最終更新日:2025/3/26

日本道路(株)【東証プライム上場】【清水建設グループ】

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • 建設
  • 建設コンサルタント
  • 設備工事・設備設計
  • 環境・リサイクル
  • 建材・エクステリア

基本情報

本社
東京都
PHOTO
  • 5年目以内
  • 土木・建築系
  • 技術・研究系

道をつくり、 道が未来をつくる

  • S.S
  • 2020年入社
  • 東京農業大学
  • 地域環境科学部 造園科学科
  • 【工事】

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 地域社会・地域密着型の仕事
  • 社会インフラを支える仕事
現在の仕事
  • 仕事内容【工事】

土木や社会インフラに興味を持ったきっかけ

私が道路会社を就職先に選んだきっかけは、高校時代にさかのぼります。建築の仕事をしている姉が、よく家に模型を持って帰って来たんです。模型と向き合う姉を見たり、手伝わせてもらったりするうちに「ものづくりの仕事って楽しそう」という気持ちが芽生えました。
大学は、植物も好きだったので、造園科学科を選択。この時にはまだ、文系の自分が理系の仕事を選ぶとは考えもしていませんでした。大学3年生で所属した研究室が偶然にも土木系だったので、少しずつ土木の世界に興味をもつようになりました。
研究室では、“快適な舗装”について研究していて、せっかくだったら、研究内容を活かした分野、“ものづくり”に携われる仕事がしたいと考えるようになっていきました。就職活動で受けたのは4社ほどです。社会インフラの中でも特に生活に密着していると考えた、道路会社が中心でした。


入社の決め手と入社後のイメージ

魅力的な企業はたくさんあったんですが…最後は自分に合うことを重視。会社説明会や面接、面談で何人もの社員の方とお話する中で、日本道路に決めました。一方的じゃない自然な会話ができて、相談もしやすい雰囲気だったんです。大学の先輩から「女性も大切にしてくれる会社だよ」という言葉も、安心につながりました。やっぱり、最大限のパフォーマンスを発揮するには、環境が大事です。

入社後に驚いたことは、予想以上の自由度とメリハリのある仕事です。正直、創業100年目前の会社なので、堅苦しさというか、裁量とかは期待していなかったんです(笑)
実際は工事の進め方を自分で考えて実行できるし、分からない時や相談したい時は力を貸してもらえる。嬉しい驚きでした。あとは、社員を大切にしてくれる会社だなって。実家近くへの配属など、働きやすい環境づくりを意識してくれていると感じます。


仕事で大変だったこと

現在は現場代理人として、工事現場の全体管理を担当しています。今の現場は、夜間に行う工事で、最初は慣れるまで少し時間がかかりましたが、今では自分なりのリズムを作れるようになりました。昼夜逆転の生活ですが、部屋を暗くしてアイマスクを使って寝るなど、生活リズムを整える工夫をすることで、しっかり休息が取れています。
実は入社前、現場での仕事に対して「体力的に大丈夫だろうか」「作業員の方々とうまくやっていけるだろうか」という不安がありました。でも、実際に働いてみると、肉体労働をするわけではないので、自分のペースで仕事を進められますし、体調管理もしやすいんです。
現場での人間関係も、想像以上にスムーズでした。作業員の方々は皆さん優しく接してくださり、むしろ女性がいることで話しかけやすい雰囲気になっています。もちろん、工事の内容について質問されたときにはしっかり答えられるよう、事前準備は欠かさないようにしています。一緒に現場を見ながら相談したり、コミュニケーションを取るように心がけることで、良好な関係を築けています。


日本道路で働くやりがいや魅力

たくさんありますが、1番の魅力と言えば、誰もが利用する生活インフラを作れることです!友達と旅行をしたときに「ここの道路、私がつくったんだよ」と言えるのは、とても誇らしい気持ちになります。特に、地元の道路工事に携わった時は、子どもの頃から見てきた場所を自分が作り変える、次世代へ繋ぐという、特別な感慨がありました。
最近は、SNSを活用した情報発信や、学校での出張授業など、新しい取り組みにも携わっています。特に小学生への授業では、子どもたちが興味津々に話を聞いてくれて、とても嬉しかったです。


印象深かった仕事と、それを未来につないでいくための目標

今後は、監理技術者を経験してみたいです。工事の進め方以前に、工事自体を0から自分で考えることができるからです。特に、女性の監理技術者はまだまだ少ない現状です。モデルケースとして、先駆者として、後輩を育てられる存在になりたいです。

印象に残っているのは、3年目に携わった外構工事で、この工事で自分が大きく成長できたと感じました。それまでは舗装工事が中心で、ICT技術に頼ることも多かったのですが、この現場では基礎からの学び直しとなりました。
特に測量では、先輩から「この現場は狭くて複雑な形状だから、まず、自分の手で高さを出していかないと」と指導を受けました。毎日のように「この高さ出して」「この勾配は?」と質問され、最初は戸惑いましたが、丁寧に測量の基本を教えていただきました。杭の打ち方や水糸の張り方、勾配の計算方法など、現場で必要な技術を一つ一つ身につけていきました。


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