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最終更新日:2025/4/28
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部署名機器開発部(入社当時:医療機器フィールドサービス職)
仕事内容臨床検査用装置の開発委託先選定、開発仕様の設定、開発管理
私は入社直後~3年目まで、機器サポート部として臨床検査用装置のメンテナンスやアフターフォローに携わっていました。現在は機器開発部に所属しています。当社では、臨床検査用試薬の設計開発は主に自社で行っていますが、臨床検査用装置の設計開発は他社(医療機器メーカー)へ委託しています。当部門では、開発委託先へインプットする仕様の設定・進捗管理等の役割を担っています。私は現在、薬剤感受性試験に用いられる装置を担当しています。機器サポート部時代に、メンテナンス対応を通じてお客様から直接耳にしたユーザーニーズやトラブル情報は、現在の業務においても開発仕様設定における重要なヒントを与えてくれます。様々な社内関連部署と協力して開発仕様をまとめ上げ、開発委託先の企業と情報交換を行うなど、コミュニケーションを取ることが大切な仕事です。工学的な知識も必要ですが、ユーザーニーズを汲み取ることを第一に日々業務に励んでいます。
開発中の装置を、病院施設でユーザー評価して頂いた時のことが印象深いです。装置の改良箇所について良い評価をして頂いた時の喜びも大きかったのですが、装置の使いにくい点をユーザーである臨床検査技師の方々から指摘されて初めて気付いた時の悔しさが残りました。市場にある臨床検査用装置を最も使用しているのは、病院施設や検査センターの臨床検査技師の方々です。その方々が日々感じている既存装置への要望・不満を正確に捉えるには、日頃から誰よりも装置を使いこなし、装置を知り尽くすことが大切だと学びました。
2023年に育児休業より復帰し、機器開発部で同じ業務を続けています。現在は、テレワークを週2日程度、出社日はスーパーフレックスタイム制度を利用し、夫と行き帰りの送迎を分担しています。忙しい時は夫が代わりに家事・育児を全てやってくれることもありますし、上司も急遽お休みを頂きたい旨を伝えると快く承諾してくれるなど、おかげさまでフルタイムでの勤務が行えています。一番大変だったのは、子供の病気と重要な会議が重複した時のことです。私が担当する医療機器の仕様を決定する会議であり、結果的にオンライン会議で対応しましたが、この時も課長から「代わりに対応するよ」とお声がけをいただいたり、出社必須の対応を同僚に変わってもらったりと支えていただきました。開発委託先の方々も、この期間は電話でなくメールで事細かに連絡してくれるなどご協力いただいたことを覚えています。仕事との両立のため、出産前より忙しい日々ですが、こういった社内制度や周りの方々の支えにより、想像していたより順調に仕事を進めることが出来ています。
現場の声が響いた検査システムを作ることです。そのために、開発チームのチーム力を上げることが必要と考えます。末端のユーザーに一番近い営業側の部署と、内部の部署で認識が異なることが多くあります。チーム内でのコミュニケーションを取る機会を増やし、末端のユーザーの声を内部まで届け、全体のシステムとしてユーザーに受け入れられやすい製品を開発していきたいと思っています。また、チームメンバーの一員として、開発全体の流れを十分に把握し、小さなミスが発生しないよう、先の展開を読取り行動することを心掛けています。【2023年当時投稿】