最終更新日:2025/4/24

ナルックス(株)

  • 正社員

業種

  • 機械
  • 精密機器
  • 重電・産業用電気機器
  • 半導体・電子・電気機器
  • 商社(機械・プラント・環境)

基本情報

本社
東京都、大阪府
PHOTO
  • 数学・物理系
  • 技術・研究系

他の会社の事が目に映らなくなる程この会社に興味がありました1

  • 金井紀文
  • 東京工業大学大学院
  • 理工学研究科 量子工学専攻
  • 設計開発部 評価技術課
  • 回折限界や理想のガウシアンビームを追究する光学設計

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 最先端技術に触れる仕事
  • 研究をメインにする仕事
  • 高収入を得られる仕事
現在の仕事
  • 部署名設計開発部 評価技術課

  • 仕事内容回折限界や理想のガウシアンビームを追究する光学設計

マイナビでこの会社を知ってからは、他の会社の事が目に映らなくなるほどこの会社に興味がありました

私がこの会社を選んだ理由は、
(1)私は光学業界に興味があり、特に光学設計をやりたいと思っていましたので、その募集を行っている企業を探していました。
(2)大手に行くと偏った仕事になるというイメージがあり(DVD専門とかOBからもそう聞きました)、私はカメラ、DVD、テレビ、照明系など色々な開発をやりたいと思っていましたので中堅規模の企業で探しました。そして当社の仕事環境が私の望みにピッタリでした。
(3)高い技術力です。他社とは全くレベルが違うと感じました。いろんな企業の説明会にも参加しましたが、近いと思う企業すらありませんでした。それほど当社の技術が突出していました。
(4)社長がとてもいい方で、しかも技術者です。ですからいい意味で色々好きなことが自由にできそうな気がしました。これは社長と話をしてみてそう感じたのです。技術者の社長はやはり理解してもらえると安心できます。
(5)会社の馴染み易い雰囲気。


上記の続きです

(6)私は東京出身ですが、親元を離れて自立して頑張ろうと思ったからです。大阪に行って頑張ろうと思ったのです。このような理由からです。マイナビで当社のことを知ってからは、他の会社の事が目に映らなくなりました。それほどこの会社に興味があり、会社説明会に参加した全ての企業から内定を頂きましたが、全て辞退して当社に入りました。とにかく技術力が凄かったです。


社員のレベルも高いです

入社して思ったことは、社員の人のレベルが非常に高いということです。周りを見ても皆国公立大を出ていて研究のレベルも高いのです。最近でも、私が所属するオプト課である新規プロジェクトが決まったのですが、その開発には今までにない特殊なMTF測定器(レンズの結像性能を評価するため被写体のコントラストを空間周波数特性で表す装置)が必要で、しかし誰も評価機器を作ったことが無いにも拘らず、あっという間に皆で世界初のMTFを作ってしまいました。どこの大手でも行ける凄い人が揃っていて、これだけの人間がいればどんな研究開発でも出来ると思います。例えば超光学系のデジタルカメラをナルックスブランドで出すこともできるのではないでしょうか。設計に限らず夢が広がります。『皆やりたい事があってこの会社に入ったんだな』と思います。


私の仕事は光学設計です。入社2年位から学会発表と特許出願を行っています

私の仕事は光学設計です。
より高品質な光学製品の開発を目指し、光学設計に挑戦しています。自分の設計したものが製品になる喜びは何にもかえがたいです。私は入社2年位から多くの学会発表と特許出願を行っています。私が初めて出願した特許技術をご紹介致します。
(1)一つは自動車ヘッドランプ光学系の開発です。
これはプロジェクターレンズという新型自動車ヘットランプの光学系全体の開発です。この開発ではヘットランプを進化させるため、従来使用されていたPMMA(アクリル)からポリカーボネイトに材料変更が行われており、そのため色割れが出易く、これを低減するための色収差解析と光学設計を重点的に行いました。また無駄な方向への光を絞り、照らしたい部分を高強度分布にする設計、対向車を考慮した上方向への照射を制限する設計も行っています。きれいな照射波面を得るための光学パターンの設計や配置にも工夫があります。色収差解析が難しく、評価手法も自動車の規格によって異なり(対象となる全メーカー・全車種用の規格に合格しなければなりません)、


上記の続きです

また波長を重ねて評価を行うなど独特のものでしたが、要求スペックを全て達成することができました。しかも自動車ヘッドランブとしては「世界で最も短い光学長」となり(しかも明るい光学系です)特許を取得しました。世界で最もコンパクトなヘットランプです。現在、国内外の多くの自動車に私の開発したヘッドランプが採用されています。さらに特許についても学ぶということで弁理士の先生に指導を受けなから書類作成や申請も自分で行いました。そしてこの開発に関する論文を学会で発表することができました。
(◎次のページに続きます)


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