学生の皆さんにお伝えしたいのは、先入観だけで可能性を狭めてしまうのは非常にもったいないということです。例えば「営業の仕事は大変」「絶対に自分は事務職が向いている」など、根拠のないイメージだけを頼りに方向性を決めて特定の業界や業種に絞り込んだり、友人や親御さん、先生といった第三者の言葉になびきそうになる気持ちも理解できます。でも実際に仕事をするのは、ほかでもない自分自身。はからずもミスマッチで後悔するのは避けたいところです。
そこでおすすめしたいのが、最初から間口を狭めず好奇心に身を委ね、幅広くいろいろな業界や業種に目を向けていただくことです。具体的には会社見学やインターンシップなどに参加し、その業界や業種の知られざる魅力を探っていただければと思います。もちろん当組合も積極的にインターンシップを実施。一昨年から感染対策を徹底して対面形式で行っています。昨年参加した学生の方々からも「オンライン形式の企業がほとんどの中、対面でのインターンシップは新鮮」や「久しぶりに同世代の人と直接会って話ができてよかった」という声が多数寄せられました。
ぜひ皆さんも、職場の雰囲気や仕事の魅力を身をもって体験することができる当組合のインターンシップを、企業研究の一助としてお役立ていただければと願っています。
<人事担当/天下谷 加奈子さん>