最終更新日:2025/3/1

ニラックス(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 外食・レストラン
  • 給食・デリカ・フードビジネス

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

日々経験を重ねるたび、「なりたい自分」に近づいていく。

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「人」として成長し続ける、三者三様のストーリー。

「食の分野で新しいビジネスモデルを創造する」という使命のもと、成長を続けるニラックス。今回は異なるポジションで活躍する3名に登場いただき、キャリア構築やその部署ならではのやりがいを語ってもらった。

■前川 由佳/営業部 アシスタントマネージャー/2024年中途入社(写真左)
■岩吉 健吾/営業部 マネージャー/2017年中途入社(写真中)
■村崎 高夫/管理部 総務人事チーム/2004年新卒入社(写真右)

それぞれが描く未来

私は3年以内のマネージャー昇格を今の目標に置いています。ニラックスには「マネージャーステップアッププログラム」があり、その認定試験に向け学び始めました。(前川)
エキスパートマネージャーへ昇格するには、3店舗でのマネージャー経験が必要です。私はようやくそれを満たしたので、できるだけ早く試験にトライしたいですね。(岩吉)
ずっと人事部長の背中を見てきたので、今度は私が人事部長のポジションを目指し、やがては「ニラックスの父」として皆から頼られる、そんな存在になりたいですね。(村崎)

毎日触れるお客様の笑顔が、私の活力になっている。【前川】

幼い頃からお菓子づくりが好きだった私は、製菓の専門学校に進み、素材選定から学びました。振り返れば、私が作ったお菓子を食べて喜んでくれる、その様子を眺めることに幸せを感じていたのかもしれません。
新卒で入社したのはチーズメーカー。しかし百貨店での販売担当になったため、お客様が商品を楽しむ様子を見る機会はありませんでした。私は「食を楽しむお客様の笑顔が見たい」という想いが募り、転職を決意。募集サイトを見るなかで目に止まったのが「ブッフェ業態」でした。ここなら、たくさんの人たちが食を楽しむ笑顔を見ることができる。デザートづくりにも関われるかもしれない。そんな期待がニラックスへの応募につながりました。

現在私は横浜にあるブッフェスタイルの店舗で、アシスタントマネージャーを任されています。入社してまだ半年ですがすっかり仕事に慣れ、キッチン内での簡単な料理やホールサービス業務に携わりながら、店舗全体の運営を学んでいるところです。
日々の仕事で喜びを感じるのは、やはりお客様の笑顔に毎日触れられること。セルフサービスの部分が多いので「これはどうしたらいいですか?」と尋ねられることも多々あり、その度に「ありがとう」と感謝されるのも、この仕事ならではだと感じます。どう簡潔にお伝えすればわかりやすいか、常に改善に向き合えることもやりがいにつながっています。
一方、横浜は観光やデートなど特別な目的で訪れる方や海外からの旅行者も多く、私たちの役割も重大です。いかに特別な時間を笑顔で過ごしてもらえるか、ちょっとしたコミュニケーションにも気を配りながら、私自身も常に笑顔で応対するよう心がけています。

クルーのメンバーたちとのやりとりも、私にとっては楽しみのひとつ。クルー同士でカバーし合いながら休憩やランチ時間を確保しており、歳の近い仲間たちが互いを思いやる風土は、なんだか部活に似ているかもしれません。
今の店舗では各分野ごとに目標値を定めており、私はマネージャーのサポートいう形で達成率をいかに高めていくか、ちょっとしたことに対しても改善の余地を探っています。こうした努力がお客様の笑顔につながると信じて、まだまだ成長していきたいです。

店舗づくりは「言葉で気持ちを伝える」ことから始まる。【岩吉】

学生時代、私はブッフェレストランでアルバイトをしており、そこがニラックスが展開する店舗だったんです。数ある飲食業の中でもブッフェは華のある業態でもあり、誇りを持って取り組んでいました。そして、卒業後に自身の進路を考えていたところ、私の脳裏に浮かんだのがニラックスで過ごした日々。あそこなら経験を活かして自信を持って働けると思い、入社を決意しました。

入社後、私は福岡、熊本、宮崎、鹿児島、東京、北海道など8年間に10店舗を経験、8店舗目にマネージャーへ昇格し、現在は名古屋のブッフェスタイル店舗を任されています。多くの店舗業務を経験した今、私がマネージャーとして最も重要な課題と捉えているのが「従業員の育成」です。なかでも「感謝の気持ちを言葉で伝える」ことを徹底してもらっていますね。それにより、互いに思いやれる組織づくりにつながりますし、コミュニケーションも活性化すると考えるからです。

実は8店舗目で私が初めてマネージャーを任されたとき、仕事を1人で抱え込んでしまい、パンクしそうになったんです。するとクルーの皆から「私たちに割り振ってください」と申し出があり、一段落したのち「私たちを頼ってくれてありがとうございました」と感謝の言葉をもらったんです。感謝するのは自分の方なのに、この一言には胸が熱くなりました。この出来事以来、お互いの信頼関係はさらい高まりましたし、「人を頼れるスキル」がマネージャーには必要なのだと実感しました。私が感謝の言葉にこだわるのは、この経験があったからかもしれません。

私は、店舗経営の基礎は「言葉で気持ちを伝える」ところにあると思っています。クルーがミスをしても私は怒りませんが、謝罪の言葉が言えなければ注意しますし、手伝ってくれた相手に御礼が言えない場合も指摘します。お客様にとって気持ちの良い店とは、それらがしっかりできている店だと思うからです。
私は異動で一度去った店舗に、しばらくして再び戻った経験があるのですが、以前私がトレーニングしたクルーが今度はトレーナーになって新人に教えていたんです。後輩が自己成長しアウトプットできている姿はとても頼もしく、この連鎖もニラックスの大きな強みだと思います。

ニラックスは、自分らしいキャリア構築ができる場所。【村崎】

新卒でニラックスに入社した私は、3店舗目へ異動した時点でマネージャーになり、さらに5店舗でマネージャーを経験したのち、スーパーバイザーへ昇格しました。そのときは九州・四国・中国地方の11店舗を統括し、飛び回っていました。そして1年が過ぎた頃、親会社のすかいらーくから「共同で新卒採用を行わないか」とニラックスに打診があったんです。さまざまな分野でキャリアを広げたいと思っていた私は自ら手を挙げ、グループの新卒採用業務に携わりました。

その後、私はニラックスへ戻る途を選びましたが、そこにはニラックスで頑張っている人たちと、また一緒に仕事がしたいという強い信念があったからです。ニラックスのメンバーは、肩書きやキャリアで相手を判断しません。お互いを「人」として尊重し合う、そんな環境でもう一度働きたいと思ったんです。

マネージャーとスーパーバイザーを経験して思うのは、幸せの形は人それぞれであり、それを汲み取ってサポートできるところがこの仕事の醍醐味だということです。なかでも昇格を果たすなどメンバーの成長に関われたときは本当に嬉しいですね。
また物事は全てが理想通りに進むわけではありません。コロナ禍になり客足が遠のき、家庭の事情で欠員が続くなど、予期せぬことはどうしても起こりますが、店舗間のヘルプなどで対処し壁を乗り越えるところにもやりがいがあると感じています。
ニラックスでは年に1回キャリアアンケートを行っており、私は今後のキャリア志望として「人事」を記していたので、こうしてスムーズに人事へ異動することができました。今後はこれまでの経験を活かして、ニラックスらしい「人づくり」に注力していきたいと思っています。

私自身、新卒入社時から人事にはお世話になっており、往時の人事部長が「ニラックスの父」と言われるほど頼りになる存在だったんです。念願が叶って人事という立場になった今、これからは人事部長の背中を追いながら、新卒採用、クルーの採用、さらには人材の成長にも全力で取り組みたいですね。ともに働く仲間の個性を尊重し、どんな仕事にも素直に向き合いチャレンジできる、そんな人の応募をお待ちしています。

学生の方へのメッセージ

私たちニラックスは、ひとつのブランドに捉われることなく、様々な業態の開発に取り組んでいます。当社くらいの規模で32ものブランドを展開しているところは、そう無いでしょう。言い換えれば、当社で働く誰もがさまざまなことにチャレンジできるということです。成長意欲の高い方なら、情熱を持って取り組める環境が広がっています。また、すかいらーくグループならではの充実した福利厚生や社内制度があるため、存分に持てる力を発揮することができます。

これまで何かに熱中して取り組んできた人には、きっとさまざまな苦労や失敗した経験があると思います。それはきっと、これからの皆さんの人生にとって大きなプラスになるはずです。是非学生のうちに熱中できるものを見つけ、全力で取り組むことで「やってみるチカラ」を磨いてください。

「可能性は無限大」――。これは私たち総務人事チームが皆さんにお伝えするフレーズです。そこには、皆さんが有する未来の可能性はもちろんのこと、ニラックスという会社もまた無限大の可能性を秘めており、皆さんと共に成長していきたい、そんな思いが込められています。ここから、一緒に歩んでいきましょう。

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お客様も、従業員も、ニラックスに関わる誰もが幸せを感じる、そんな企業体でありたい。その実現に向け、一人ひとりが成長意欲を燃やし、会社全体の底上げに貢献している。

マイナビ編集部から

ニラックスの社名は「New Integrator of Life, Amenities and X」の頭文字が由来だ。そこには、新たなライフスタイル、快適な都市環境、未来の可能性を統合し完成させる者、というコンセプトが息づいている。設立から37年を経た現在でも、このコンセプトを旗頭に新業態を開発し続ける同社の姿勢は全く変わっていない。往時のベンチャー気質は今も健在だ。同社には32ものブランドがあり、ブランド同士が刺激し合って改善を図っているのも、自主性に重きを置くベンチャー気質の表れといえるだろう。

ニラックスでは2011年から、毎年末に「ニラックス甲子園」という全社員が集まるイベントを開催している。改善活動を主体的に行い成果を出した店舗が選出され、マネージャーが内容を発表して優勝した店舗が表彰されるという内容だ。2024年末には5店舗が選出され、発表中のマネージャーが感極まって涙するなど大いに盛り上がったという。何をきっかけにどう改善に取り組んだか。そのストーリーにはマネージャーだからこその苦労があり、それだけに達成感もひとしおなのだろう。
「ニラックス甲子園」での発表は他店舗にとっても大いに参考となるため、ニラックス全体の底上げにつながっている。来年の優勝を目指し、今日も各店舗で改善が進む。誰もが自分らしいやり方で未来を拓く、それがニラックスイズムなのだろう。

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「3年後の2027年までに100店舗規模の会社へと成長する」ことを中期経営計画に掲げ、多店舗展開など着実に歩みを進めている。

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