総務部長を兼務している私は、人事責任者でもあり、学生のみなさんの前でお話しする機会も少なくありません。その中で意識しているのは“見られる”立場であるということ。会社の顔である私の一挙手一投足に学生の眼差しが向けられていると思って、緊張感を持って壇上に立ち、人材に対する思い、人事担当者としての熱意を伝えてきたつもりです。
企業によって表現の仕方はさまざまでしょうが、人事が情熱をもって学生に向き合っているか否かを紐解いていけば、入社してからの活躍の可能性や働き方がわかってくると思います。インターンシップや職場体験などの場所を有効活用しながら、人事担当者の思いに迫る企業研究をすることをおすすめします。
学生時代は学業やサークル、アルバイトなど、さまざまな経験を通して視野を広げる時間を過ごしてください。社会に出ればコミュニケーションなしには仕事は進まないだけに、人とかかわるための土台を築き上げてほしいと思います。ちなみに当社は技術と向き合う場面も多いので、コミュニケーションが苦手でも職人技を究めたい人にも活躍の場が広がります。多くの学生に食肉業界に興味を持ってほしいと思っています。