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最終更新日:2025/3/11
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部署名技術本部 関東技術部
勤務地埼玉県
仕事内容地質調査の現場管理、報告書の作成
仕事の主な流れを建築物の設計(ボーリング調査)を例に説明致します。まず、お客様との打合せを行い調査地点・調査深度・各種試験の内容を決定します。調査内容が決定したら、ボーリングマシンが搬入可能か(物理的・時間的)を検討し、調査計画を立てます。計画をもとに現場の作業員さんと協力して、ボーリングマシンの搬入・調査開始です。調査中はお客様への日々の報告や調査によって判明した土質状況を考慮して試験内容の変更、一番大切な現場周辺の安全管理を行います。現場作業が無事に終了したら、報告書の作成に取り掛かります。土質情報の整理や試験で得られた結果の考察等をまとめます。作成する報告書にはある程度の【流れ】はあるものの、土質の状況に応じて内容が異なるため、単調な作業ではなくやりがいがあります。最後に報告書と土質標本の納品を行い調査としては終わりです。しかし、気持ちの面では、数年後に近くを通り、建築物が施工中または完成しているのを確認し、感慨深い気持ちになり終了です。
これまでに行った地質調査の中で最大規模である国交省のダムの仕事です。この仕事において、私の担当は現地調査の許可申請、現場管理(メイン)、土質情報の整理(補助)、報告書の作成(考察除く)です。この仕事は主に岩盤をメインとした調査業務でした。しかし、私は入社してから土砂をメインとして経験を積んできましたので、岩盤の知識は乏しいです。しかし、現場管理等は同じだろうと思い「これまでの経験で乗り切ってやる」と意気込んでおりましたが、結果はボロボロでした。調査地は登山道のない山の斜面、搬入には各種許可が必要、搬入方法も慣れないモノレール搬入、現場に入る前に自信喪失。わからないことだらけで、苦戦しました。それでも、周りから助けてもらい、何とか現場開始の目途が立ち、月~土曜日までの現場管理が始まります。これは慣れるまでは大変ですが、1カ月もすると楽しくなり、現場が終了したときには、名残惜しくもありました。報告書の作成に関しては、調査前、調査中に悩んで苦しんだ分比較的スムーズでしたが、時間との戦いとなりました。この仕事は最初は私に大きな挫折を、最後には自信を与えてくれました。
入社当初は上司と2人での行動が多く、手取り足取り教えていただきました。しかし、最近では一人で現場の管理等を行えるようになりました。もちろん、報告・連絡・相談は行っております。しかし、難しい仕事の時などは、周りとの相談や議論を行い、アドバイスを存分に受けながら、職務を遂行しております。また、私がパソコンとにらっめこしていて、手が動いていない時や、お客さんとの電話応対の後などには、良く声を掛けて頂き助言をしてくれます。その助言には先輩方自身の経験からくるものや、ある試験結果の解釈の仕方など多岐に渡り、非常に参考になります。これらの助言がなければ報告書が間違った方向に行ってしまった事でしょう。また、私の判断した結果、間違えてしまってもリカバリーの方法を一緒に探してくれる方が多いように感じます。技術職メインの会社ですので、技術的な意見の衝突はありますが、それは各々仕事に対して真摯に向き合っているからこそと感じます。仕事への熱意のある方が多い会社だと思います。
私は海洋関係、特に海底地震を大学では学んでいましたので、現在の仕事内容と大学の研究内容は異なります。仕事の分野を研究内容で縛ってしまうよりも、少し広げて就職活動をしてみると、面接時の社員さんの雰囲気や会社説明会での仕事内容等、様々な形で興味を魅かれる会社さんが出てくると思います。さて、ここからは昨今問題になっている「働き方改革」について触れてみたいと思います。この業界の繁忙期は仕事が集中するため、思い通りに仕事を分散することはなかなか難しいと思います。私の大学の友人、お客様、私自身の経験から、この業界で働くということは多少残業が多くなることへの覚悟は必要です。しかし、私個人は仕事を通して自分に出来ることが増えると「面白くなってくる」タイプなので、いやいや残業をしているということは全くありません。ただ弊社では残業時間が多くなると「注意喚起メール」が届くので、集中して仕事を終えるように努めています。気持ちがノッてきた時はいつもよりちょっと多めに頑張り、今日は疲れたなあと感じたら速攻で帰ります。どんな職場環境なのかということも就職先を検討する一項目になると思います。
休日は基本的には趣味に時間を割いています。具体的には飼育している熱帯魚や爬虫類、有尾類、観葉植物等の世話(掃除中心)を休日に行います。特に問題なくお世話が進めば半日で終わりますが、水槽をながめてしまうと気づけば夕方なんてこともあります。また、時間と気力があれば、最近購入した車で遠くのペットショップに出かけてみたり、神社で御朱印などを集めてみたりと自由気ままに過ごしています。あとは、気が向いたら保存できる料理を中心に大量に作っておきます。こうすると帰りが遅い時でもとても楽に夕食を済ますことが出来ます。自炊の腕も上がりますし、食費もある程度抑えられます。そして何より自分で味を試行錯誤できるので、面白いです。