最終更新日:2025/3/6

いわて生活協同組合

  • 正社員

業種

  • 生活協同組合
  • スーパーマーケット
  • 専門店(食品・日用品)
  • 共済
  • 福祉サービス

基本情報

本社
岩手県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

助け合いの精神を軸に、組合員が主役の笑顔に満ちた明るい未来を創造!

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店舗事業と宅配事業で活躍する生協職員に聞く、仕事の魅力

『ともにつくる くらしと未来』を合言葉に、誰もが安心して暮らせる地域づくりをめざす「いわて生活協同組合」。助け合いの精神を軸に、店舗、宅配、葬祭、保障、福祉の5事業で笑顔に満ちた未来を創造している。

そこで今回、基幹事業である店舗事業と宅配事業にフォーカス。新店舗の店長に就任した中堅職員と宅配業務を経て仲間づくりに情熱を注ぐ若手職員に、志望動機や仕事の魅力、今後の目標などについて自由に語っていただいた。

●上田 直人さん(左)
店舗事業部 ベルフ向中野 店長/2007年入協
山梨学院大学法学部法学科卒/岩手県盛岡市出身
趣味はフットサル

●在家 民都さん(右)
宅配事業部 盛岡南センター 仲間づくり担当/2021年入協
岩手大学理工学部化学・生命理工学科卒/青森県八戸市出身
趣味は演劇活動とDIY

いわて生協のここが魅力

人を育てる仕組みが充実。人事や店舗事業部メンバーが来店し面談やアドバイスを行ってくれます。事業部間に壁がなく、意志疎通がしやすいのもうれしいですね。(上田さん)
組合員さんから感謝の言葉をいただけること。宅配や店舗の仕事を通じて組合員さんと直接ふれあい、絆を深めながら生協職員として成長できるのも魅力ですよ。(在家さん)

全幅の信頼を得て新規店舗の店長に!今後も生協職員としてさらなる飛躍をめざす

▼地元にUターンして地域に密着した仕事を志望
子どもの頃から人と話すことが好きでした。接客の仕事に興味を抱くようになったのは大学時代。居酒屋やコンビニでのアルバイト経験がきっかけです。卒業後はUターン就職しようと考えていたので、地元の盛岡で就職活動を行いました。その過程で私の心に響いたのは、いわて生協の人事担当者から聞いた「店舗、宅配、葬祭、保障、福祉など暮らしを支える多彩な事業を、地域に密着しながら展開している」という話でした。私は接客業に魅力を感じていたので、店舗勤務を希望。入協後は念願叶って、盛岡市内の「いわて生協ベルフ山岸」に研修配属となりました。

▼入協16年目。店長として新店立ち上げを経験
ベルフ山岸では日配・グロサリー、農産、総菜といった各部門を約1年半かけてローテーションしました。次いで、ベルフまつぞので日配・グロサリー部門を担当。2009年にはマネジャー見習いとして、新規オープンしたベルフ牧野林の立ち上げを経験しました。その後、マネジャーとして各店舗で3年間勤務。そして、ベルフ牧野林の店長候補を皮切りにベルフ仙北の店長、ベルフ牧野林での6年間にわたる店長経験を経て、現在は2023年3月にオープンしたベルフ向中野の店長を務めています。各店舗で経験したさまざまな仕事。その一つひとつが今の自分を形づくる大切なピースだといっても過言ではありません。

▼これからも組合員の日常に感動を提供していく
正直、新店の店長に任命された時は相当なプレッシャーを感じましたが、それ以上に「全幅の信頼を寄せられているのだから、精一杯応えていこう!」という意気込みのほうが大きく、この気持ちをモチベーションにしながら職員や売場スタッフと力を合わせて日々頑張っています。店長の仕事は基本的に「人・商品・売上」の3つをマネジメントしますが、中でも重要なのが「人」です。ベルフ向中野では、100名以上の売場スタッフと「どうすれば組合員さんに喜んでもらえるのか」を一緒に考えて売場づくりを展開。その小さな積み重ねによって組合員さんの日常に感動を提供していくことが、店長職の醍醐味であり、やりがいだと実感しています。
(上田 直人さん)

組合員と紡いできた信頼関係を糧としながら、岩手県全域に生協の魅力を伝えたい

▼美しい自然と人情味あふれる久慈の地で信頼を育む
大学時代の住居近くに生協の店舗があり、店員さんが珍しい果物の食べ方や調理方法を親身になって教えてくださいました。それを機に、生協の存在が身近に感じられ、就職先として意識するように。ネットで調べてみると組合員さんの声が反映されやすく、職種も豊富で自分の力を発揮できる仕事を見つけられるのではと感じて選考に進みました。入協後は、宅配事業部いわて生協久慈センターに配属。宅配業務に2年間携わりました。久慈市といえば、過去にドラマの舞台として一躍注目された美しい三陸海岸が広がる地域。素朴で人情味あふれる久慈の地で、組合員の方々と厚い信頼を育んでいきました。

▼組合員さんの真心に思わず目頭が熱くなる
一日に60軒以上もの組合員さんのお宅に生協の商品を直接お届けする宅配業務。組合員さんは子育て中の若い方からご年配の方まで実に世代が幅広く、配達先でつい話に花が咲いてしまうことも。その中で懇意にさせていただいていた組合員さんから、盛岡に転勤するため久慈を離れる最後のごあいさつをした際に「在家さんが私にとっていちばんの担当でした」というお褒めの言葉とお手紙を頂戴しました。思わず目頭が熱くなったことを、昨日の出来事のように覚えています。心のこもったこのお手紙は、私にとって最高の宝物。時々手に取り読み返しては元気をもらっています。

▼当初は玄関前でドキドキした仲間づくりの仕事
入協3年目の春から、盛岡南センターで仲間づくり担当をしています。生協組合員への新規加入のお誘いといった仲間づくりを筆頭に、各種コープ共済やサービスなどをご案内しています。周辺地域のお宅を一軒一軒ご訪問するのは少々勇気が必要でした。しかし現在は、訪問回数を重ねるごとに次第に打ち解け、最終的に生協にご加入いただいた時の達成感が前に進むためのモチベーションとなっています。今後は、組合員さんのご要望を汲み取って商品やサービスに反映していけたらと考えています。例えば商品企画や宅配用カタログの制作などを通して、岩手県全域の組合員さんに生協の魅力をお伝えすることができたらうれしいですね。
(在家 民都さん)

学生の方へメッセージ

学生の皆さんにお伝えしたいのは、先入観だけで可能性を狭めてしまうのは非常にもったいないということです。例えば「営業の仕事は大変」「絶対に自分は事務職が向いている」など、根拠のないイメージだけを頼りに方向性を決めて特定の業界や業種に絞り込んだり、友人や親御さん、先生といった第三者の言葉になびきそうになる気持ちも理解できます。でも実際に仕事をするのは、ほかでもない自分自身。はからずもミスマッチで後悔するのは避けたいところです。

そこでおすすめしたいのが、最初から間口を狭めず好奇心に身を委ね、幅広くいろいろな業界や業種に目を向けていただくことです。具体的には会社見学やインターンシップなどに参加し、その業界や業種の知られざる魅力を探っていただければと思います。もちろん当組合も積極的にインターンシップを実施。一昨年から感染対策を徹底して対面形式で行っています。昨年参加した学生の方々からも「オンライン形式の企業がほとんどの中、対面でのインターンシップは新鮮」や「久しぶりに同世代の人と直接会って話ができてよかった」という声が多数寄せられました。

ぜひ皆さんも、職場の雰囲気や仕事の魅力を身をもって体験することができる当組合のインターンシップを、企業研究の一助としてお役立ていただければと願っています。
<人事担当/天下谷 加奈子さん>

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暮らしを多彩にサポートする事業や活動を、意欲的に展開。それを支え動かしていくのは、一人ひとりの生協職員にほかならない。輝く笑顔で未来へとその歩みを進めていく。

マイナビ編集部から

いわて生活協同組合は、県内に16の店舗を運営する店舗事業部と9拠点の宅配センターを擁する宅配事業部を柱に、さまざまな事業を行っている。

取材にご協力いただいたベルフ向中野店長の上田さんが所属する店舗事業部、盛岡南センター仲間づくり担当の在家さんが所属する宅配事業部以外にも、人生最後の大切なセレモニーを執り行う葬祭事業部、コープ共済など暮らしの安心安全を支える保障事業部、訪問介護や在宅介護を行う福祉事業部を展開。さらには本部での商品企画をはじめ、商品部商務(バイヤー等)、人事、総務など、本人の意欲や適性、成長レベルに応じてキャリアの選択肢が拡大しつづけるのも同組合の魅力だといえよう。

今回の取材を通して胸に響いたのは、職員の方々が例外なく「自分ごとのように相手の気持ちに寄り添って行動している」という点だ。それは、何気ない所作や言葉の端々に表れ、聞き手のこちらが清々しい気持ちになってしまうほど。特に印象的だったのは、「部下や売場スタッフの気持ちに立脚して指導することが、店舗運営には欠かせない」というベルフ向中野店長の上田さんが語った一言。

共に働く職員やスタッフ、地域に暮らす組合員に分け隔てなく想いを馳せ、困っていたら迷わず手を差し伸べる。この助け合いの精神こそが、いわて生活協同組合を未来へと前進させる原動力なのだと確信することができた取材だった。

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2023年3月23日にオープンした「いわて生協ベルフ向中野」。同生協の16店舗目で、これまでにないストライプ柄の美しい外観が特徴だ。圧倒的な品揃えで地域一番店をめざす。

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