最終更新日:2025/4/23

赤坂建設(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 建設
  • 建築設計
  • 設備工事・設備設計
  • 建設コンサルタント

基本情報

本社
宮城県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

仙台市に本社を構える『赤坂建設』。土木施工管理職として働く技術者たちの仕事に密着

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ベテラン技術者と若手技術者に聞いた、土木施工管理職の面白さ

仙台市に本社を構え、土木工事および建築工事の総合建設業として歩み続ける『赤坂建設』。今回は土木施工管理職として活躍するベテラン技術者の横田さんと、若手技術者の桜井さんの仕事に迫りました。

(写真左)
◆横田 光也さん
土木部(2016年入社)

(写真右)
◆桜井 翔さん
土木部(2021年入社)

赤坂建設のここが好き!

「新しいことを積極的に取り入れて、常に前へ進む姿勢が魅力だと思います。近年、特に力を注ぐIT化のおかげで、業務が効率的にこなせています」(横田さん)
「スポーツ経験者としては、地元のプロスポーツチームを応援していることも誇りです。仕事面だけではなく、多方面から地域社会に貢献している企業です!」(桜井さん)
社員それぞれの個性を大切にしながら働けるのも魅力的なポイント。それぞれの得意分野や長所が合わさって、より良いチームワークにが生まれている。

人との関わりを大切にしながら、幅広い現場で経験を積み土木工事の醍醐味を実感

私は学生時代から土木を学び、卒業後は宮城県を離れて岩手県の建設会社に就職しました。前職でも土木施工管理に携わり、1級土木施工管理技士の資格も取得して現場所長も経験。それから地元・仙台に戻り、縁あって当社に転職しました。近頃では、東日本大震災関連のJV(ジョイント・ベンチャー)という共同企業体を組んで行う復興工事も落ち着き、国土強靭化や施設構造物の長寿命化対策などの工事に尽力しています。現在は、若手技術者の桜井ともに、仙台市の住宅街で下水道管更生工事に携わっています。

いつも心がけているのは、現場の作業をお願いする職人さんや地域住民のみなさんと、しっかりコミュニケーションを取ること。施工管理の仕事をする上で、職人さんたちとの意見交換は欠かせません。実際にこれまで幾度となく職人さんに助けていただきました。そして、土木工事は住宅街で行うことも多く、工事音の発生などで地域住民の方々にご迷惑をおかけすることもあるので、みなさんのご理解とご協力が必要になります。そのため、地域住民のみなさんとの関わりを大切にしています。

仕事術としては、施工管理の仕事は工程や原価、安全管理、公共工事の書類作成など幅広いので、先読みして効率よく作業を進めることです。例えば、公共工事を行う上で、役所に提出する書類はたくさんありますが、これまでに培った経験を生かして、よりクオリティの高い書類を作成し、担当者の方が求める前に提出して、仕事をスムーズに進めるように心がけています。

さまざまな困難を乗り越えた末に土木工事が完成すると、公共工事の完成検査が待っています。どんなに自信がある現場でも、いざ検査官と対峙すると緊張するもの。1~2日間の検査を終えて合格した際は、やりがいを感じますね。かつて、先輩から「現場は生き物」だと教わりました。実際に土木工事の現場は一つとして同じ現場はなく、現場を経験する度に新たな経験を積めるのがこの仕事の面白さ。自分たちが手がけた現場が完成して、実際に車で通るとさまざまな思いが込み上げてきて、「頑張って良かった!」と達成感を得られます。やはり自分たちが手がけた仕事がカタチに残るのは、建設業の醍醐味ですね。

(横田 光也)

異業種の営業職から土木施工管理職に!一つひとつの現場経験が成長の糧に

は体育大学でスポーツマネジメントを学び、卒業後は印刷メーカーの営業職として社会人経験を積みました。ですが、土木施工管理技士として働く親族の影響もあり、人々の暮らしを支える建設業で働きたい、という思いが強くなったのです。それから派遣社員として赤坂建設の河川災害復旧工事の現場に半年ほど携わり、縁あって当社に入社しました。

現在は、横田さんと同じ仙台市の住宅街で下水道管更生工事に携わっています。主に施工の記録を残すために写真を撮影したり、所長から預かった指示内容を職人さんたちに伝えたりしています。前回の現場までは所長と一緒に行動をしていましたが、現在の現場では一人で写真撮影や指示出しができるので、上の方に評価していただけたのだと喜びを感じています。

現場の職人さんに対しては、できるだけフランクに接して、雑談もたくさん交わしながら、コミュニケーションを取るように心がけています。普段から良好な関係を築くことで、現場の仕事もスムーズに進めることができるのです。前職の営業職で培ったコミュニケーション能力が人と接する際に生かされています。また、小学校4年生から高校3年生まで野球部のキャッチャーとして培った観察眼、高校野球を通して学んだ礼儀や挨拶など、人として基本的な部分も社会人になって役に立ちました。

仕事をする時は、分からないことをそのままにせず、自分で考えられる範囲まで考えた後は、できるだけ早く先輩に相談するという姿勢を大事にしています。私も横田さんと同じように、土木工事の完成検査が無事に終わった時には大きな達成感を覚えます。現場にはトラブルやイレギュラーな事態がつきものです。実際にトラブルが起きると大変ですが、対処法を考えて乗り越えていく過程も面白みの一つ。土木工事の現場を経験するたびに、新しい知識が身に付くことが仕事をする上でモチベーションになっています。この業界は覚える内容がとても多く、資格も取らなくてはなりません。ですが、つねに学び、チャレンジし続けられる環境が自分にとって大きなプラスになります。学生のみなさんは企業研究を進める際に、自分が働きながら成長できる企業や職種なのかどうかも、ぜひチェックしてみてください。

(桜井 翔)

目標は若手技術者の育成と、土木施工管理技士の資格取得

今後は若手技術者の育成に力を入れていきたいですね。若手技術者が一つひとつの現場を経験して、一人で現場を回せるようになったら育てた甲斐があると思います。また、この業界で20年以上経験を積みましたが、すべての現場経験が自分の知識と経験になるので、これからもさまざまな現場を経験したいです。当社で担当している小規模な土木工事も学ぶことが多く、岩手で経験した大規模な堤防工事なども、機会があればまたチャレンジしたいですね。中でも新設の道路工事はとても面白くて、工事の進め方もわかりやすい上に、土木工事の大半を経験できるので、ぜひ若手技術者と一緒に担当して、土木工事のさまざまな知識を教えていきたいです。
1人1台のスマートフォンが支給され、アプリやクラウドシステムを活用して、積極的に業務の効率化を図っている部分も当社の魅力。業務報告や情報共有もスピーディーですし、リモート会議も多いので、移動時間もなくなり業務を効率的に進められます。私が入社した当時からIT化を取り入れていますが、どんどん進化しており、これからも積極的に業務の効率化に向けて、新たなIT技術を取り入れて行く方向です。

(横田 さん)


2級土木施工管理技士の学科に合格したので、今年中に二次試験を受けて合格することが目標です。そして、5年以内をめどに1級土木施工管理技士の資格を取得して、一人で現場を回せるようになれたらと思っています。いずれ所長になり自分の現場を任されたら、部下たちが朝起きて「早く仕事に行きたい!」と思える環境づくりがしたいですね。部下に対しても、職人さんたちに対しても、気配りができる所長になれたらと思っています。当社が発注者や地域のみなさんから「赤坂建設なら安心」と思っていただける総合建設業をめざしているように、私も周りの人から安心して任せてもらえる人になりたいです!
当社は仙台に本拠地をおく3つのプロスポーツチームや地域のイベントの協賛もしており、CSR活動の一環として河川の清掃なども行い、地元に貢献しています。私も仙台市出身なので、このように地域に密着した企業で働けるのは誇りですね!
実際に地元・仙台に根ざして働きたいという社員が活躍している企業なので、じっくりと腰を据えて働きたい人にぴったりです。

(桜井 さん)

学生の方へメッセージ

当社が大切にしているのは、新入社員を受け入れる体制を整えることです。充実した研修制度が揃っている企業はたくさんあると思いますが、当社の場合は役員を含めてすべての社員が新入社員を受け入れる準備を整えており、全員で育てる環境が整っています。企業研究を進める際は、このような企業の特性を知るためにも、インターンシップや会社見学会に参加して、少しの時間でもそこで働く人と接して、その企業について理解を深めてください。

当社は住宅街と都心部の間にあり、目の前には豊かな緑が広がる心地よい場所に本社を構えています。忙しい現場で働いた後は、本社に戻ってゆったりと寛げるのも良い部分でしょうか。また、地元企業なので転勤もなく、家庭を持っても安心して将来のビジョンを描けますし、資格手当や家族手当などの福利厚生も整えています。

土木工事も建築工事も公共工事の割合が高く、官公庁からの直請案件も多いので安定感につながっています。また、公共工事の窓口の方々は、仙台市や宮城県の職員の方々なので、ともに年齢を重ねて、立場も上がれば、将来一緒に、地域社会をより良くするための取り組みに関われるチャンスもあるかもしれません!「地元で働きたい」という方々は、その企業がどのように地域と関わっているのか、転勤があるのかなども、企業研究を進める際に確認してみてはいかがでしょうか。

(代表取締役社長 佐藤 渉)

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「会社で働く人、全員の顔がわかる」のも、赤坂建設の魅力。チームワークが大切な仕事だからこそ、人と人との関わりを重視しており、同社が選ばれ続ける理由の一つだろう。

マイナビ編集部から

1973年に創業し、土木工事・建築工事の総合建設業として、品質と安全、顧客満足を第一に掲げながら約50年の時を歩んできた『赤坂建設』。公共工事を中心に幅広い実績を積み、現在では官公庁からの直請案件も行うほど、高い信頼を得ている。

地域の街づくりに取り組む同社は、社員が安心して心地よく働ける環境整備にも力を注いでいる。1人1台のスマートフォンを支給し、アプリやクラウドシステムを使用して業務の効率化を推進することで、移動時間や残業時間が削減され、社員の負担軽減につながっている。そうすることで自然と時間に余裕が生まれて、イキイキと活躍できる環境が創出できるそうだ。

今回、ベテラン技術者の横田さんと若手技術者の桜井さんに取材を行ったが、おふたりとも土木施工管理の仕事に誇りを持っており、現場の話をしている時の楽しそうな笑顔が印象的だった。大変なことも多い現場仕事だが、自分の仕事にやりがいを感じている先輩たちが活躍している企業なら、たくさんのことを学べるだろう。さらに、代表取締役の佐藤さんは社員一人ひとりのことをきちんと把握しており、取材対象者のおふたりの紹介にも愛情があふれ、社員を大切に思っていることが感じられた。企業研究を通して、気になる企業を見つけたら、インターンシップなどを通して、代表や人事担当、そこで働く社員の人々と接することで、その企業の本当の魅力が見えてくるだろう。

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仙台市泉区にある本社社屋は、2020年冬から2021年春にかけて、内部改修を行ったばかり。キレイで、より働きやすいオフィスになったと社員たちからも評判だ。

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