないほど小さなレンズを高精度に作り上げてしまう、ものづくりのレベルに圧巻でした。この設計(微細形状と自由曲面を駆使した光学設計です)は既に特許も登録され、展示会への出展や、平成29年には国際学会(アメリカ フォトニクスゥェスト)で私自身も論文発表を行うなど社外へ向けた発表も多く、色々な経験ができた面白い仕事です。この仕事で自信が付きました。(英語も意外に通じるということが分かりました。)私は、これからNaluxだからこそ作ることのできるレンズ、そういったレンズで今市場に出ているものより高性能なレンズを設計開発していきたいと思っています。街を歩けば自分の設計したレンズが組み込まれた製品を簡単に見つけることができるようになるのが夢です。年間1~2件の特許取得も目標にしています。また近いうちに私が研究開発、設計したレンズが、ある新型自動車の自動運転センシングとインテリジェント照明にダブル採用される見込みなのですが、その車を買って乗りたいと思っていて楽しみにしています。
私が入社した当時にはまだできなかった加工や設計が、たった数年でできるようになっています。当社の技術は凄いスピードで開発が進んでいて、そういう環境の中にいることに喜びを感じています。実際に社会に出て役立つのは、どのように勉強をしてきたかというプロセスの方だと思います。それに加えて、大学で勉強した内容も思っている以上に実際に仕事をするうえで役立つと思います。これまで勉強してきたことに無駄なことはありません、これまで自分のしてきたことをよく思い返して自信を持って就職活動を進めてください。そして是非ナルックスを受けに来てください!