最終更新日:2025/4/28

一般社団法人秋田県林業コンサルタント

  • 正社員
  • 既卒可

現在、応募受付を停止しています。

業種

  • 建設コンサルタント
  • 建築設計
  • 専門コンサルティング
  • 農林・水産
  • 財団・社団・その他団体

基本情報

本社
秋田県
PHOTO
  • 10年目以内
  • 教育学部
  • 技術・研究系

どんな経験も自分の役に立つ

  • R.S
  • 2018年入社
  • 35歳
  • 秋田大学
  • (学部)教育文化学部→(修士)教育学研究科
  • 業務部 調査課
  • ICT関連、積算、保安林関連(+リクルート)

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 最先端技術に触れる仕事
  • 環境・エコロジーに携わる仕事
  • 資格・専門能力が身につく仕事
現在の仕事
  • 部署名業務部 調査課

  • 勤務地秋田県

  • 仕事内容ICT関連、積算、保安林関連(+リクルート)

現在の仕事内容について教えてください。

 私が担当している仕事は以下のとおりです。
1 積算業務
 積算とは、業務や工事にかかる費用を算出することで、当社が仕事(=業務)を受注するための入札をするときや、当社で計画した設計内容で工事をするときにいくらかかるか知りたいときなどに必要になります。私は業務に関する積算を中心に、工事に関する積算も少しずつやっています。
2 ドローンを使った調査・測量業務
 災害が発生した場合、迅速な調査・測量が必要になるので、私は自分でドローンを操縦し、撮影した写真やドローン用のレーザスキャナで取得したデータから等高線や地形の断面図などを作成しています。また、同じく3Dデータを使って、樹木の高さや幹の直径を算出する森林調査も行なっています。
3 保安林関連業務
 保安林とは、水源を守ったり、土砂災害を防いだりといった目的を達成するために、森林法という法律で指定された森林の一種です。私はこの保安林に関するデータを整備する仕事もしています。


これまでどのようにキャリアを積んできましたか?

 秋田大学在学時から、位置情報を含んだ地形や地物などのデータ(=地理空間情報)を使って水害に関する研究をしていたので、関東にある大学院に進学したあとは、東京で地理空間情報を扱う大手企業に就職しました。そこでは、河川や農業用ため池、内水に関するデータ分析や氾濫シミュレーション、地下水に関する研究開発などに携わりました。仕事はとても好きでしたが、いずれ秋田に帰るなら早い方がいいと考え、転職活動をしていたところ、当社の当時の専務から声をかけられ、前職を約2年半で退職して入社しました。
 当社団に入社して1年目は現場での測量を中心に、2年目から本格的に積算業務やドローンによる調査・測量業務、保安林関連業務を担当しています。今では、ドローンに搭載したレーザスキャナを使って取得した3Dデータの解析や、ドローンに関する各種研修会の講師なども務めています。
 私は山や森林とは直接関係のない分野から転職してきたのですが、特にドローンの業務では地理空間情報に関する知識がとても重要なので、学生時代の研究や前職での経験を活かしつつ、山や森林に関する知識を増やしながら日々仕事を進めています。


この会社でいちばんやりがいを感じた仕事は何ですか?

 入社してから担当した仕事でいちばんやりがいがあったのは、3年間に渡って実施したドローンによる3Dデータを使った森林調査手法に関する実証実験業務です。
 調査手法について検討・考案すること自体、さまざまな課題があって大変でしたが、はじめの2年間は当社にドローンに搭載できるレーザスキャナが無かったため、他社の方に計測をお願いしたり、大学の先生をはじめとした有識者の方から調査方法に関する意見を伺う機会を設けたりと、外部の方との交渉・協力することが特に大変でした。また、現地で実際に計測した木の高さや幹の直径も必要だったので、先輩・後輩の皆さんに調査に協力していただき、有難かったです。
 最後の3年目に、実証実験の成果として、ドローンによる3Dデータを使ったより手軽な森林調査手法をマニュアルとしてまとめることができたときには、とても達成感がありました。


仕事をする上で気を付けていることは何ですか?

 色々と気をつけていることはありますが、特に気をつけているのは以下の点です。
1 段取り
 「仕事は段取りが8割」とも言われるように、仕事の全体像を把握し、何をどうやって進めるか考え計画を立てることが、仕事を早く、上手く進めるコツだとされています。私自身、色々な仕事を同時進行で行うことが多いので、まずいきなり作業に入るのではなく、どの仕事から手をつけ、どんな方法を取れば早く終わるのかを考えてから作業しています。何人かで一緒に行う仕事のときは、皆さんの都合もあるので、早めに計画を伝えるようにしています。さらに、より早く終わらせる方法はないかいつも考えるようにしています。
2 チェック作業の実施
 人間である以上、どうしても仕事で作成した資料やデータに間違いは生じてしまうと思っています。ですから、なるべく間違いのないよう、誤字脱字、計算間違いなど些細なものも含め、チェック作業は熱心にやるようにしています。自分で書いた報告書であっても、出来上がったら他人が書いたものだと思って一通り読み、赤ペンで添削していますよ!


学生のみなさんへメッセージをお願いします。

 当社の技術職の仕事は、現場で調査や測量をする、設計図を作成する、報告書を書く、お客さん(仕事を発注してくれる方々)に自分が調査・設計した内容を説明する・・・など多岐に渡ります。そのため、例えば講義のレポートや卒業論文を書いた経験、フィールドワークに行った経験、アルバイトで色々な人に接した経験など、皆さんの経験が役に立つことが必ずあると思います。山や森林に直接関係する分野の経験がなくても、当社に興味を持ってくれた方はぜひエントリーしてください!


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