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最終更新日:2025/3/26
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仕事内容【工事】
高校生の頃、たった数年前と比較しても気候が変わってしまった状況を目の当たりにし、環境問題に関心を寄せていました。「公共交通機関を整備すれば、自家用車の利用を減らし、CO2排出量を抑制できるのではないか」と考え交通インフラに興味を持ち始めました。この解決策を実現するには、どんな研究や知識が活かせるのか。それを学ぶために、土木工学の研究が進んでいる大学を選びました。インフラに関する知識を深めていくなか、その重要性を痛感する出来事がありました。大学3年生の時に起きた、東日本大震災です。大規模な津波による甚大な被害を目の当たりにし、防潮堤や道路といったインフラの整備が、人々の生活や命を守ることを改めて認識しました。研究テーマに「津波」を選択するきっかけにもなった出来事です。
日本道路の会社説明会に参加した際、人事の方との面談が印象的でした。自社のアピールに注力するのではなく、学生と対話する姿勢、尊重する姿勢を感じました。説明会には何社か参加したのですが、「この会社で働きたい」という思いが芽生えたのは、日本道路だけでした。環境に配慮された舗装材開発や工法にいち早く注力している点にも惹かれました。入社後、最初に配属されたのは圏央道の新設舗装工事現場。工事の進捗に合わせて柔軟に対応する必要がある現場でした。徐々に仕事にも慣れて工事を進めるなか、忘れられない瞬間を迎えました。工事が完了し、高速道路が開通する時です。パトカーが先導し、その後ろに一般車両が続く様子を見たんです。「自分たちがつくった道路を、実際に人々が走行している」。その光景は、やりがいを超えて感動すら感じさせてくれました。
入社2年目、大きな成長の機会が訪れました。圏央道の付帯工事の一部分を一人で任されたんです。「この区画を、S.H.さんに任せる」。上司からそう言われた時は、実力を認められた喜びとともに、大きな責任も感じました。それまでは目の前の課題に対処するだけでしたが、この経験を通じて、先を見据えて現場を動かしていく重要性を学びました。入社7年目には、転機が訪れました。岩手県北上市での工事で、初めて現場代理人を任されたのです。現場代理人は、契約者の代理として現場の責任者を務める立場。工事の成否を左右する重要な役割です。「現場代理人として私の発言は、『会社の発言』と同じ」。そんな責任の重さを日々感じながら、取り組みました。特に高速道路の規制区間での工事では、徹底した安全管理が求められました。一般車両の誤進入など、予期せぬ事態にも即座の対応が求められ、常に緊張感はありましたが、やりがいも大きかったです。
多くの人や社会に貢献していることはもちろんですが、自分がつくった道路を、自分でも実際に走れることも魅力ですね。完成した道路を運転してみると、「ここの施工は良くできている」とか「少し凸凹があるな」など、つい施工者の目で見てしまいます。また、地図アプリで見ると、工事中の区間は点線で表示されていますが、完成すると実線に変わるんです。その変化を見るたびに、「自分の仕事が地図に載るんだ」という実感が湧いてきます。日本道路の特徴は、若手から裁量権と責任を任せてもらえる社風です。確かに、プレッシャーを感じる場面もありますが、「挑戦したい!」「社会人になってからも技術を伸ばしたい」とか、向上心のある人は大きく成長できる環境だと思います。現場の雰囲気も良く、フランクなコミュニケーションができます。「声をかけにくい」といった雰囲気を感じたことがないので、働きやすい環境だと感じています。
大きな目標としては、日本道路が業界トップ企業になることです。一人の力でどうにかなることではないですが、自分や後輩の成長、社員一人ひとりの成長が会社の成長につながると信じています。建設業界は3Kと言われた時代もありましたが、この10年で働く環境は大きく改善されました。残業時間は確実に減少し、有休も当たり前に取れるようになりました。福利厚生も充実し、給与水準も決して低くありません。ただ、エリアごとの課題などさらに改善できる余地もあります。これからも、社員一人ひとりが会社とともに成長し、業界を牽引する存在になっていきたいと考えています。