最終更新日:2025/4/26

全農チキンフーズ(株)

  • 正社員

業種

  • 商社(食品・農林・水産)
  • 食品
  • 農業協同組合(JA金融機関含む)
  • 農林・水産
  • 専門店(食品・日用品)

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

生産者の情熱をしっかりと届ける。社員の温かさも仕事の原動力

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働く場所は違っても、良質な商品を扱う誇りは同じ!

安全性と品質に優れた国産鶏肉を全国に届ける全農チキンフーズ。消費者とお客さまに最も近い営業担当の社員たちに、仕事のやりがいや今後の目標、会社の魅力を聞いた。

◆K.I.さん(写真右)
東日本営業本部 営業部 生協課
2024年入社/経済学部経営学科卒

◆N.W.さん(写真中央)
西日本営業本部 営業部 営業課
2022年入社/経営学部国際経営学科卒

◆K.W.さん(写真左)
西日本営業本部 営業部 中部支店
2019年入社/生命科学部生命科学科卒

全農チキンフーズで働く魅力とは?

「面接で感じた人を大切にする印象は、今も全く変わりません。職場も和やかな雰囲気で、先輩たちとも休日にゴルフやフットサルを楽しんでいます」(K.I.さん)
「尊敬する先輩が偉い立場になる10年後、20年後を見届け、その背中を追いかけていきたい。ロールモデルとして目指したい先輩が多いことも魅力です」(N.W.さん)
「各地域や、産地の特性を知ることは、知識が増えるだけでなく、新しい提案にもつながります。異動を経験できる会社のため、営業スキルの幅が広がりました」(K.M.さん)

産地の情熱が詰まった商品を確実にお客さまのもとへ。真摯に仕事に向き合っています/K.I.さん

学生時代、筋トレに熱中したのをきっかけに食の大切さを実感するようになり、就職活動では食品業界を中心に受けました。面接はすべて対面でした。面接官や採用担当と接していく中で、人を大切にする温かい社風が確かに感じられました。

新入社員研修では本社の講義の後、グループ会社の産地の工場に行き、生産の現場を体験。孵化場から関わることができ、餌やりなどを行いました。産地研修は入社してから半年後にもあり、この時は新入社員研修の時とは別の産地にて解体作業にもチャレンジしました。商品がどのようなプロセスを経て届くのかを実践的に学ぶとともに、大勢の産地の方の熱意を目の当たりにして身が引き締まる思いになりました。

5月から生協課に所属し、商品の受発注とデリバリーの手配を行っています。私が担当している取引先は取扱数量が大きいため、業務の責任も重大です。日々、緊張感をもって取り組んでいますが、先日、出荷の直前に配送便が取れていないことが発覚し、肝が冷える思いをしましたが、先輩方が総出で協力してくださり、何とか事なきを得ました。周囲の困った人を放っておかず、必ず助けてくれる上司・先輩がいることを非常に心強く思っています。

生協は店舗がないことが多く、私が納品した商品を店頭で見る機会は滅多にない一方、産直イベントなどを通して産地の方や消費者と関わることが多く、今はそのことにやりがいを覚えています。生協の職員の皆さんは食に対する意識が高く、産地の方も期待に応えようと頑張っています。肉の臭みを少なくするために植物性タンパク質のエサを使ったり、光と風がふんだんに入る開放鶏舎で育てたりといった、生産者のこだわりを知るにつれ、私も自分の仕事に誇りを抱くようになりました。

先にお話しした先日の失敗の際、同じ部署の先輩方はもちろん、別の部署の方々も私のもとに駆け寄り、励ましの言葉をかけてくださいました。焦りながらも耳にした数々の言葉が救いになり、冷静になれた部分もあります。ですから私も、先輩方のように成長するのが今後の目標です。まずは、周囲の困っている人を助けられる力を養うため、真摯に業務に取り組んでいます。

入社1年目から積極的に活動し若手のエースに。国産チキンをもっと海外に/N.W.さん

就職活動では幅広い業界を調べていましたが、面接の際、役員や面接官の方々の楽しそうな様子に社風の良さを感じ、当社への入社を決意しました。私は地元が関東で、入社前は漠然と関東圏の配属になるだろうな、と予想していました。西日本営業本部に配属になると聞いて意外には思いましたが、性格的にやっていけるだろうと楽観的に考えられたうえに、新しい土地での初めての一人暮らしに期待もしていました。

研修を経て西日本営業本部に着任して以降、半年ほどで独り立ちして、さまざまなお客さまに商品提案や数量・価格の交渉といった営業活動を行っています。既存の取引先が中心ですが、関東圏と違うのはスーパーなどの量販店と、「荷受け」と呼ぶ中間卸業者の占める割合がほぼ半々という点です。関東では量販店の取引先がほとんどですので、そこは関西の特徴だと認識しています。

1年目からコツコツと取引先との信頼関係づくりに力を注ぎ、3年目の今年、その成果が一気に実り、現時点での売上は既に昨年の倍ほどになりました。数字を追いかけたい私にはこの上なくやりがいがある仕事だと思っています。上司には新人の頃から前のめりに「やらせてください」とアピールし、提案書の作成から取引先へのプレゼンまで、次々に任せてもらいました。経験がなくても意欲さえあれば、どんどんチャレンジさせてくれる文化も当社の魅力です。

昨年は、海外の展示会に行かせてもらいました。香港の大きなスーパーも視察し、鶏肉のコーナーにずらりと並ぶ輸入品を見て、その規模に圧倒されるとともに、「当社が十分に戦える手付かずのフィールドがこんなに残っている!」とひそかに興奮しました。グループ会社で質の良い商品を安定的に生産・供給できるのが当社の大きな強みですが、海外輸出にはまだ本腰を入れていません。ゆくゆくは輸出事業にも携わり、海外市場を拡大したいという新たな夢が生まれました。そのためグループ会社との人事交流で生産する側の視点を磨き、また産地とつながりを深めるのが今後の目標です。

新天地での経験の積み重ねにより視野広く成長。得意先もスケールアップ!/K.M.さん

就職活動では専攻にとらわれず、さまざまな業界を検討しましたが、安定性を重視して食品業界に着目。当社への入社の決め手は、インターンシップで社員の皆さんが温かく対応してくれたことでした。

今の中部支店に異動するまでの約4年間、九州の拠点を回っていました。九州エリアの取引先は産地が近いので、鶏そのものに詳しく、営業の私への問い合わせも鶏の生産状況や飼育環境といった専門的な内容が多かったです。タイムリーに対応するうちに、提案や価格交渉とはまた別の幅広い知識やスキルが自然と身に付いていきました。九州での経験は、私の大きな強みになっています。

また当社には転勤がありますので、得意先のお客さまから見ると、担当者が変わります。前任の担当者ではなく自分に連絡をいただけるよう、頻繁に取引先へ足を運ぶほか、常に連絡が取れるようにしていました。営業の基本はすべてこの時に学んだと思います。

当社の社員は、どの事業所もやさしい方ばかりです。ただ、拠点によってルールや仕事の進め方が異なるので、複数の拠点での経験を活かし、良かったことは新しく取り入れ、効率が悪いことは改善できるように提案しています。一人ひとりの意見に皆が耳を傾ける雰囲気も、当社の魅力のひとつでしょう。

中部支店では大手量販店の取引先を任され、責任を感じると同時に、それだけ期待されているのだとモチベーションにつながっています。年々、担当する得意先の規模も大きくなっていますが、やはり最大のマーケットは関東だと思うので、いずれは関東で勝負することが目標です。数々の転勤を経て身に付けたスキルや経験がどのように活きるか、楽しみにしています。

学生の方へメッセージ

私たち全農チキンフーズは、日本の生産者を支える全農グループの一員として、食卓に欠かせない鶏肉の国内生産に特化し、優れた品質を追求し続けるとともに、生産から販売まで一貫体制で手掛けています。営業はスケールの大きな取引ができるほか、全国に構える拠点でさまざまな経験を積むことにより、人間的にも大きく成長できるのが魅力です。

面接にいらっしゃる学生さんとお話をしていると、選考が進むにつれ、段々と当社のファンになり、入社を決めてくださる方が多いようです。採用を担当する私たちは、面接の際は学生の皆さんがリラックスできるよう、肩の凝らない話をしたり、WEB面談の際はフィードバックするとともに次の面接の対策を一緒に考えたりと、常に寄り添うよう心がけています。そんな気持ちが少しでも皆さんに伝われば嬉しい限りです。

また、企業選びにあたっては、長く働ける環境であるかは大切なポイントで、社員の人柄が環境の良さに結びついていると考えています。自分がいきいきと、そして長く働く姿が想像できる会社を見つけてほしいと願っています。

(採用担当 M.W.さん)

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M.W.さん自身も採用担当の先輩の人柄に惹かれて入社を決意。「不安なことは何でも相談してください。一人ひとり全力でフォローします」とメッセージ。

マイナビ編集部から

インタビューの最後に全農チキンフーズの魅力を聞くと、3名とも異口同音に「社員の人柄の良さ、職場の温かさ」と答えてくれた。なぜそう感じるのか、「恐らく新人や若手、困っている人を放っておけない社員が多いからだと思います」と採用担当のM.W.さん。先輩にしてもらったことを自分が後輩にも、というリレーが続き、企業文化として根付いているから「どこも居心地が良い」とK.M.さんも話してくれた。

もちろん人を大切にする表れとして、丁寧なOJTや手厚い社宅手当なども整備している点もお伝えしたい。今年度から資格系の指定講座を受講し、合格するとインセンティブが出る資格報奨金制度も始めた。モチベーションを引き出す仕掛けをさまざまに施して優秀な社員を育成するのは、ひとえに安全で美味しい国産チキンを広く届けるためである。このミッションを軸に、今後は販売提案力に加え、商品開発力もさらに強化し、N.W.さんが望むように海外輸出にも力を入れていく。求める人物像は自分の意見をきちんと表明できる一方、素直で思いやりのある人。そんな人材が揃っているからこそ、K.I.さんが言う通り、社員たちは「誇りをもって働ける」のだと感じた。

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会社のファンになって入社する人が多いからエンゲージメントも抜群。ポジティブに頑張る仲間たちがお互いに影響し合ってプラスの相乗効果を生みだしている。

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