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最終更新日:2025/3/26
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仕事内容【工事】
正直に話すと、大学入学当初は、土木業界や施工管理の仕事には全く興味がありませんでした。というのも、大学では環境学を学び、健康・環境分野に関心を持っていたからです。興味を抱いたきっかけは、大学で日本道路と共同で実施した、“歩道の歩行感覚に関する研究プロジェクト”。私は、助手として参加しました。そこで、今まで何気なく歩いていた道が、実はたくさんの人の快適な生活を支える技術の結晶だったと分かったんです。道路にはさまざまな種類があり、それぞれに独自の技術が使われていることを知りました。研究を進めるうちに、道路インフラが環境や社会に与える影響の大きさに心を奪われ、次第に土木の世界に魅力を感じるようになっていきました。
日本道路を選んだ決め手は、100年近く続いている企業の安定性と将来性です。転職が当たり前の時代ですが、私は、じっくりと腰を据えて仕事に集中できる会社を求めていました。1つの企業で技術を高めていくために、何より重視していた選択基準です。とはいえ、働く環境も大事です。施工現場の見学では、将来一緒に働くかもしれない社員の方々とお話することができました。皆さん気さくで優しい雰囲気で、社員同士のコミュニケーションも活発な様子に惹かれました。そして、環境保全への取り組みや社会貢献度の高さも、私の価値観とマッチしていました。
1番大変なことは、現場での安全管理の厳しさです。想像もつかない細かな注意点や確認事項の多さに、初めは戸惑いもありました。施工計画の立案でも、天候や周辺環境、交通状況など、考慮すべき要素がとにかく多いんです。ただ、こうした細かな積み重ねが、工事中や完成後の安全性、正確な施工につながっていく実感もあります。高速道路上の小規模な補修工事を担当した際には、工期や予算の管理、協力会社との調整など、自分が中心となって進めていきましたが、初めてのことばかりで、何度も失敗してしまいました。ですが、先輩方の丁寧なサポートのおかげで、少しずつですが確実に成長を実感できました。
現在、初めて高速道路本線工事に携わっていますが、施工後の区間と、まだ施工していない区間を見比べると、違いは一目瞭然です。「こんなにきれいになったんだ」。自分たちの手で作り上げた成果を自分の目で確認でき、仕事が形として残る喜びにやりがいを強く感じました。以前は「当たり前」だと思って何気なく通っていた道路も、自分つくる側に回ってみると、その重要性が身に染みて感じられます。施工した道路が、たくさんの人に使われている姿を見るたび、社会の「当たり前」を支えている実感を持てることが、何よりの誇りとなっています。また、工事の進行にはさまざまな部署との連携が不可欠で、その過程で新しい知識や技術を学べる機会に恵まれていることに魅力を感じています。
目標、夢はたくさんあります。今は、施工管理の基礎を身につけ、現場での判断にも少しずつ自信が持てるようになってきました。これからは、より多くの現場経験を積み、技術力を高めていきたいと考えています。特に、環境に配慮した施工技術の確立や、新しい舗装材料の研究開発という夢もあります。また、現在は高速道路の仕事に携わっているので、今後は歩道など身近な道路工事にも挑戦したいです。日常的に歩く場所だからこそ、より快適で使いやすい道づくりを心がけ、より良い生活環境づくりに貢献していきたいです。また、私を支えてくれた先輩方のような、気さくで相談しやすい存在になることも目標です。女性技術者としての経験を活かし、後輩たちの良きロールモデルとなれるよう、日々精進していきたいと思います!