最終更新日:2025/4/28

(株)マーズ

  • 正社員

業種

  • ソフトウエア
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  • インターネット関連

基本情報

本社
岡山県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

技術力と行動力を兼ね備えた、フルスクラッチエンジニアが目標です!

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毎日がお客様との出会いと感謝の言葉に満ちています

お客様の課題やニーズに応え、独自性の高いシステム提供を目指す(株)マーズ。エンジニアたちもその考えに共感し、プロジェクトを通して成長しています。

★N.R.さん/第一システム開発部/2024年入社(左)
学生時代には経済経営を専攻。IT業界の将来性に着目して会社を探す中、社長を始めとする誰もが親しみやすく、定着率の高い同社に入社を決めた。

★Y.T.さん/第一システム開発部/2021年入社(右)
情報工学科卒。見学会で社長と社員が楽しそうに話す様子を見て、企業選びの軸である「雰囲気の良さ」にマッチすると感じ、入社した。

★O.T.さん/第一システム開発部/2015年入社(中央)
大学・大学院と情報系を学ぶ。職場が自宅から近く、社員同士の関係性が密で仕事がしやすそうだと感じ、同社を選択した。

エンジニアとしての私のこだわり

わからないことが出てきた時にすぐ先輩に頼るのではなく、まずは自分で考え、数分かけても解決しなければ相談するようにしています。(N.R.さん)
タスクの優先順位をつけることを最も大切にしています。また数年後に誰かが改修することを想定して、コードをきれいに書くことも意識しています。(Y.T.さん)
いろいろなつくり方があり、方法次第で何でもできる世界です。その中でより簡潔に必要なものを揃え、ベストなシステムを生み出す提案を心がけています。(O.T.さん)

もうすぐ初のプロジェクトに参加。充実した研修のおかげで知識ゼロでも安心!/N.R.さん

私は文系出身のため、入社当初はうまくやっていけるのか不安でいっぱいでしたが、入社後の技術研修で新人2人に対して先輩が1人付き、丁寧に指導をしていただきました。「わからないことがあれば、いつでも聞いてね」と言ってくださり、チャットですぐに質問をすることもできたので、安心して業務を始めることができましたね。また、入社前に感じた親しみやすい雰囲気そのままの会社であり、新人社員の定着率が良いという言葉にも納得できました。

現在は、間もなく参加予定のプロジェクトに向けて、データベースを操作する際に必要なSQLという言語を勉強しています。研修中から続けていることですが、学んだことは必ずメモに取り、翌日には復習。自分の知識やスキルとして定着させるよう努めています。

知識ゼロからスタートし、最初は“わからないことがわからない”状態だったのが、今は先輩や同期の力を借りつつ、自分で考えてコードが書けるようになるなど、少しずつできることが増えていく点にやりがいを感じています。人に頼るのが苦手な性格も、ずいぶん解消されましたね。また、当社の場合は技術研修というOJTから始まり、その後も参加するプロジェクト開始までの間に、自分がチャレンジしたい言語などについて学ぶ期間があります。未経験でも知的好奇心が旺盛ならば、十分にエンジニアを目指せる環境だなと改めて実感しています。

当社は働く際の服装が自由なので、自分らしく仕事ができます。みんな仕事中は集中しているものの、お昼になれば先輩、後輩を問わず一緒にランチを食べたり、ボードゲームで楽しむなどして過ごしています。そんな居心地の良さも気に入っていますし、子育てをしながら仕事を頑張っている方もいて、長く働くことのできる環境も魅力だと思います。

今はプロジェクト参加を前に、少し緊張しています。情報系出身の同期と一緒に配属となるため、ついていけるかなと不安になることもありますが、積極的にチャレンジしていきます!また、2年目になれば後輩も入ってきます。先輩の中に相談しやすい雰囲気の方がいて、きっとお客様からの信頼も厚いんだろうなと思って見ているので、いつかはその人のように後輩から何を聞かれても答えられるようになるのが目標です。

お客様にとっての“あったら便利”を叶える仕事です!/Y.T.さん

学生時代に情報系を学んだといってもIT業界については何もわからず、入社前は1日中パソコンに向かって仕事をするイメージを持っていました。でも実際は、お客様やプロジェクトメンバーとコミュニケーションを取りつつ、より良いシステムにする方法を考える時間も多く、コミュニケーション6割、実務4割といった感じです。また、学生時代の学びはコンピュータの成り立ちと簡単なプログラミングなど基本的なことのみだったので、コードやプログラミングなどは入社してから学びました。仕事のおもしろさがわかってきたのは、できることが増えてきた3年目あたりからですね。

私はこれまでにアパレルメーカーや遊技機器メーカー、書店などの受発注管理システムを中心に手がけてきました。プロジェクトで学んだことは、お客様のご要望にマッチしたシステムやアプリケーションをつくることの大切さです。今あるものを改修する際にも、特に複雑な処理を行う場合には、1か所直すだけで他への影響が出てしまうこともあり、この仕事の奥深さを感じています。現在は、製造業の書類作成・送信システムのプロジェクトで、画像設計とプログラミングを担当。これが完成すると、手作業によって生じるミスが軽減されるため、お客様からの期待も高いものとなっています。

仕事のやりがいは、思った通りに案件が進行した時に尽きますね。その点、当社は自社内で作業を行うため、困ったらすぐに相談できる上司や先輩が身近にいるのは大きなメリットだと思っています。また一部の工程だけでなく、スキルが付けば上流から下流までトータルに携わることができる点も大きな魅力です。最近は後輩に指導する機会も増え、自分の考えを伝えることに苦心はするものの、後輩たちの向上心に刺激を受けることも多く、もっと勉強しなくてはという気になります。職場内は人間関係が良好で、私は仲の良い先輩たちと冬にスノボに行くこともあります。

今後の目標は、きれいなコードを書くのはもちろん、最新の技術にも詳しいエンジニアになることです。お客様へのヒアリングから行い、ご提案ができるくらいになりたいですね。

同じ案件は一つとしてなく、常に創意工夫できる点が醍醐味です!/O.T.さん

私は大学、大学院と情報系を専攻し、学んだ知識やスキルを活かすには、IT業界が一番と思って当社に入社しました。ただ、いざプロジェクトに参加してみると、ものをつくる上で何を求められているかが理解できず、自分本位に進めてしまうことがしばしばありました。与えられた課題をこなしていくことが学生だとすれば、仕事ではお客様の課題やニーズを理解することが大切だと感じましたね。

これまでは、医療機関で使う電子カルテの改修や工事関係の工程管理システム、小売業の販売管理システムなどのプロジェクトを経験し、今は工事関連の基幹システムの開発に携わっています。中でも印象に残っているのは、長期スパンの小売業システムで初めてリーダーを任せてもらった時のことです。後輩に伝えることの難しさを痛感し、自分としてはうまくできたとは言えないものの、成長する上では大きな転機になったと思っています。

常日頃から心がけているのは、仕事を楽しむことです。「この技術を使ってみたら、あるいはこんな提案をすればお客様に喜んでいただけるかもしれない」と、何でもいいので楽しみを見つけ、それを実践するようにしています。そしてお客様の期待を超えるものができた時はとてもうれしいです。その意味では、リーダーになってもマネジメントに専念するのでなく、設計などにも携わっていける当社のスタイルは自分に合っていると感じます。社内で作業ができるという点も、プロジェクトは違えど、仲間たちに相談ができるというメリットがあります。

私が入社して約10年。この間に新卒社員もたくさん入社し、若手が先頭に立って仕事を進める機会も増えてきました。当社は「現場を見て覚える」ではなく、長い研修で基礎から学べるため、新人社員にとっては恵まれた環境だと思いますし、新しい技術もどんどん誕生する中、私たちも若手から学ぶことは多いと思っています。今後も楽しく仕事をしつつ、後輩育成にも力を入れていくつもりです。そして将来的には「あの人みたいになりたい」と言ってもらえるようなエンジニアを目指します。

学生の方へメッセージ

今の時点で、明確な進路や軸が決まっていなくても焦る必要はありません。私自身も文系出身でこの業界に入り、将来IT企業を経営することになるとは夢にも思っていませんでした。「文系はこの仕事で、理系はこれ」といった垣根はありませんし、学生時代に学んでいない分野への挑戦であっても心配いりません。業界や会社のことが本当にわかってくるのは、働いて数年経ってからだと思います。

企業研究の段階では、インターンシップあるいはOBOG訪問などを通じ、自分に合う会社かどうかの肌感覚を感じ取ることをお勧めします。中には社員数や売上高などを見て「ここならやりがいのある仕事ができそうだ」と判断する方もいるかもしれません。でもIT業界で言えば、私たちのような少数精鋭でも大手と呼ばれるお客様のシステムに携わるチャンスは豊富です。

私としては、あれこれと悩み考えるよりも、今は学生時代にしかできない勉強や活動を充実させ、その中で自身の目標を見つけ、就業後にその仕事に対して探求していくという事も一つの考え方かと思います。
(代表取締役社長 三宅 望)

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岡山本社では2階と3階に社員がいて、基本的には同じプロジェクトメンバー同士が集まって業務を進めていく。若手社員も大勢活躍している会社だ。

マイナビ編集部から

流通業や小売業、物流業、製造業など、幅広い分野のシステム開発を手がける(株)マーズ。「社内受託案件」と「フルスクラッチエンジニア(一からシステムを開発すること)として、プロジェクトの最初から最後まで携わる」点が特徴だ。文系・理系を問わず、半年以上に及ぶ技術研修で基礎から学び、社内でのプロジェクトを通じて着実に成長。そしてお客様との打ち合わせや提案ができるエンジニアとして活躍できる理想的な環境だ。

「私たちが提供する技術やサービスは、少子化や人手不足対策にも貢献するものです。中には自分自身や家族、あるいは身近な人が使うシステムもあります。そうした社会のために貢献できる点こそが、システム開発という仕事の醍醐味です。“もっと使い勝手が良くなればな”と言われれば、さらにスキルを高めていこうという向上心も芽生えるでしょうし、実際に“この技術を使ってみようか”という発見もあるでしょう」と三宅社長が言っていたように、身近なだけでなく、奥が深い世界でもあり、突き詰めていけばエンジニアならではの楽しみも待っていそうだと今回の取材を通して感じた。

ITの分野にも制御・組込、ネットワーク系などいろいろあって悩むという学生の方は、ぜひこの機会に、「業務系」と呼ばれるシステム開発の分野にも着目してみることをお勧めしたい。

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岡山本社の他、東京オフィスも有し、全国の企業向けにシステム開発のサービスを提供している。大切にしているのは、良い出会いを信頼と感謝の関係へと育てていくことだ。

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