最終更新日:2025/3/25

生活協同組合コープしが

  • 正社員

業種

  • 生活協同組合
  • スーパーマーケット
  • 給食・デリカ・フードビジネス
  • 福祉サービス
  • 共済

基本情報

本社
滋賀県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

地域に密着しながら多彩な事業を展開し、組合員さんの豊かなくらしをサポート!

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人のつながりを大切にしながら新しい挑戦に挑む先輩たち

商品をお届けする宅配事業を軸に地域密着事業を展開するコープしが。配送業務を通じて一人ひとりと信頼関係を築き、よりよいくらしを提供する先輩たちに仕事のやりがいを中心に取材を行いました。

堀川 和樹(写真右)
長浜センター 支部リーダー/2012年入協
お客様と接する上で自身も成長したいと思い、コープしがに転職。入協から6年半、組合員担当として配送業務に携わり、現在は支部リーダーとして活躍。

國領 隼冶(写真左)
長浜センター 組合員担当/2020年入協
1年目は組合員さんとの信頼関係づくりが大事と実感。2年目は、自ら目標を掲げてさらなる成長に挑む。

岩元 希(写真中央)
長浜センター 組合員担当/2021年入協
地元滋賀で人に関わる仕事を希望しコープしがに入協。先輩同行を経て3カ月後には配送デビューをし、新しいことに次々と挑戦している。

学生のみなさんへ

堀川さん「新人職員たちは、組合員さんとの関係を大切にし心の底から配送業務を楽しんでいます。その笑顔を見るたびに初心を忘れないことを学ばせてもらっています」
國領さん「組合員さんと長年のおつき合いを通じて、より深い関係を築けることが魅力。職場の上司や先輩も優しい人ばかりで、恵まれた環境の中で着実に成長できます」
岩元さん「商品をお届けするだけでなく、人とつながりを大切にし信頼を築いていく仕事。組合員さんも職員も素敵な人ばかりで、その出会いが私のモチベーションです」

上司や組合員さんから学んだ大切なことを部下に受け継ぎ、次世代のリーダーを育てたい。

入協して6年半の間は、週1回決められた日時に商品をお届けする配送業務を担当しました。1カ所わずか4分という短い時間の中で、組合員さんと様々な会話を通じて信頼関係を築いていく仕事にやりがいを実感。目標が明確で、頑張るほど目に見えて成果が上がることに魅力を感じ、もっと時間がほしいと思えるほど充実した毎日を過ごしました。このように取り組めるようになったのは、ある組合員さんからの手紙がきっかけでした。コープしがは3人以上の共同購入の場合、配達手数料が無料になります。諸事情であるグループが解散しましたが、1人の組合員さんが継続利用を希望されていたため、「ご家族や友人の方を誘ってみてください」と何度もお伝えし、新規の組合員さんを集めることができました。けれども、それは組合員さんのためではなく、自分自身の数字を落としたくないという気持ちが大きかったのです。後日、その組合員さんから「熱心に誘ってくれてありがとう」という手紙をもらったとき、自分が恥ずかしくなり、一瞬で目が覚めました。以来、組合員さんを増やすことは、みなさんの幸せにつながると確信し、自信を持って取り組めるようになりました。
現在は支部リーダーとして、今後の方針・戦略の立案から組合員担当のサポートや教育指導、コールセンターとの連携による組合員さんのフォローなどに幅広く携わっています。今までは自分が頑張ればよかったのですが、支部リーダーは部下のやる気を引き出して成果を上げることが役割。一人ひとり性格やキャリア、仕事に対する価値観が異なるため、一筋縄にはいきませんが、私が手を放してしまったら彼らの成長はそこで止まってしまいます。普段から仕事以外の会話をしながらお互いの理解を深め、少しでも成長が見えたときは褒める。職種限定職から総合職を目指したい部下がいれば、その実現の手助けをするなど、根気よく指導を続けています。まずは常に意見が飛び交うような自発的な職場を目指し、一担当者からリーダーとしての意識づけを行い、次世代を担う若手を育てていきたいと思います。(堀川さん)

同じ目標に向かい、チームで協力し合って挑戦する面白さとやりがいを実感しました。

私は地元である長浜で、地域に密着した仕事に携わりたいと考えていました。コープしがに決めたのは、母親が組合員だったため親近感があり、自分が生き生きと働く姿をイメージできたからです。入協後は、食品や日用品などをお届けする配送業務を担当。人と話すことが好きな私は、早くにみなさんと打ち解けることができました。先輩の手を離れて独り立ちしてからは苦労するものの、わからないことは何でも上司や先輩に相談し、組合員さんにも温かく見守っていただきながら少しずつ成長してきました。思ったように成果が上がらないとき、「自分のためと思うと辛くなるから、人のために取り組んだほうがいいよ」という先輩からアドバイスを心がけるように。チームで組合員さんの新規獲得に取り組んだ際には、全員が支部リーダーのためにと一致団結。先輩が後輩を助け、お互いに励まし合いながら1つの目標を目指したことはいい経験になり、職場の絆も深まりました。
2年目に後輩を迎えてからは、自主的に目標を掲げてステップアップを図っています。1つは、感謝の気持ちを伝えること。これまでに組合員さんからは「商品を届けてくれてありがとう」「体調を気遣ってくれてありがとう」と一日に何度も感謝され、そのたびにやる気が高まりました。私も自分に関わるみなさんに同じような気持ちになってほしいと思い、様々なシーンで「ありがとう」を伝えています。もう1つは、素直になることです。できないこと、わからないことは隠してしまいたくなりますが、上司や先輩に正直に伝えて教えてもらう。組合員さんに対しても厳しいご意見やご指摘をいただいたときには素直に謝り、誠意を持って対応するようにしています。そんな言動を通じて、より多くのみなさんに自分という存在を認めてもらい、「國領さんのおすすめなら間違いないね」と信頼していただくことが目標。一人暮らしの高齢者の方も多いので、日々の変化や体調面にも気を配り、商品と一緒に安心をお届けしていきたいですね。(國領さん)

上司や先輩の支えられて新しいことにチャレンジ!成果を上げたことが大きな自信に。

大学時代に地元を離れたとき、豊かな自然と穏やかな人柄に育まれた滋賀県の魅力を再発見しました。ボランティアサークルを通じて人と関わる仕事に就きたいと思い、就職活動をする中でコープしがに出会いました。決め手になったのは、配送トラックに乗せてもらい同行した体験乗車です。先輩と組合員さんが親友のように親しく会話をする様子を見たときから、私も信頼関係を築く仕事がしたいと強く感じました。
コープしがに入協し、まずは10日間、本部で座学形式の新人研修を受け、その後構内での運転研修を受けました。運転に不慣れな私は、ポールに車をぶつけたり失敗の連続でしたが、「自信を持ってやってみて」と上司に励まされ、同期からもアドバイスをもらいながら運転技術を身につけました。その後は、先輩とペアになり、組合員さんへの挨拶から商品の積み下ろし、運転と段階を経て業務を覚えて3カ月後には独り立ち。最初は組合員さんと会話をしたくても商品をチェックしてお届けするのに手一杯でした。時間が足りなくなると焦ってミスをしてしまい、思っていた以上に大変な仕事だと痛感しました。先輩に相談をして「全員ではなく、今週はこの人、来週はあの人と決めて会話をしてみたら」など、たくさんのアドバイスを参考にしながら自分のスタイルを確立しています。常に心がけているのは、忙しいときも組合員さんの話をしっかり聞くことです。些細なことでも一つひとつ聞き逃さずに向き合うことで距離が縮まり、お互いの理解が深まったように思います。
入協して半年間、積極的にチャレンジをして成果を上げることが自信につながりました。コープしがでは、食品や日用品以外にもくらしに役立つ様々な商品やサービスを扱っています。特に「コープでんき」については、不安がなくなるまで何度も何度も上司や先輩に質問をし、必死に勉強してご案内をしました。すると、ある組合員さんから「電気料金を下げたい」と相談を受けて初契約に。毎日の生活に欠かせない電気という生活インフラを私に任せていただけたことが、本当に嬉しかったですね。これからも組合員さんのよりよいくらしに貢献したいと思います。(岩元さん)

学生の方へメッセージ

学生のみなさんに伝えたいのは、固定概念にとらわれずに幅広い業界を視野に企業研究をすることです。私は当初、大学で専攻したデザインの知識を活かせる業界に絞って就職活動をしましたが、自分がやりたい仕事ではないことに気づき、地元である滋賀県を中心に活動を進めて「コープしが」に出会いました。今振り返ってみると、学生時代にスポーツを続けていたので体を動かすことが好きで、アルバイトを通じて人と話すことの楽しさを感じていた自分に合っている仕事。その判断は間違いなかったと確信しています。
このような経験からも難しく考えず、まずは気軽にいろんな会社を訪れ、楽しみながら取り組んでほしいですね。勇気を持って一歩を踏み始めるといい出会いに恵まれる可能性があり、自分には合っていないと感じることも大きな気づきに。辛いことや苦しいことがあっても「最後は何となる!」と前向きに行動することが大切です。私は、コープしがの新卒採用の担当者を担う一方で、すべての学生のみなさんが希望する就職ができるように、いろんな質問に答えたり、相談にも乗っています。ぜひ、会社説明会などで顔をみかけたら気軽に声をかけてくださいね。(人事教育フロア 太田さん)

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太田さん「選考中に関わった職員や採用担当の方の人柄に魅力を感じたことが入協理由の一つです。今は私が学生のみなさんにそう思ってもらえるように取り組んでいます」

マイナビ編集部から

「コープしが」は、消費者一人ひとりが出資して組合員となり、事業や活動の運営に参加する「協同組合」として1993年に誕生。「ともにつくる 笑顔あふれる未来」を理念にお互いを支え合う心を大切にしながら豊かなくらしの実現を目指している。メインとなる宅配事業は、滋賀県下57万世帯のうち19万世帯が加入する県内最大の生協へと発展。そのほかにも店舗事業、介護事業、共済事業、エネルギー事業などを多彩に手がけ、琵琶湖をはじめとする自然を守る活動にも積極的に取り組む。日々の生活はもちろん、地域を牽引しながら将来を担う存在として、これからも様々な活動に着手していくという。

同組合の新卒職員は、組合員に商品を届ける配送スタッフもしくは店舗の部門スタッフからスタート。日々のコミュケーションの中で一人ひとりのニーズを受けとめながら、地域においての役割を学んでいく。支部リーダーの堀川さんは1年目に、こんな出来事があったそうだ。「仕分けミスでクリスマスのチキンの配送ができなかったと上司に報告すると『家族の大切な日が台無しになってしまう』と物流センターまで商品を取りに行き、その日のうちにご自宅に届けたのです。以来、組合員さんの想いや仕事の意味を考えるようになりました」。人と人とのつながりを大切にしながら、豊かなくらしや幸せを提供する――今回の取材では、コープしがの仕事や事業の魅力を改めて知ることができた。

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午前と午後の出発時に、所属長や上司が「気を付けて行ってらっしゃい」と笑顔で見送ります。人に優しい風土が感じられる大好きなシーンですと語る人事の太田さん。
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