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最終更新日:2025/4/15
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部署名生物科学研究所 農薬研究センター
勤務地静岡県
仕事内容新規殺菌剤の商品化に関わる業務
始業準備。前日までに計画した一日の作業内容について確認し、先輩研究員、アシスタントさんと情報共有します。また、温室を回って試験中の植物やこれから試験に使う植物の状態も確認します。
時期によって変わりますが、夏は圃場に行って作業することが多いです。水稲や園芸、果樹と様々な作物で試験を行います。圃場がない日はポット試験を行い、薬剤の散布や病原菌の接種などします。午前中に終わらない場合は午後に回します。
お昼ご飯です。最近は節約のためにお弁当を持参しています。食後はデスクで趣味の調べものや疲れているときはお昼寝をしたりします。
午前中の続きになります。圃場シーズンは一日中圃場に出ていることも珍しくありません。圃場やポット試験が終われば、デスクに戻って当日調査した試験があれば試験結果をその日のうちにまとめます。特に調査がなかった場合でも報告書や次の試験の設計を考えたりします。
研究所は17時10分が定時になります。基本的に定時退社を目指して働きます。帰宅後は趣味の時間に費やします。
新規殺菌剤の研究開発、既存商品の普及に役立つデータの蓄積が主な業務になります。私の研究室では遺伝子から圃場まで幅広いステージで試験をすることで、様々な視野から殺菌剤の特性を調べています。また、弊社は化学農薬だけではなく微生物農薬も積極的に展開しており、新規微生物農薬の創製についても日々研究を行っています。植物や植物病原菌など生物を相手にした研究のため、試験が失敗することも多々ありますが、その都度工夫を凝らしてより良い評価系の構築、ひいてはより使いやすい商品の開発を目指しています。
大学時代は微生物と植物の相互作用について研究していました。学生時代は講義で聞いたレイチェルカーソンの沈黙の春からどちらかというと農薬についてはマイナスなイメージでしたが、食料生産を考えると農薬の存在は必要不可欠という理解もありました。そこで環境に優しい微生物農薬を作ればマイナスイメージも払拭できるし、なおかつ学生時代の研究内容も活かせるのではと思い、農薬メーカーを志望しました(入社してから化学農薬も様々な安全性試験をクリアしており、人畜環境に無害なことを知り、農薬に対して偏見をもっていたことに気付きました)。数ある農薬メーカーの中で弊社を選んだ理由は他メーカーと比べても微生物農薬(エコシリーズ)を積極的に展開しており、ここでなら微生物農薬について研究できると思い入社を決めました。