インターンシップや会社訪問、職場見学などへの参加は企業を知るための有効な手段ですが、参加する前にその企業についての情報を集めておくことをおすすめします。ホームページなどから収集した情報を踏まえてインターンシップや会社訪問を行うことで、事前に知っていた情報と、企業から直接聞いたり、肌で感じたりした情報とのすり合わせができ、疑問点をその場で質問できます。
私は企業研究の期間中、専用のノートを作って、会社訪問などで聞いた内容をその場で書きとめたり、自分のなかでの気付きを書き加えたりしていました。1冊にまとめることで企業ごとの見比べがしやすく、便利でした。
企業研究と自己分析を分けて考える人が多いと思いますが、私はこの2つを同時進行で組み合わせていました。なぜこの企業に興味があるのか、その企業のどんな部分に惹かれているのかを自分の気持ちと照らし合わせて理解することが本当の企業研究だと思います。事業内容や仕事内容など、企業の表面的な情報を得る段階から一歩踏み込んで、自分の気持ちと向き合いながら各企業の研究を深めることで、やりたい仕事、譲れない条件などが定まってくると思います。
経営本部 人事部 人事統括課/檜垣 ひなた