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最終更新日:2025/4/15
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部署名化学研究所 創薬研究センター
勤務地静岡県
仕事内容新農薬の探索・創製研究
8:30始業に向けて8:15に出社当日のスケジュール確認とメールチェックを行います。
有機合成で農薬活性のある化合物を合成することが仕事。朝から実験します。朝イチに反応を仕込み、前日仕込んだ反応の後処理と精製を行います。できる限り無駄な時間がないようにスケジュールを立てます。
昼食は会社で注文したお弁当です。時々、同僚と近くのお店に食べに行くこともあります。園芸部に所属しています。所内の空いたスペースを利用した畑で野菜を育てています。昼食後、畑で育てた野菜を収穫します。
実験の続きをします。実験の合間に会議の資料や報告書を作成します。同じプロジェクトを進めているチーム内で定期的に打合せも行います。
時間内に終われば定時に帰ります。反応が完結しない場合や圃場試験用の大量合成(100g以上)の場合は残業することもあります。明日の準備をして一日の業務終了です。
入社1年目には害虫防除剤研究室に配属され、殺虫剤の創製研究を担当しました。4年目から病害防除剤研究室に異動し殺菌剤の研究を進めています。どちらの研究室でも、リード化合物の構造最適化や新しいリード化合物の探索を行います。また、圃場試験に向けて安全に大スケールで合成可能な合成経路の検討・条件最適化を行い、大学時代には経験したことのないスケールで合成を行います。私は大学時代には有機合成を専攻していました。特に遷移金属触媒反応の研究を行ってきました。大学時代に培った合成力や知識を業務に生かせられていると思います。農薬となり得る化合物をデザインして、自分で創り出すことができる点がこの仕事の魅力だと感じています。
創薬研究センター所属の私の仕事は新規農薬原体の創製です。現在は新しい病害防除剤の開発研究に携わっています。性能を高めるために化合物デザインを行い、有機合成を駆使してデザインした化合物を合成します。合成した化合物は農薬研究センターで評価され、その生物評価の結果をもとに、分子設計を再考し合成・評価を繰り返していきます。合成した化合物が活性を示さないことの方が多いですが、仮説を立てて自分でデザインした化合物が農薬活性を示した時は非常に嬉しいです。新農薬の創出に向けて、先輩や後輩と分子設計や合成についてアイデアを出し合い、生物評価のチームとも日々ディスカッションを行い、楽しみながら仕事に取り組んでいます。