1938年の創業以来、櫻井工業では「確実品位ある設計施工」をモットーに業務拡大し続けてきました。私どもが大切にしてきたのは「社員ファースト」の視点。社員が物心ともに満たされてこそ、顧客満足を実現し、社会貢献できるという考えを基本としています。
「社員ファースト」とは、会社が社員の幸せのために力を尽くすことだと私は定義づけています。だからこそ、育児や介護など、いかなる事情を抱えた社員もその人らしく働けるように、社員一人ひとりに合った働き方を提供してきました。社員の数だけ働き方があって良い。そんな思いを持って、より良い環境づくりに力を入れています。
近年は、社員から希望者を募った上で、親御さんに直接お会いして、当社の経営理念や仕事内容について説明する場も設けています。「大切なお子さんをお預かりしている以上、ご両親にも安心していただきたい」という思いから始めたのですが、おかげさまでみなさんに喜んでいただいています。社員を大切にする姿勢は歴代の社長が何よりも大事にしてきたこと。今後も「社員ファースト」は当社の存在価値でありつづけます。
一方、建築業界が大きく変化する今、古いものを壊して新たなスタイルを創る時期にも差し掛かっています。これから入社するみなさんには、既存の社員にはない新しい発想やアイデアを駆使して、真っすぐに挑戦してほしいと思います。
<代表取締役社長・山口 哲司>