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最終更新日:2025/5/9
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部署名篠栗珈琲焙煎所/焙煎担当
美味しいものを食べるのが好きだったので、食品関係の会社で働けたら良いな、という気持ちで就活をしていました。ファディのことは学生時代に住んでいた家の近くに店舗があったので、身近な存在として知っていました。当時、業務用の商品を一般向けに販売するスタイルのお店は珍しく、興味を惹かれるポイントでしたし、何より商品が美味しく、扱いやすかったのもポイントでした。会社説明会のブースにも伺いましたが、「私たちの仕事は売って終わりなのではなく、お客様に召し上がってからが始まりなんだ!」という熱のこもった先輩の言葉も印象に残ってますね。
3月にオープンした篠栗珈琲焙煎所で焙煎士として勤務しています。生のコーヒー豆を焙煎して、お客様が美味しいと思うものを提供する、というシンプルな仕事ではありますが、シンプルゆえに奥深い仕事です。1回1回の焙煎ごとに全く同じ味に仕上がるわけではないので、最終的には視覚や嗅覚、感覚を使って調整し、1番美味しい状態で焙煎をする、それを1日に何十回と繰り返し行っています。それ以外にも、商品設計も行っています。例えば「夏向けの爽やかな味のコーヒー」といったコンセプトに沿って豆をブレンドして、新商品を設計していくのも私の仕事です。同じことの繰り返しではあるのですが、その中で少しずつ修正を加えていき、1つ前より美味しい豆が焙煎できた時は嬉しいです。また、出荷する前に自分たちでもコーヒーを飲んでみて、味の判断はしているので、そこで徐々に美味しくなってきている、という手応えを感じられた時はとてもやりがいがありますね!
実は入社してしばらくするまで、私生活でも全くコーヒーを飲んでいませんでした。食品よりもコーヒーの方が味の差が分かりづらく、お客様に説明するのが難しいと思っていたからです。しかし、コーヒーのお店なのに店舗に詳しい人がいないでどうする!と思い、一念発起し勉強をし始めたのがキッカケです。会社が入門編であるコーヒーインストラクター2級の資格取得を推奨しているので、当時その資格は持っていたのですが、その上の1級も取得しようと努力しました。無事取得できた際に会社の方から「焙煎をやってみない?」とお声がけいただき、現在に至ります。
焙煎技術の向上はもちろん、コーヒーインストラクター1級のさらに上に「コーヒー鑑定士」という資格があるので、そのための勉強もしたいですね。また、コーヒーの競技会、例えばハンドドリップの競技会であったり、味利きの競技会、焙煎の競技会など、そういった技術を競う大会にもチャレンジしたいなと思っています。
会社や仕事を選ぶうえで、「ちょっとでも心が動くこと」「少しでも興味のあるもの」を大事にしていただきたいです。社会人として働き始めたら、大変なことや辛いことはもちろん出てきます。そういう場面に遭遇した時、ちょっとでもそういった気持ちがあれば頑張れるはずです。自分も入社してから部署は色々変わりましたが、”美味しいものが好き”という気持ちは今も変わっていません。好きなことに対しては、勉強も身が入りますよね。その結果、食品にもコーヒーにも道が拓けました。明確に自分の将来が分からない、という方も多いと思うので、”少しでも好きなこと”を大事にすれば、後から役に立ってくると思いますよ!