予約リストに追加した企業へのエントリーを行いました。
以下のボタンから、予約リストを確認してください。
予約リストへ
エントリー受付を開始しました。
トップページへ
検討リストに登録した企業の中から、気になる企業にエントリーしよう!
0社を選択中
エントリー受付開始!!
会員の人はログインしてください。
最終更新日:2025/4/1
予約リストからも削除されますがよろしいですか?
部署名警察署 地域課
勤務地大阪府
私は現在、地域課に所属している警察官、いわゆる交番のおまわりさんをしています。地域警察官の仕事は、本当に幅が広く、子供たちが安全に登下校できるように交差点で見守りをする仕事もあれば、けんかや交通事故の現場など、いち早く現場に駆けつけ対応しなければならない一刻を争うような仕事もあります。どんな現場でもひとつとして同じ現場はなく、毎回新しい仕事と出会うことができる職業です。臨機応変な対応が求められることから悩むときもありますが、それをひとつひとつ乗り超えていくことで日々自身の成長を実感できるところに、警察官としての仕事の面白さを感じています。
ある日、自転車が放置されているとの通報を受け通報のあった場所に向かうと、一台の電動自転車がぽつんと放置されていたということがありました。その自転車について調べてみると、盗まれたものであることがわかりました。持ち主は80歳のおばあさんで、自転車をその方のもとへ返しに行くと、「この自転車は買い物に行くためなど生活を送る上ですごく大切なものです。ありがとう、ありがとう。」と何度も私たちにお礼を言ってくださいました。本当に嬉しそうに笑顔で話してくださるおばあさんを見て、こうして誰かのためになれるこの仕事に就いて本当に良かったなと思いました。
私が大学受験を控えていた頃、世界ではテロ行為やそれに関わる事件が多く発生していました。その中には日本人の方が犠牲になられた事件も数多くあり、当時学生であった私でも危機感を覚えるほどでした。そんな時、たまたまテレビ番組で話をしていた元警察官の方が、「(事件や事故を)何も起こらない・起こさせないのが我々の仕事、沢山の警戒や色々な危険想定の対策のすべてが無駄になった時、それが我々の任務の成功なんです。」と話されていたのを見て、何気ない私たちの平和な日常は、こうして誰かが守ってくれていたからなのだと感銘を受けました。これをきっかけに私自身も誰かの平穏な生活を守っていけるような人間になりたいと思い始め、警察官を志しました。
実は私は、一度一般企業に就職をした後に、警察官として採用されています。ですから、一般企業の就職活動と警察官の採用選考は様式やアプローチの仕方が全く違っていて、どうすればいいのかわからないという気持ちもすごくわかります。「警察官って近寄りがたいし、堅そうだし、怖そう」そんな気持ちにも共感の嵐です。ですが、意外にも警察官や警察という組織は、皆さんの考えるほど遠い世界の話じゃないんです。普通に電車にも乗っているし、普通にお菓子だって大好きです。仕事内容は確かに他の会社と比べて特殊だと思いますが、色々な考えや経験を持つ上司・部下・同僚と楽しくやりがいのある仕事をしていきたいと思う気持ちは、他の会社で働く方の考えと変わりません。少しでも興味をもっていただけたのであれば、ぜひ気軽に大阪府警察採用案内のウェブサイトを覗いてみてください。ご自身でも想像のつかなかった意外な世界に飛び込めるかもしれません。