日東紡績(株)〔日東紡〕【東証プライム市場上場】

私は新製品の開発や既存製品の改良・改善などを行っています。顧客のニーズや注文をもとにガラス繊維製品の設計・試作・評価などを実施していくことが基本的な業務です。設計・試作については様々な方とコミュニケーションをとり、協力・連携することが大切です。試作品の設計については営業部などとやり取りしながら、顧客がどのような製品を要求しているかをブラッシュアップして設計していきます。試作については製造現場を通すので、製造部や関連会社と情報や知識などを適宜共有しながら進めています。評価については様々な測定スキルが必要です。製品によっていろいろな試験方法があり、その上評価項目が多数あったりするので正確かつスピーディーに評価を完了するよう心掛けています。得られた結果等は社内や顧客に共有し、次のアクションを決めていきます。試行錯誤を繰り返し、顧客に満足いただける製品の開発に取り組んでいます。

私の部署では、建造物の屋根に使用する膜材料やコンクリート・配管などの補強材といった産業資材用のガラス繊維製品を開発しております。取り扱う製品のラインナップが多岐にわたるうえに、製品によって必要な知識も異なるので、覚えることがたくさんあります。新しい知識を取り入れながら勉強する日々ですが、多種多様な製品についてどのような性能が求められているのか、ガラス繊維の特徴がどう生かされているか、最終的にどのように使用されているのかなどをそれぞれ知ることができるので楽しく、やりがいを感じます。また、いろいろな部署の方とコミュニケーションをとりながら一つ一つの製品について向き合った結果、製品開発に進展があった時は達成感を感じます。

業務内容が私のやりたい仕事のイメージとマッチしていたからです。私はものづくりで人々の暮らしを色々な方面から支えられるような仕事がしたいという考えをもとに、就職活動をしておりました。日東紡は、パソコンなどの電子機器の基板用ガラスクロス、東京ドームの屋根などに使用する膜材料、衣類に使用する芯地、体外診断用医薬品などを製造しており、まさに幅広い分野で暮らしを支えていると知り、とても魅力的に感じました。その上、高品質な製品や国内トップシェアを誇る製品などがあり、私もそのような高い技術力がある環境で仕事をして社会に貢献したいと思いました。また日東紡はガラス繊維を使用した製品が豊富ですが、ガラス繊維を加工するにあたって無機化学のみならず有機化学の知識も必要というを知りました。大学では主に有機化学について勉強していたので、大学で培った知識も生かせるのではないかと考えたのも日東紡を選んだ理由です。

穏和な方、気さくな方が多い印象があります。私の部署でも何かあればすぐに上司や先輩に相談することができますし、こちらが壁にぶつかっている時には周りから声をかけていただくこともあります。それでいて、仕事に対しては熱心で誠実に業務を行っています。また若いうちから色々なテーマや業務に挑戦させてもらえます。様々な経験ができるので、自身の成長につながりやすい環境だと思います。

就職活動は自分について見直す貴重な機会だと思います。改めて自分がどのようなことをしたいのか、どうなりたいのかをじっくり考えてみて欲しいです。
また様々な企業を見てみることも大切だと考えています。企業や業界の特徴や傾向が比較しやすくなり、各々の企業についてより理解を深め易くなると思いますし、視野が広がるので新たな業界・企業の発見や、皆さんの就職活動の軸とよりマッチした分野が開拓されるかもしれません。
そのうえで日東紡に興味関心を持ち応募いただければ嬉しいです。皆さんの応募をお待ちしています。