最終更新日:2025/4/16

コスモ工機(株)

  • 正社員

業種

  • 金属製品
  • 機械
  • 設備工事・設備設計
  • 建設
  • プラント・エンジニアリング

基本情報

本社
東京都
PHOTO
  • 5年目以内
  • 機械系
  • 技術・研究系

自分で設計・開発した製品は 誰よりも詳しいと断言したい

  • Y.K
  • 2020年新卒入社
  • 木更津工業高等専門学校
  • 機械・システム工学専攻
  • 技術部 東京技術2課
  • お客様のニーズに基づいた製品の設計・開発

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 高品質・高性能にこだわる仕事
  • 形の残る仕事
  • 社会インフラを支える仕事
現在の仕事
  • 部署名技術部 東京技術2課

  • 勤務地東京都

  • 仕事内容お客様のニーズに基づいた製品の設計・開発

1日のスケジュール
8:45~

製品の開発の中で、製品が図面の寸法通りできているのか、実際の使用環境で壊れたり水が漏れたりしないかを販売する前に確認する必要があります。水曜日~木曜日にかけて担当製品の寸法検査と水圧試験を実施するため、実施前の最終確認をする1日です。まずは出社して先週のメモを見て優先事項を確認します。

9:00~

事前に作成してある試験計画を確認し、試験に必要なものが揃っているかCTBCの人と連絡を取り確認する

10:00~

試験手順・寸法測定箇所の確認、図面等資料準備

12:00~

お昼休憩(13:00お昼休憩終了)

13:10~

後輩を連れて試験に行くため、具体的な試験内容について情報共有

15:30~

報告書用の図、写真の内容確認、撮影用カメラ準備など

17:30~

終業時間

現在の仕事内容

水道管の端に取り付ける管栓や漏水を止める止水・補修の部品、径の大きい管の接続部品などを新規開発しています。お客様のニーズに基づき、構造、形状、強度を計算し、取り付けやすさなどを考慮して設計し、試作品の性能試験も行っています
コスモ工機はお客様のニーズに基づいて製品の設計・開発を行っています。このため、営業部からの情報が開発の糸口となります。また、私の仕事は設計図を描くことですが、実際のモノづくりは、グループ会社や外部企業に委託しているため、設計の意図や注意点などを丁寧に説明する必要があります。試作品の性能試験も行いますが、これは秋田工場や埼玉県にあるCTBC(コスモテクニカルベースセンター)の設備を使うため、これらの拠点の人たちともスケジュールや相談事など常に社内で連携を取りながら進めています。


今の仕事のやりがい

入社2年目の11月から、水道管の端に取り付けて蓋をする管栓を設計・開発した時のことが思い出に残っています。450mmの大きな管に取り付ける管栓を新規に作る仕事でした。まだ経験が浅く、何をどうすればよいのかわからなかったのですが、上司に聞いてばかりいても自分の成長につながらないと考え、自分で色々調べながらトライしました。しかし、製造する会社の方々に、うまく自分の設計意図を伝えることができず、なかなか上手くいきませんでした。試行錯誤を重ねて、翌年の8月になって、ようやく製品が出来上がり、製造してくれた山形県にあるグループ会社に出向き、その工場で今まで図面上でしか見て来なかった製品が形になっているのを見た時は、心の底から感動しました。


この会社に決めた理由

私は学生時代高専の専攻科で災害時の救助ロボットに関わる研究をしていました。就職活動では、災害時に役立つだけでなく、災害を防ぐ仕事にも業界を探す上で間口を広げてみたところ、インフラ業界のコスモ工機と出会いました。不断水工法の説明を聞き、興味を惹かれたのが志望のきっかけです。面談の際に現在の職場を訪問したところ、たくさんの先輩社員から声をかけていただき、雰囲気のよい会社だと感じ、入社を決意しました。


仕事を進める上で心がけていることは?

学生時代、先生から「自分の研究内容について、一番深く知っている人になりなさい」とアドバイスを受けました。この精神を今の仕事に当てはめた時に、「自分の設計・開発した製品については、誰よりも詳しいと断言できるようになりたい」と思っています。まだ入社してから年次も浅く、上司に教わりながら仕事をする場面も多いのですが、そこで楽をするのではなく、自分自身で知識を深めたり、技術を磨いたりしていく必要があると考えています。その上で将来目指しているのは、使う人の立場に立った設計・開発です。例えば、製品を軽量化すれば運搬も施工も負担が軽くなります。ボルトの位置一つとっても、施工しやすい位置があるはずで、そこに配慮した製品づくりができるよう力をつけたいと思います。


会社の魅力はどんなことですか

コスモ工機は多くの水道管や水道工事に関わる製品を設計開発するメーカーの側面と、断水することなく水道工事を行うことのできる特殊な不断水工法を用いて、実際に工事を行う施工会社の側面があります。このため、エンジニアリング部と呼ばれる工事職の人たちは、水道工事の現場経験が豊富で、営業部は会社の顔として、既存のお客様とも密にコミュニケーションを取っています。こうした自社内の部署と連携をとることで私たちは現場のニーズに基づいた的確な情報を仕入れることができるため、設計・開発した製品は売れ行きがよく、実際の工事現場で頻繁に使われることになります。外部の会社ではなく、自社の社員から直接、現場の声を聞くことができ、その情報をタイムリーに製品開発に生かせるところが、コスモ工機の強みになっていると思います。


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