私が電子工学科で学んでいた頃の電磁気学や電子回路設計などの授業は、今の仕事にも役立っています。まさに基本が重要だということですね。振り返れば、もっと勉強をしていれば良かったというのが正直な感想です。学生時代は、学校の講義がいずれは社会に出たときの基礎につながるかもしれないと思い、真摯に学ぶ姿勢が大切だと実感しています。
企業研究においては、自分に合った会社を見つけることが一番良いと思いますが、それが難しいですよね。そこで「自分が好きになれる会社かどうか」という視点で調べてみるのはいかがでしょうか。興味のある分野があれば、それについて専門性を追求している企業や「もっと知りたい、学んでみたい」と思える会社を調べてみる。これは仕事にも言えることですが「好き」ということは大切だと思います。私自身「おもしろい」「好き」という気持ちが現在の会社の設立につながりました。また、仕事はすぐに結果が出るものではなく、時間をかけて取り組むことで成果を得られます。「長く勤務できる会社かどうか」という視点で、事業内容やその企業が存在する市場の動きを調べてみることもお勧めします。
〈野田社長〉