最終更新日:2025/4/11

光ガラス(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • ガラス・セラミックス
  • 精密機器
  • 医療用機器・医療関連
  • 自動車・自動車部品
  • 半導体・電子・電気機器

基本情報

本社
秋田県
PHOTO
  • 役職
  • 化学系
  • 技術・研究系

工場見学で自分の専攻を活かせる会社に出会う

  • 佐藤 幸太
  • 2009年入社
  • 37歳
  • 新潟大学
  • 工学部化学システム工学科化学工学コース
  • 技術開発部 生産技術課
  • 生産設備の開発設計

就職活動について

選考を受けた主な業界
  • 建設・設備関連
  • 化学・石油
  • ゴム・ガラス・セラミックス

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 多くの人と接する仕事
  • 形の残る仕事
  • 環境・エコロジーに携わる仕事
現在の仕事
  • 部署名技術開発部 生産技術課

  • 勤務地秋田県

  • 仕事内容生産設備の開発設計

これまでの経験

会員限定コンテンツ

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1日のスケジュール
8:00~

出社、メールチェック

8:10~

朝礼

9:00~

打合わせ他

17:15~

定時、帰宅(急ぎの案件等があれば残業)

装置性能の向上と環境負荷低減の両立を目指しています

光学ガラスの機能は、光を均質に曲げ、ロス無く透過することです。これらの機能は、ガラスの組成や製造条件だけではなく、生産設備からも影響を受けます。特に、ガラスを熔解する炉は、1000℃以上の高温になるため、エネルギー消費量が多い特徴を有します。そのため、熔解炉の設計には、装置性能を向上させると同時に、エネルギー消費量を減らすことが求められます。従来は、過去の実績をもとに、カンコツで設計する文化でしたが、伝熱工学や流体工学の知識を活用し、定量的な設計を心がけています。新しい品種を量産化するにあたっては、品質工学を活用し垂直立ち上げを目指します。品質工学は、技術開発や製品開発を合理的に行う技法です。ミスマッチな製造条件を設定すると、品質が安定せず不良が多く発生するため、開発段階で品質工学を活用し、ロバストな製造条件を探索します。垂直立ち上げを実現することで、実験回数を減らせたり、量産で発生する不良品を減らせるため、環境負荷の低減にもつながります。


光ガラスに決めた理由

私は当社が立地する秋田県湯沢市の出身ですが、就職活動を行うまで光ガラスを認知していませんでした。親会社のニコンについても詳しく知らず、カメラ=C社のイメージを持っていました。偶然にも、友人に誘われて参加した企業説明会で当社に出会い、工場見学を行ったところ、専攻していた化学工学の知識を地元で活かせると思い、入社を決めました。ガラスに関する知識は全くありませんでしたが、教育や実践を通じて身に着けました。学習に終わりはなく、専門誌やセミナーなどを通じて、新しい技術や知識の習得を心掛けています。


オフの過ごし方由

当社が立地する秋田県湯沢市は自然豊かな土地です。近隣には、栗駒山、鳥海山、秋田駒ケ岳など、高山植物や紅葉が有名な山があり、シーズンになると、それらを求めて登山に行きます。冬は積雪が多く、ウインタースポーツも楽しめます。豊かな自然を写真に納めるべく、レンズ交換式デジタルカメラにも手を出しました。もちろんニコン製品です(笑)。2020年に接近したネオワイズ彗星をきっかけに天体写真も撮影するようになりました。当社工場周辺は明かりが少なく、条件が整うと天の川を目視出来ます。都会のような派手さはありませんが、このような趣味をお持ちでしたら田舎に就職するのもメリットに変わります。


在宅勤務制度の活用

当社は、コロナ禍をきっかけに在宅勤務制度を採用しました。私には縁のない制度と思っていましたが、在宅勤務をする必要に迫ったとき、その魅力に気が付きました。設備設計の業務では、様々な計算をしたり、製図をしたりと一人で集中して作業を行う機会が多くあります。自分だけの空間では雑音が少ないため、非常に集中力が高まり、これらの業務効率が向上しました。もちろん、オンラインで繋がっていますので、リモート会議やチャット等を活用することで、在宅勤務であっても同僚とのコミュニケーションをとることができます。


就活時代にやって良かったこと

このページにたどり着いたということは、きっと、メーカーへの就職を希望していると思います。工場見学に参加することで、実際に働く環境のほか、どのような工場なのか確認することができます。分野が異なると、工場で使用する設備や道具も異なりますし、同じ業種でもメーカーごとに文化やノウハウが異なります。特に就職先と同じ業種だと、工場見学を断られるケースがありますので、業種を絞っているようなら就活中こそ複数メーカーの工場を見学できるチャンスです。工場見学で得られた知見は、就職後にも活かせる場面が多数ありましたので、工場見学に参加して良かったと思っています。


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